「雑に扱われたくない」自分が『自分』をどう扱うかで人からの『扱われ方』が変わる

あなたは『自分』をどう扱っていますか?
『自分』の扱い方は、そのまま周りに伝染し、『自分』にしたような扱いを周りから受けることになります。

どうでもいい存在ではなく、大切なかけがえのない存在として『自分』を扱えば、生き辛さが減っていきます。

目次

 

『自分』の扱い方と人からの扱われ方

人形の写真

あなたは、『自分』をどのように扱っていますか?
大切な存在として、気持ちを汲み取り、認め、否定せずに受け入れているでしょうか。はたまた、ちょっとくらいの乱暴さでは壊れないと思い、気持ちを無視し、考えを否定し、時には「みっともない」と批判しているでしょうか。

あなたが『自分』をどう扱うか。その行動は周りに見られています。
そして、周りはあなたの行動と同じ行動を、『あなた』に行うようになります。

「誰も自分を認めてくれない」
「誰もが自分を批判する」
「雑な扱われ方はもう嫌だ」
そう感じている人は、元々はあなた自身が周りに「私はこういう扱いをしていいよ」と見せつけてしまったのかもしれません。

周りから大切な存在として扱われている人は、自分自身に対して『大切な存在』として扱っています。基本的に『自分』というかけがえのない存在を優先しますが、状況に応じて同じようにかけがえのない存在である他人を優先させることもあります。
自分と人の明確な境界線があり、どちらが上か下かという上下関係で見ていないからこそ、心に従うだけでできる行動ですよね。

では、自分を雑に扱う人は、人も雑に扱うのでしょうか?実は、自己犠牲によって他人を何よりも最優先するような行動をとっています。
例えば、自分も忙しいのに人の仕事を優先して手伝って、自分の分は後で隠れて居残り作業をしたり、人の顔色を窺って自分の意見を変えたりなど。人からよく見られようとするあまり、自分自身を雑に扱うしかない状況に、自らを追い詰めているケースがあります。

どうして、自分を犠牲にしてまで人に手を貸したり、人の顔色を窺ったりしてしまうのだと思いますか?
それは、『自分が大切な存在と思えない』から。自己肯定感が低いからとも言い換えられます。

あなたは『自分』を大切な存在として扱っているでしょうか?
もし『自分』を雑に扱っているならば、それを変えてみませんか?そうしたら、あなたの周りにいる人達の『あなた』への扱い方も、変わるかもしれませんよ。

 

1.『自分』を大切に扱うには

周りにも見える行動の中で、何が『雑な扱い』として見られているか、わかりますか?例えば、次のような行動は、『雑な扱い』をしていると見られます。自分の行動に当てはまっているかチェックしてみてください。

  • 気持ちを否定する・無視する
  • 意見を聞かれると黙る
  • 意見を否定されても怒らない
  • 人格否定や嫌味を言われても怒らない
  • 周りに同調する
  • 人を優先して自分はいつも最後
  • 多少の傷は付いても仕方がないと諦めている
  • 何かあると自分が悪いと考える

思い当たる行動はありましたか?一つ一つの行動は小さなものでも、それが毎日いくつも視界に入れば、周りの人へ意識付けるには十分です。「自分は誰よりも価値の低い存在で、何をされても抵抗しません」と宣言しているようなものです。

もちろん、正常な精神を持っている人ならば、何も抵抗してこないからといって、人格否定の言葉をぶつけたり、乱暴に扱ったりなんてしませんよね。けれど、誰だって自分が弱っていると、他のスケープゴートを求めてしまう時もあるのです。

『自分』を大切な存在として扱うには、先ほどの行動を全て逆のことをしましょう。
気持ちを否定せず受け入れる、人格否定なんてひどい言葉をぶつけられたら怒る、周りに同調するのではなく共感を示し、自分の意見や気持ちと異なる場合はきちんと表現するなどです。

一つずつは小さな行動。しかし、今までやってこなかった人には難しく感じる行動もあるでしょう。
毎日一つ、何か行動を起こしてみてください。小さな一歩が、道を作ります。

 

2.自己肯定感を高めよう

自己肯定感を高めるのは、『自分』が大切なかけがえのない存在だと認識することです。しかし、それはどういう状態なのか、どうすればそう思えるようになるのか、よくわかりませんよね。

自己肯定感は、日々のあなたの思考と行動によって高められます。元々、自己肯定感に根拠なんていらないのです。ただ「自分は唯一無二の存在」と思い、「価値がある」と認めていれば、自然と自己肯定感が高まっていきます。

自己肯定感を高める詳しい方法は、こちらの記事に書いています。ぜひお読みください。
自己肯定感を高めて生き辛さから解放される4つの方法

 

『あなた』のままで『良し』とする

向日葵の写真

世界中に『あなた』は一人しかいません。同じ顔、同じ声の人がいたとしても、同じ場所で生まれ育った人がいたとしても、それは『あなた』ではありません。
何をどう感じるか人それぞれ違うように、その人の存在は唯一無二です。

あなたは、今の『自分』を雑に扱っていませんか?
その理由は、なんでしょうか?

もし自己肯定感が低いなら、自己肯定感を高めましょう。
もし自分が好きになれないなら、自分を嫌わない努力をしてみましょう。
あなたは『あなた』のままで良いと思えると、人生はフワッと楽になります。

生きるのが辛く苦しいよりも、楽で楽しい方を選びませんか?

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