あなたは自分のことをどれだけ知っていますか？
案外、『自分の本音』を知らずに生きているかもしれませんよ。
目次
息苦しさや生き辛さは『自分』を知らないせいかも？
生きることに、息苦しさや生き辛さを感じていますか？
もし、その原因に心当たりがないとすれば、それはあなたが『自分自身』のことを何も知らないことで引き起こされているかもしれません。
自分が好きなもの嫌いなもの、好きなこと嫌いなことを理解し、正しく認識できていないと周りの意見や状況に簡単に流されてしまいます。
例えば、流行に乗っているつもりが興味もないものを買ってしまったり、友達や周囲に合わせるためだけに身の回りの物を選んでしまったり。本来なら、自分の好きなものを選んでいいところを、『自分が何を好きなのか』わからないがゆえに、自分にとって辛い状況に陥っているのです。
生きているのが辛い、人と接するのが息苦しいと感じる人は、もしかしたら『自分』のことを「何でもわかっている」と思っているけれど、それは上辺だけで、心の奥に隠れる本音まで把握できていないのではないでしょうか？
嫌なことやものを回避するには、自分が何を嫌いかわかっていないとできませんよね。
それは、『自分』を知ることで可能となります。
あなたの好きなもの好きなことは、何ですか？
心の底に隠してしまいやすい本音まで、把握できていますか？
自分の気持ちを素直に表現できていますか？
どれも『自分』を知ることで、出来るようになります。
まずは、自分自身を知るために次の三つをやってみましょう。
１．好き・嫌いを書き出す
自分のことならわかっているつもりでも、人の行動の大半は無意識によってパターン化されたものです。そんなパターン化した行動では、本当に自分の好き嫌いまでは把握できていません。例えば、その場を穏便に済ませるために自分の気持ちを抑えた、なんてことがあるでしょう。そうした我慢を続けれていると、その我慢がパターン化され、自分の本当の好き嫌いから遠ざかっていくのです。
まずは、隠れがちな自分自身の本当の気持ちを把握していきましょう。
そのために、好きなこと好きなもの、嫌いなこと嫌いなものを思い当たるだけ書き出してみてください。ノートでも紙の切れ端でも構いません。とにかくあなたの中にある『好き・嫌い』を全部書いてみましょう。
最初は何があるかな、と考え込んでいきますが、書いていくうちに少しずつ本音に近づき、「そういえば〜は好きだったな」と、心の中にある本当の好き嫌いが見えてきます。
誰かに見せるものではないので、遠慮なんてせずに書くことが重要です。
人に見せるわけでもないのに『良い子』を演じる必要はありませんよね。普段は言えなかったことも、書き出してください。
２．『嫌い』を自分から遠ざける
好き嫌いを全部書き出すことができたら、その中の嫌いの項目に注目します。
書かれた嫌いの項目の中で、今のあなたの生活に関わっているものはありますか？もしあれば、それをできる限り自分から遠ざけましょう。
嫌いなものが生理的嫌悪だとしても、理由のある嫌悪だとしても、どちらにしても接しているだけでストレスに違いはありません。回避した方がストレスもかからず、無理を習慣化してしまうリスクも減らせて一石二鳥です。
いきなり遠ざけることができない場合は、少しずつ減らしていけるように努力してみてください。
やって出来ないことがあるかもしれませんが、最初からどうにもならないことは多くはありません。「無理だ」と言う前に、自分を楽にするための行動をとることが大切です。
まずはやってみて、「どうだったかな？」と自分に問いかけてみてください。
もし、楽になれたのならば、良かったですね。今後も減らしていけるように環境を変えていきましょう。
３．新しい世界に触れてみる
漠然としか『自分自身』を把握していない人は、いきなり「何が好き？」と言われても、表面的な答えしか出せないことがほとんどです。
けれど、そんな自分を卑下してしまわないでください。それは、あなたが今まで周りに合わせようと生きていく努力をしてきた結果なのですから。
けれど、自分の人生を好きに生きていいことに気がついた今からは、あなたは『あなたの為』に生きて良いのです。
そこで、新しい世界に触れてみることをおすすめします。
何が好きなのか興味や関心のあることが何なのかわからない人は、どこに自分の興味や関心、好きなものがあるかを知らなければ先へは進めません。まずは、色んな世界に触れて、あなたの『好き』がどこにあるかを探してみましょう。
幸せにステップアップしよう
今が幸せなら、今が満足なら、それを無理に成長させたり変えようとしたりする必要はありません。
けれど、今が不幸なら、今が生き辛いなら、その現状を変える行動を選んでみませんか？
人生は、いつもあなたの選択によって創られます。
あなたが何を選択するか、ただ一つの我慢を選択しただけでも、あなたの人生に大きな影響を与えるかもしれません。
あなたを幸せにするのも不幸にするのも、『あなた』の選択です。
選びましょう。幸せになるための道を。
あなたが選べば、道は拓けます。
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