『思い込み』があなたを狂わせている!あなたの行動を決める『思い込み』がもたらす苦悩とは?

『思い込み』の常識やルールで、自分自身を苦しめていませんか?
当たり前だと信じて疑わないからこそ、そこが落とし穴かもしれません。

目次

 

『思い込み』がどうしていけないのか?

人形の写真

世間一般の固定観念や常識、ルールと呼ばれるものは、その多くが個人にとっては害になるケースがほとんどです。
個性を潰し、組織が健全に運営されることを望んで作り出された常識やルールですから、一人一人の個人に合わない部分を必ず持ち合わせています。

しかし、これらは幼少期から教育され続け、大人になってからも疑うことなく信じ続けている人も多いため、その『思い込み』から抜け出せずに苦しんでしまうのは、よくあることなのです。
あなたも、『思い込み』によって人生の幅を狭め、自分自身を苦しめ続けていませんか?

『思い込み』がどうしていけないか。その理由は、以下にあげるものを見ていけば、何が自分自身に害となっているか、容易に想像できるでしょう。

  1. 視野が狭くなる
  2. 選択肢が見えなくなる
  3. 人との衝突・対立が増える
  4. 様々な問題が増える
  5. 理不尽だと強く思うようになる
  6. 「自分だけが損している・我慢している」と思うようになる
  7. 不幸ばかりを意識してしまう
  8. 人と比べてしまう

「これは絶対」だと思い込む常識が一つでもあれば、それを当たり前と思わずに育った人とは必ず意見が衝突し、正義はどちらにあるのかという激しい対立関係に発展するのは明らかです。人は、自分自身の中の『絶対』が崩れるのを恐れます。恐るがゆえに、反対意見を持つ人を攻撃してでも黙らせたいという衝動を持ってしまうのです。

例えば、『時間に余裕を持って行動すべき』という思い込みを持っていた場合、相手が5分前に到着していれば何も問題は起きませんね。
しかし、相手が時間ぴったりに来た場合には、大きな問題となります。

自分自身にとって、『約束した時間を守る』ことは正しい行いであり、世界中の誰に意見を求めても「正しい」と言われる行為だと信じています。
しかし、相手はその時間に遅れてこそいませんが、時間に余裕を持って行動していないと受け取ってしまっています。そうなれば、相手の行動に嫌悪したり、相手が自分自身を蔑ろにしていると感じたりして、一方的に信頼を欠いてしまいかねません。

想像してみてください。
もし、自分の周りにいる人が『自分とは合わない』と感じる人ばかりだったら。
対人関係に疲れてしまうのではないですか?
心休まる場所が見つけられなくなるのではありませんか?
その原因を、自分の中にある『思い込み』だと気が付かなければ、「相手が悪い」と思うだけで終わってしまいませんか?

『思い込み』が強い分だけ、あなたの周囲を見る目には偏りが生まれます。
『思い込み』を信じきっているからこそ、あなたは「自分こそが正しい」と疑いません。

もう一度、想像してみましょう。
もし、その『思い込み』を手放したら、楽になれるでしょうか?
人と無駄な衝突や対立をしなくてもよくなり、誰かの言動にイライラすることも、その気持ちを押し隠す我慢も必要なくなれば、それはあなたにとって楽になりますか?

もし楽になれるなら、あなたの中にある『思い込み』を手放してみませんか?

 

1.たくさんの価値観に触れてみよう

絶対だと信じている常識やルールが、特定の地域にある習慣であったり、コミュニティ内だけで通じるローカルルールであったりすると気付くには、外からの視点で観察してみなければわかりません。
それには、たくさんの価値観に触れてみて、自分を広げてみることをおすすめします。

価値観は、思い込みと似たようなものですね。自分の中で育て上げていく『自分を決める基準』です。その価値観を育てていく栄養分は、あなたの経験です。

たくさんの世界や人、出来事に触れて、それをどう感じるか。自分の中で咀嚼して落とし込んで、自分なりの答えを見つけ、「良いな」と思ったものは自分の価値観へと組み込んで。今までそうやって無意識に価値観を育ててきたはずです。

『思い込み』も同じように、自分にはない思い込みを人の中に探してみてください。

最初は抵抗があるでしょう。今まで「これは絶対」と信じてきたことが、実は違うと突きつけられたら、人は素直に受け入れられないものですから。だから、最初は違いを感じ取るだけでも構いません。
少しずつ世間から見ての良し悪し、自分に対する良し悪しを何度も考えてみましょう。何度も考えていくと、今までにない答えに行き着けることがあります。それこそ、あなたの思い込みから脱却できた瞬間です。

 

2.自分も辛い『思い込み』はないか見直してみよう

我慢することに慣れている人は、多少の無理を「無理してるな」とは感じません。厳密には、感じてはいますが自覚できていないと言った方が正しいでしょう。

『思い込み』の中には、自分自身を追い詰めるようなものもあります。けれど、それが「世界の常識」や「これが当たり前」と思い込んでいれば、おかしいのは自分自身だと結論づけてしまい、常識を疑うことをしません。
それでは、いつまでも自分自身を苦しめているのと変わりありませんよね。

今まで疑うことのなかった常識やルール、規則や固定観念などの全てを、一度は疑ってみてください。
たとえ本当に世界のほとんどで「これは当たり前」と言われていることであっても、自分自身に合う合わないは別問題です。

もし、自分自身を苦しめている思い込みがあれば、それを手放しても良いのではないか?手放してみてどうなるのか?を考えてみてください。
自分がその思い込みを手放したことで、誰にも迷惑がかからないのなら、そんな思い込みは手放してしまっても良いですよね。

 

狭い世界に押し込められた『あなた』は楽になれない

箱に入るハリネズミの写真

『思い込み』は、特定の組織や社会がうまく運営されるように作られた常識やルールです。
守る必要がある場面もあるでしょう。
自分に合わないとわかりつつも、合わせなくてはならない場面もあるでしょう。
それでも、常にその思い込みに自分を押し込んで、我慢を選択し続ける必要はありませんよ。

極端に言ってしまえば、あなたの人生はあなただけのものだから、他人がどうなろうと関係はないのです。

常識はずれの行動をあなたがとったとして、それに文句をつけてくる人がいたとしても、あなたはその人の話を聞くかどうか選べます。話を聞きたくないのであれば、無視するのも良いでしょう。
けれど、思い込みを持っていたら、たとえ文句であっても人の話は最後まで聞かなければならないと思い込んでいたでしょうし、そもそも常識はずれな行動をとらなかったでしょう。

それであなたが幸せであれば、生きることが苦痛でなければ問題はないのです。
思い込みを手放さなければ楽になれない、それが問題なのです。

あなたが生きやすい世界を考えてみてください。
あなたの中にある『思い込み』は、あなたを楽にしてくれているでしょうか?それとも苦難と困難に押し込めているでしょうか?

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