失敗した時・落ち込んだ時の回復法！自分から自分へのメッセージを書こう！

2022/08/30

落ち込むほどの失敗をした時など、心はそう簡単には回復してくれませんよね。そんな時に役立つのが、『過去の自分からのメッセージ』です。
心が元気な時に仕込んでおけば、いざという時に心を回復させる足がかりになります。

落ち込む自分に『過去の自分から』のメッセージ

ちょっとしたミスや失敗程度では、そこまで落ち込むことはありませんよね。けれど、それが二度三度と続いたり、失敗した出来事を何度も思い返していたりすると、心への負担はどんどん増して簡単には回復できないほど落ち込んでしまいます。

人の本能は、「この嫌な状況から逃れたい！」と強く思うあまり、分析や解決のためにその出来事を何度も思い返してしまうのです。
けれど、ほとんどの場合は思い返して嫌な気持ちになるだけで、冷静に出来事の分析も解決策を考えることも難しいですよね。

冷静さを欠いてしまえば、まずは心にかかったストレスを解消しなければ、冷静さを取り戻せません。自分なりのリラックス法やリフレッシュ法を確立させている人ならば、それを行って、心を整えましょう。
もし、そんな方法は知らない・まだ見つけられていないという人には、おすすめの方法を一つご紹介します。

手間もかからないし、人のアドバイスを聞くよりも効果が強いので、ぜひ試してみてください。

１．自分を励ますメッセージを書き溜めよう

まずは、元気な時や調子の良い時など、心に余裕がある状態の時に自分に向けてのメッセージを書きます。
このメッセージを読むのは、ミスや失敗で落ち込んでしまった『未来のあなた』です。そんな自分自身に、なんて言葉をかけたいですか？

例えば、このようなメッセージを書いてみましょう。

涙もきっと晴れる
上手くいかなくても最初だけかも
やり続けたら出来たこともあったよ
頑張った経験は無駄にならない
疲れるほど頑張ったね
お気に入りのお茶を飲んで呼吸してみよう
リフレッシュしても良いんだよ

様々な状況を想定して、具体的なメッセージを書いても構いません。具体的な内容の方が役に立つ時がくる可能性もあるでしょう。
心に余裕がある時に幾つも書き溜めておき、綺麗な箱などに入れて、必要となる時期まで取っておいてください。

２．落ち込んだ時に一つ開けてみよう

上記で作ったメッセージボックスは、心が落ち込んだ時にこそ出番です。
鬱々とした気分が晴れない、何度も嫌な出来事を思い返して嫌な気持ちを思い出してしまうなど、心が落ち込んだ時にメッセージボックスを開けて、中から適当に一枚を選んでください。

メッセージには何が書いてあるでしょうか？
そのメッセージは、過去のあなたが今のあなたへ元気を取り戻す助けになればと書いたものです。落ち込んだり後ろ向きになった時に、そっとそのメッセージを読んで心を癒してみてください。

メッセージには直接的な解決策は一つもありません。けれど、幾つも書き溜められたメッセージは、落ち込んだ自分を慰め、優しく包んでくれます。
誰かの言葉では「それはあなただから」「自分には出来ない」と拒絶してしまっても、過去の自分自身のメッセージなら受け取りやすいこともあって、素直に心に浸透するでしょう。

ランダムに選んだメッセージが、心に直撃することもあります。
ふと偶然開いたページの言葉で勇気づけられるように、自分自身に運命を仕込んでみるのも良いと思いませんか？