生きていると、いつの間にか無駄なものに執着していることがあります。持っているだけで有益でないならまだしも、害が及んでいるとしたら、どうしますか?
人生を後悔する前に手放すことをおすすめする『無意識に執着しているもの』三つをご紹介します。
目次
無意識に『執着』していない?いつか後悔する『無駄なもの』とは?
意識して自分の行動や思考を変えようとしていても、無意識の領域まで意識できていないことが多いです。
人の行動のほとんどは無意識に行われているため、一度習慣化した行動や思考は、改めて見つめ直さないと気付くことさえ難しいでしょう。
今回は、そんな無意識で行っている行動や思考の中から、手放した方が楽に生きられるものを三つご紹介します。
日常生活の中でもよくしている行動、無意識に考えていることなどがあるので、自分の普段の行動と照らし合わせて確認してみてください。
そして、該当する行動や思考があったら、できるだけ早急にそれを手放すことをおすすめします。
1.合わない人に割く時間
価値観が合わない・性格が合わない。そう感じる相手というのは必ずいるものです。相手を好きになれないことを恥じる必要はありませんし、相手に謙る必要もありませんよ。ただ『合わない』というだけのことなのですから。
しかし、そんな対人関係を維持し続けていると、時間が勿体ないだけでなく、心に大きなストレスを与えてしまい、最悪の場合には心が病んでしまうことも考えられます。
労力や金銭を搾取してくる人、利用しようと近付いてくる人、価値観が違ってイライラする人など、自分とは根本的に合わないと感じる人に割く時間は、苦痛そのものです。付き合いを続けていても負担になるだけで、メリットよりもデメリットの方が大きくなるのは明白です。
2.「とりあえず」取っておいた部屋の荷物
買い物をした際のお店の紙袋や街で配られていたキャンペーンのチラシ、いつか使うかもしれないクーポンや無料だからと貰ってきたアレコレが、部屋の片隅を占拠していませんか?
その荷物、見るたびに心にストレスを与えていますよ。
心を休め、寛ぐための空間となる部屋は、できるだけ荷物が少ない方が良いとされています。それは、視覚から入る情報を脳は必ず処理しようと働いてしまうからです。
家に帰っても「なんだか疲れが取れない」という人は、家の中が散らかっていないか見渡してみてください。とりあえず寄せて置いただけの荷物があちこちに散らばっていませんか?山積みになっていませんか?
そうした荷物を見るたびに、心は「ああ、掃除しなきゃ…」と自分に突きつけてきますが、後回しにすると心はモヤモヤを隠しきれません。
そんな状態でいることもまた、ストレスですよね。
3.世間体・固定観念・思い込み
自分の行動も心も思考さえも縛り付ける固定観念や思い込みは、持っているだけでも害悪です。早々に手放すことを強くおすすめします。
周りから「こうあるべき」と突きつけられる世間体や固定観念、思い込みの類は、自分の本当の気持ちを抑圧しやすいものです。
幼い頃から周りと合わせて行動することを教育されてきた日本人は、つい自分の気持ちに従うことよりも周りとの列を崩さずに歩くことを良しと叩き込まれてきました。そのお陰で、大人になってから「個性を主張して」と言われても、何をどうしていいかわからなくなってしまうのです。
「本当はもっと楽をしたい」
「本当は〜がやりたい」
そんな心の本音を受け流してばかりいると、いつしか自分の本当の気持ちがどこにあるのかをも見失ってしまいます。それは、頼るべきものもなく世界を彷徨うような心細いものであり、小さな枠に押し込められる苦痛でもあるでしょう。
生きているのは『今』
あなたは、過去に起きた出来事に縛られて生きているわけではありません。未来に起きるであろう出来事にも縛られてはいません。『今』という時間の流れの中にあって、『この瞬間』にだけ生きています。
とするならば、過去にも未来にも縛られることなんてないと思いませんか?
今を一生懸命に生きれば、それは自然と過去になります。
今を一生懸命に生きれば、それが未来へと繋がっていきます。
あなたがどう足掻こうとも、生きている時間は『今』だけです。
過去を悔いるのも嘆くのも、未来を恐怖するのも、意味はありません。『今』という時間にいるあなたには、どちらも手が届かないものなのですから。
無意識に執着してしまっているものを手放せば、その意味はよりリアルに意識できるでしょう。
あなたの人生を、『今』という人生を謳歌するために、いらないものは手放してみませんか?
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