悪い情報を深追いする心理とは?ストレス過多になる悪い習慣!

悪い情報ばかり眺めていませんか?それが休憩時間中だけから、家にいる間中ずっと見続けているとしたら、心に強いストレスを与え続けていることになりますよ。

目次

 

悪いニュースばかり見ているのはナゼ?

スマホを操作する人の写真

最近、スマホばかり見ていませんか?その中でも、悪いニュースに偏ってみていませんか?
その行為、実は心にとてもストレスや不安を与えています。できれば今すぐにやめましょう。

悪いニュースは24時間いつでも流されていますね。悪いニュースは人々の関心を引きやすいため、良いニュースよりもたくさんの人が集まってきます。
しかし、いくら興味を持ちやすいからといって、常に悪いニュースばかり見てしまうのは不思議ではありませんか?

それは、人の危険を察知しようとする本能が関係しています。

例えば、悪いニュースが自分と全く関わりのない遠い地域の情報であれば、心配になる人はあまりいないでしょう。しかし、それが自分の居住地に近い、または自分の生活に直結するかもしれない内容であった場合、もっと深く情報を知ろうと調べようとします。

自分や家族の身に危険が及ばないか、今の生活が崩れるような危険はないか、暮らしや仕事などにどのような影響を与えられてしまうのかなど、不安は数えきれないほど湧き上がり、「リスクを回避するため」という大義名分のために、いつまでもその情報を追い続け、不安がなくなるまでやめられません。
残念なことに、不安とは完璧に消し去れるものではないので、いつまでもやめられなくなってしまうのです。

このように、度を超えて悪い情報を集めたり調べたりしてしまうと、心にも悪影響を及ぼします。悲観的になったり希望を感じられなくなったり。
また、自分よりも不幸な人達を見ることで、「自分はまだ大丈夫」と感じようとする気持ちが隠れているケースもあります。

もし、悪い情報を見続けて調べ続けてしまうだけで、自分の行動に制限をかけることができないならば、次の三つの方法を試してみてください。
悪い情報から、少しでも距離をとって、平穏な心を保てるように環境を整えましょう。

 

1.情報を遠ざける

まず一番最初にすることは、情報自体を遠ざけることです。

可能であれば、情報を取得している媒体を見ないことですが、スマホやパソコンを一切使わないというのは現代では無理ですよね。そんな場合は、家にいる時や休日だけでもスマホやパソコンを手放してみてください。

スマホの通知機能は、便利ですがとても厄介です。見たい情報と一緒に見ない方がいい情報までセットで届いてしまうので、悪い情報に捕まりやすいのです。
見ないようにするのではなく、見れない状況に自分を置いて、情報を遠ざけましょう。

休日にはスマホの電源を落としたり、棚にしまったりして、すぐに見ることのできない状態を作りましょう。どうしてもスマホを使う場合には、連絡手段以外の全ての通知を切ることをおすすめします。

一度情報から遠ざかると、見たいという欲求が引いていきます。まずは、その一歩を踏み出してみてください。

 

2.不安を書き出してすぐに起きないことを確認する

危機回避の本能によって突き動かされてしまうならば、理性を総動員してその不安と向き合いましょう。これも効果的な方法の一つです。

不安なことは、9割が現実には起きないと言われています。それを証明するかのように、不安に思うことを書き出してみても、そこに書いた内容のほとんどが起きませんので、試してみてください。

不安なことを紙に書き出して、自分がどんなことに対して不安に思っているのか、何が起きたら嫌だと感じているのか、どうなることを不安視しているかなど、思いつく限りの不安をどんどん書き出していってください。より細かく描き出せる部分があれば、それも書き出します。

そうやって書き出した不安を、改めてもう一度読んでみてください。
例えば、来週にその紙に書いた不安な出来事は起きるでしょうか?次の1ヶ月間に起きるでしょうか?今年中に起きるでしょうか?

もし、すぐに起きそうにない出来事であれば、今すぐにどうこうしなければならないわけではないでしょう。対策する時間は十分にあるはずです。慌てずに、不安な出来事への対策を少しずつ行えば、問題は無くなりますね。

よく「心配事を想像すると大体当たる」という人がいますが、それは『そうなるように自分で動いているから当たる』のです。
人の行動は、自分が思い描いた通りに進みます。右手を上げたいと思えば上がるし、コップを持ちたいと思えば持ち上げるでしょう。そして、人の記憶も自分に都合のいいように覚え、思い出しています。
自分自身の行動や思考に、このような偏りがないか、客観的に自分を見直してみるのもおすすめです。

 

3.瞑想する

心が不安定になった時、無理にポジティブな考えに直そうとすると、心は自分が否定されたことを強く記憶してしまうので相当なストレスとなります。
そんな時は、まずは心を落ち着けるように瞑想をしてみてください。

瞑想は、思考や感情をリセットするのに最適です。不安という自然に生まれた気持ちを否定せず、ただ受け入れることや、頭の中で考えを巡らせて堂々巡りになってしまった思考を整理することは、心の安定を図る一つのステップとなります。

落ち着ける場所ならば、部屋の中でも屋外でも構いません。楽な姿勢で座り、背筋を伸ばします。
体にある息を吐き切るように、ゆっくりと口から吐き出しましょう。
次は、清浄な空気が鼻から気道を通り、体内の隅々まで行き渡るイメージでゆっくりと吸い込みます。
息を吐く・吸うを、思考をせずに繰り返すます。

途中で何度も考えや悩み事などが浮かびますが、その都度呼吸に集中して考えを止めてください。
慣れている人は5〜10分を目安に行い、初めての人は2〜3分から始めてみましょう。タイマーをセットしておくと、より呼吸に集中できます。

 

情報と上手に付き合おう

街の夜景の写真

世の中には、情報が溢れています。それも悪い情報の方が圧倒的に多いです。やはり人の目を引きつけやすいという理由から、もしくは発信している人が悪い情報に囚われているのかもしれませんね。

けれど、そんな悪い情報に囚われては、人生を悲観し続けることにもなりかねません。
情報と上手く距離をとり、必要な情報があれば自分に必要な分だけ取得できるようコントロールしていきましょう。

情報は、あくまでも発信者から見えた物事の一面でしかありません。情報を精査し分析し、必要以上にのめり込まないよう気をつけてくださいね。

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