忙しい時、つい自分の体や心に無理をさせても働き続けていませんか?きちんと休める時に休んでおかないと、日常的なことがままならなくなるだけでなく、人生さえも楽しめなくなってしまいますよ?
目次
休んでいるつもりで休めていない?
休憩時間や休日に、ふと仕事ややるべきことを思い出して、ついつい手を出していませんか?
平日の仕事モード100%ではなく、休みの間にちょっとやるだけのつもりで50%で仕事をしていたとしても、仕事をしている日よりも仕事をしていないだけで、休日に仕事をしていることに変わりはありませんよ?それでは、休めていませんからね?
人のために働こうという気持ちがある人ほど、自分の時間をどんどん犠牲にして何かをしようと、常に動き回っています。たとえ本当に人のためであったとしても、休める時に休んでおかないと、全力で働きたい時に40%しか力が出せない状態に陥ってしまいます。
それで評価が下げられてしまったり、印象を悪くさせてしまったりするのは本意ではありませんよね。
休むことは心身にとって重要な行為だと頭では理解しているはずなのに、どうにも日本人は『自分を軽視』しがちです。その根底にあるのが「身を粉にして働くことこそ美しい」と叩き込まれてきたせいかもしれませんが、その古い価値観に縛られている限り、身も心もいつか壊れてしまいます。
休むべき時に休まないと、働きたい時に動けなくなってしまうのは明白ですよね。
自分の心を守るために、健全な心を保つために。それは自分を守ると同時に、あなたを大切に思う人達の願いを叶える行為でもあります。
自分のため大切な人のために、しっかりと休みを満喫しましょう。
休み方は人それぞれですが、心身が疲れている時は目、脳、心を意識して休ませてみてください。疲れを感じ取りやすいのに、ついつい働かせすぎてしまう部分です。しっかりと休ませて回復させてあげましょう。
1.目を休ませよう
仕事という作業は休めても、つい何か他の雑務を始めていませんか?もしくは、本を読んだりスマホを見たりして、目を酷使させていませんか?
人は何か作業をする時には、必ず目を使って情報を集めています。
だから、目を閉じて休める時間は貴重なのです。
音楽を聴いたり、近くのものではなく遠くの自然を見るようにして目を休めるように心がけてみてください。日常的な作業では、手元を見ることが多くなり、近視になりやすい生活となっています。遠くを見るようにすることで、目の緊張を休めることもできます。
また、本を読むにしても、聞き流して読めるタイプの本などを活用して、目に負担をかけないで休んでみましょう。
2.脳を休ませよう
脳はあらゆる外部刺激を処理するために働き続けています。休憩時間や休日は、そんな脳の働きを抑えて、回復させてあげられる大切な時間です。
脳を休めるには、刺激を抑えるのが有効です。
それには、スマホやパソコンを持たないことが最も効果的でしょう。スマホやパソコンがあると、つい刺激的な情報を開いて見てしまいます。SNSや新着ニュース、アプリゲームなど、脳を刺激する情報は尽きることがありません。
瞑想やぼーっとする時間を設けて、いつも働いてくれる脳をしっかりと休ませましょう。
3.心を休ませよう
体や脳と違って、疲れ具合がわかりにくいのが心ですよね。けれど、心もいくつもの小さなストレスの積み重ねによって疲労しています。疲労を回復させなければ、病気になってしまうのは体と同じです。
心を休ませるには、何をするのが最良か。やはりそれは、ストレスのない環境に身を置くことです。
自然の中にいるだけで、ストレスを解消し心が回復されることは明らかになっています。街中を離れて、大自然を見にいくのも良いですね。
そのほかにも、自分の好きなことにトコトン時間を使うこともストレス解消に一役買ってくれます。
休めば楽になる・楽しくなる
休んでいると、まるで自分が悪いことをしているように感じる人もいますが、休むことは罪でも罰でもありませんよ。そう感じる自分の中の意識を、ぜひ見直してみてください。
休みたいのに休めない人の心理について、こちらの記事でご紹介しています。ぜひ参考にお読みください。
【疲れた。でも休めない」はナゼ?休めない・休まない人の心理】
きちんと休めば、体は楽になり、脳は再び元気に働くことができます。心もまた元気を取り戻せば、適度なストレスをバネにして、起きる出来事を楽しむ余裕さえ持てるでしょう。
休みは、心身を回復させるために必要ですが、休むことでより人生を楽しむことができます。
ぜひそれを、あなた自身が体感してみてください。
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