あなたは、自分の不得意・苦手と思う能力やスキルを人並みにする為に、努力を重ねていませんか?
その努力を続けていると、自信を喪失し、自己肯定感まで下げ、人生で大損してしまうかもしれませんよ?
目次
伸ばすべきは『得意』か『不得意』か
自分の能力やスキルを見直した時、あなたは何を伸ばそうとしていますか?
人よりも劣っている不得意・苦手な部分?
ある程度まで意識せずに出来る得意・好きな部分?
日本では特に、『劣っている』ことに対して非常に強い劣等感や不安を抱く傾向があり、得意な部分を無視して不得意な部分や苦手な部分、『人よりも劣っている部分』をどうにかしようと躍起になりますよね。幼少期の教育や社会の教育現場でも、いまだに苦手な部分へのアプローチばかりが基本となっています。
あなたも、今までそうして苦手や不得意な部分を伸ばす為の行動を繰り返し、結果を出せずにいたのではありませんか?
誰にでも得意不得意な部分があり、一部だけが突出していたり、人よりも出来が悪かったりするものです。しかし、それを「劣っているのが悪い」と感じるのは間違いです。
人には個性があるものです。その個性には、もちろん得意な部分もあれば、不得意な部分もあります。人のそうした凸凹な部分は、誰かと手を取り合う為だからと考えてみれば、自分自身に不得意・苦手な部分があっても良いのだと思えるのではないでしょうか。
自分一人でなんでも出来る、誰にも頼らず万能でいる、なんてことは不可能です。
あなたの不得意・苦手な部分と、得意・好きな部分。どちらを伸ばした方が良いと思いますか?
人生は有限です。流れる時間は止められないし、戻せません。限られた人生の中で、あなたは何に時間を使うかを考えてみてください。
不得意・苦手なことに注力した場合と、得意・好きなことに注力した場合の違いを、三つのポイントに沿って解説します。
どうか、これからの人生の参考になりますように。
1.不得意・苦手はやっていて楽しめない
不得意・苦手なことは、多少努力したところで芽は出ません。元々、人よりも劣っていた分、その差を埋め、さらに人を追い越す程度まで高めようとすると、人生の半分をかけた壮大な目標となるでしょう。
多くの時間を費やし、それでも芽が出ない毎日を繰り返していくのは明らかですね。
そうなった場合、どのようなことが起きるか想像してみてください。
毎日悪い結果しか出ないことを繰り返していると、「こんなことに意味があるのか」と自問自答を繰り返すようになるでしょう。
自分の不出来さにもがき苦しみ、自分の力不足や努力不足に苛立ち、やがては無力感となって自分の行動全てに意味を見出せなくなっていきます。
そうなれば、多くの場合は自信を喪失し、自己肯定感さえも下げてしまうでしょう。
辛い、苦しいと感じることを毎日続けるのは、とても困難です。
自分の為にやっているはずの行動が、「努力しないといけない」という思考にすり替わっていくのに、そう時間はかかりません。その思考へとすり替わってしまったことにも気付けないまま、挫折を繰り返しては、自信を失っていってしまいます。
2.得意・好きなことは楽しくて続けやすい
では、得意・好きなことを伸ばしていた場合にはどうなるか、考えてみましょう。
得意・好きなことは、元々が人よりも優れているので、少しの努力であっという間にレベルが上がったことを実感できるでしょう。
何よりも好きなことであれば、努力している時間さえも楽しみとなり、適度なプレッシャーというストレスを感じながら、自分を伸ばしていけます。結果も出やすいので、目標や計画を立てることも億劫ではありません。
自分が伸びていく実感は、継続する気持ちを支えてくれるので、さらに努力を重ねることは困難ではありません。逆に、乗り越えるべきハードルが高い方がやる気が増すでしょう。
そうやって乗り越えたハードルがあるほど、次のステップへのやる気は増し、加速していくように自分自身を高めていけます。
だから、人生では得意なことや好きなことに注力すべきなのです。
人生は一度きり
人生は一度きり。
この言葉は幾度となく、様々なところで耳にされたでしょう。しかし、本当にこの言葉の意味を理解し、受け入れていますか?
人生は後戻りはできないのです。
たった一度しかないからこそ、『自分の好きなこと』に全力で向かわないと、辛いだけの人生となってしまいます。
時間が過ぎるのを待つだけの人生か、時間を忘れるほど熱中する人生か。
選ぶのは、あなたです。
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