優柔不断や気の遣いすぎを治す『4つの練習行動』積み重ねれば変われる!

優柔不断な自分に悩んでいませんか?人に気を遣いすぎる自分を変えたいと思っていませんか?
それは、小さな練習を繰り返すことで叶えられます。

優柔不断や気の遣いすぎを治すための4つの練習行動をご紹介します。
自分で物事を決められる贅沢を、あなたの手に取り戻しましょう。

目次

 

優柔不断?気の遣いすぎ?あなたは自分で『決断』できている?

分岐路の看板の写真

何かを決める時、何かの意見を求められた時、自分の決断を人に伝えることが難しいと感じていませんか?
並べられた選択肢の中から、「何が正解か?」と考えすぎて決めきれなくなってしまったり、気を遣って相手が喜ぶ回答を探してしまったりしていませんか?

自分が安全に生きる術として、人を優先したり、人に気を遣うのが当たり前だったりすると、自分で物事を整理し分析し、決断することが困難になっていきます。

ただ物事を決めるだけ、と捉えれば、確かにその通りなのですが、それが困難になるとどうなると思いますか?

自分で物事を決められなければ、常に決断してくれる代わりの人を必要とすることになります。
最初は対人関係や仕事関係で誰の意見に賛同するか、新しい何かを決める時にどの選択肢を選ぶかなどですが、徐々にそのハードルは下がり、最終的には今日の食事のメニューさえも自分で決められなくなってしまうことがあります。

あり得ないように思われるでしょうが、実際に思考は自分の行動によってゆっくりと変わっていくものです。『自分で決めずに人に決めてもらう』と行動していれば、いつかは『自分では決められない』と変わっていくのも不思議ではありません。

もしそれが、あなたの人生の選択を決める状況だとしたら、それを誰かに委ねますか?
もしその決断が、あなたの本当の気持ちと一致しなくても、その決断を受け入れますか?
そして、決断の結果がどうであれ、決断した人を責めないと言えるでしょうか?

『決断』は、決して手放してはいけません。特に自分の人生に関わることを、自分以外の誰かに委ねてしまえば、あなたの人生なのに『誰かの言いなりになる人生』を歩むしかなくなってしまうのです。
楽しみも悲しみも、その人からしか与えられない人生は、とても不自由でしょう。

決断を人に委ねているのなら、その本心は『人と対立したくない』や『人から嫌われたくない』という思いからでしょうか?
だとしたら、決断を人に委ねている方が対人関係を悪化させます。

決断は、エネルギーを消耗するのです。簡単に言えば、人に決断を委ねている人は面倒事を他人に押し付けているようなもの。それが毎日となると、相手にとっては負担となりますよね。
そんな関係性が、良好でいられるはずもありません。

自分で考え、自分で決め、自分の人生を歩めるようになりませんか?
決断はエネルギーを使う行為ではありますが、『自分で決める』という行為は自尊心や自己肯定感を高める効果を得られる重要なものです。

優柔不断や気の遣いすぎを治し、自分で自分の人生を決断していきましょう。

 

1.「自分はどう思う?」を最初に考える

人の気持ちを察する力に長けていたり、人に気を遣いすぎたりする人は、意見を求められるシーンで無意識に、そして瞬間的に「この人はどう思うか?」を最初に考え始めます。もはや癖のようなものなので、その思考を止めるのも難しいでしょう。

そこで、まずは「自分はどう思う?」と最初に考えるように習慣を直していきましょう。

相手が喜ぶ回答、相手に気に入ってもらう態度ではなく、関係性が悪くならないようにとの配慮からでもなく、自分自身が『どうしたいのか』を探す練習です。

慣れないと、つい人のことを優先して考え始めてしまいますが、その思考に気がついたら「自分はどう思うか?」をそこから考え始めてみてください。

 

2.自分で決断する

物事の決定権をいつも人に預けてしまっている・譲ってしまっている人は、だんだんと自分で決断する機会が少なくなり、優柔不断に拍車をかけます。

決断することは、情報を整理し、自分の気持ちと向き合う行為です。情報を整理・分析する、自分の気持ちを取り上げる、相手にその決断を伝えるの一連の流れは、優柔不断な人にとって素早く行うことができません。
なぜなら、取り上げる情報の中から「相手が気に入るもの・気に入らないものを分けよう」としたり、自分の気持ちではなく見えない相手の気持ちを察しようとしたり、決断を伝える段階では、「相手に嫌われないか」と余計なことを考えているからです。

まずは小さな決断をすることから始めて、だんだんと決断する行為そのものに慣れていきましょう。

例えば、5分で今日の食事のメニューを決める、5分で今日着ていく服を決めるなどから始めると、ハードルも低いため試しやすいでしょう。
時間制限を設けるのは、長々と考えて決められない状況を回避するためです。まずは決断することに慣れていってくださいね。

 

3.自分にプレッシャーを与えない

決断する練習を始めると、「失敗したくない」という気持ちがいつの間にか心に巣食っていることがあります。どんな小さな決断、それこそ食事のメニューでも「今まで食べたことがないくらい美味しい!」と思えるような大当たりを選ばないといけないという、不思議なプレッシャーを自分に与えていませんか?

人生は選択と決断の連続で出来ています。その結果が『今のあなた』となっていますが、これまでの選択と決断に、一つも間違いはなかったのでしょうか?『間違い』というものがあったのでしょうか?

人は、どんな出来事も自分の糧にして経験を積み重ねることができます。考え方次第、捉え方次第で、どんな苦境も自分を成長させるためのステップや、人生をより楽しませてくれるスパイスにすることができるのです。
だから、「完璧でなければならない」や「良い結果にしなければならない」と自分にプレッシャーを与えるのはやめましょう。

もし、良くない結果になっても、「自分に合わないものが一つ明らかになった」や「話のネタになる」などと考えてみると、意外と悪い体験ではないと思いませんか?

 

4.選択肢を減らして考える

優柔不断な人ほど、全ての選択肢を並べて、端から一つずつ確認している姿をよく見かけます。例えば、惣菜系からスイーツ系まで揃っているメニューが豊富なクレープ屋さんの前で、どれを注文しようか決めかねていませんか?

選択肢が多いのは、どちらかと言えば良いことです。選ぶ道がたくさんあるということは、いくらでも今の自分が選ばない道も選べるということですから。
しかし、多すぎる選択肢は決断を迷わせるデメリットも生じさせます。

そんな時は、自分が絶対に選ばないであろう選択肢を削除してから考えましょう。処理する情報が多すぎると、考えるスピードが遅くなり、決められないということにもなってしまうかもしれませんね。

初めから「今この選択肢は必要ない・選ばない」というものを削除しておけば、処理すべき情報を絞り込むことができます。必要な情報だけを考えれば良いので、あれこれ考えすぎるのを防止することもできますよ。

 

『自分で決められる』その贅沢を味わおう

森の中の道の写真

物事を自分で決められるというのは、実はとっても贅沢です。
子供の頃を思い出してみてください。なんでも親が決めたものしか手にすることはできませんでしたが、すぐに「自分でやりたい」と主張するようになりましたよね。

ほんの少し成長しただけで、子供は自分で見た世界を体験したいと強く思うようになり、行動に現れるようになります。気になったものを掴み、感触を確かめ、それが何なのかを理解しようとしますよね。
そして、それが自分にとっての喜びや楽しさとわかると、新たな刺激を求めて探しはじめるでしょう。

自分が好きなもの、嫌いなもの。
自分がしたいこと、やりたくないこと。
それがはっきりしているのは、自分で決断しているからです。

世界が広がる楽しさは、子供の頃に経験しています。
その楽しさを、もう一度取り戻りしてみてください。
今度は、もっと大きく広がる世界の中で、自分の喜びや楽しみとなるものはないかを探し、それを手にする決断をしてみましょう。

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