自分の『本当の気持ち』に気付いていますか?誰かに忖度しない、世間体を気にしていない、素のままの本当の自分自身の気持ちです。
それを知れば、生きる辛さや苦しさを和らげることができますよ。
目次
『生きる』ことを楽にするには?
仕事をしても家にいても、誰といても生きているのが苦しくて仕方がない。そんな風に感じていませんか?
辛さや苦しさを感じることからは、できるだけ離れた方が心にとって良いのですが、『生きる』こと自体が辛いとなると、どこにも逃げ場がないように感じられ、余計に心は苦しくなってしまいますよね。
その辛さや苦しさを、どうにか和らげるためにたくさんのことに手を尽くしてきた人もいるでしょう。何かをしなきゃと、焦燥感を抱き続けている人もいるでしょう。
けれど、何をしても辛さや苦しさは簡単には和らいでくれません。そうではありませんでしたか?
辛さや苦しさを和らげるには、『自分はどう感じているか』を正しく読み取ることが重要です。
例えば、向き合った方が結果的に楽になるのに、そこから逃げてしまうと、逃げた自分を恥じて余計に辛さを感じるように。
『自分』がどんな物事にどんな風に感じる心を持っているのか、素のままの自分を認めて受け入れられているか、それができているだけで人生の辛さや苦しさを和らげたり、場合によっては回避できたりします。
辛いこと苦しいことが去るまで我慢し続ける今の状態から、自分をコントロールして楽しい方を向けるようになりませんか?
きっと、楽しいと苦しいの違いは、『自分』を知っているか知らないか』という違いなのではないでしょうか。
1.自分の気持ちに耳を傾ける
今、自分はどんな気持ちでいるか。考えてみましょう。
これが好き。あれは嫌い。というように、自分の気持ちに素直になってみてください。世間体や周りとの調和は置いておいて、『自分がどう感じているか』だけを拾い上げてください。
人は、生きていると周りとの調和を大切にするように教育され、そして様々な経験を積みながら、周りとの調和を考えた行動を選ぶようになります。
しかし、その行動が行き過ぎると、自分の気持ちを蔑ろにしてしまいやすいのは、知っていますよね。
最近は、自分の本当の気持ちから遠ざかりすぎて、簡単には戻ってこれない人がたくさんいます。あなたも、その一人ではありませんか?
しかし、自分の本当の気持ちは、『どう生きるか』を選択する重要な軸です。
まずは自分の本当の気持ちを感じるままに感じ取り、気持ちに素直に行動してみてください。
2.自分を『良い・悪い』で評価しない
人は何でも評価するのが大好きですよね。あなたも、つい自分と人を比べて「〜よりは良い・悪い」と評価していませんか?
評価するのは、自分にとって良いものだけを集めたいからなのでしょう。けれど、捨てることのできない『自分自身』まで良い・悪いで評価してしまうと、自分を嫌いになってしまいます。
誰でも理想とする自分がいて、その理想に追いつこうと頑張っています。けれど、理想にはなかなか追いつけなくて、何度も『理想とは違う自分』を見ることになるでしょう。
その時「自分の〜が悪いんだ」という風に、自分の悪いところばかりを取り上げて悪い評価をしてしまえば、簡単に自分そのものを否定するようになってしまうのに、時間はかかりません。
客観的に物事を見るために、評価することも必要な場面はありますね。しかし、自分自身を良いか悪いかで評価する必要はありません。
悪いところを見つけたからといって、その部分だけ切り離せるわけではないのです。その部分も含めて、全部が『自分自身』なのですから。
素のままの自分を認めて、受け入れましょう。
「この姿、この性格、この思考の自分が『自分自身』だ」と、良いところも悪いところもあっていいのだと。
3.『心地よい』を選ぶ
我慢を強いられる環境にいると、自然と我慢が身に付きます。けれど、我慢したままの姿が本来の自分ではありませんよね。
人は環境に大きな影響を受けます。環境が変われば、同じ人物には思えないほどの変貌を遂げるケースもあるほどです。
そこで、自分が『心地よい』と感じられる環境を選んでいきましょう。
住んでいる家は心地よいですか?
勤めている職場は心地よいですか?
一緒にいる友達と心地よい関係を築けていますか?
もし、どこかに無理をするほどの我慢をしているなら、その場を離れて違うところへ行きましょう。職場の対人関係が辛いなら、対人関係の悩みが出にくい別の職場へ。住んでいる家の住み心地が悪いなら、住み心地のよい家へ。
自分が『心地よい』と感じる環境に身を置けば、自然と楽に息ができるようになりますよ。
『自分』を受け入れると生きるのが楽になる
生きていると、たくさんのことがあります。素直な自分のままではいられない時もあれば、素直な気持ちを伝えなければいけない時もあります。
しかし、どんな時でも『自分』を正しく認識できていないと、道を間違えてしまうのは簡単です。頼りにする磁石を見失えば、進みたい方向を見定めることができません。
人生という長い旅を生きるには、『自分』を知り、受け入れることが大切です。
『自分』を知っていれば、枝分かれした道のどこへ進みたいかがわかるでしょう。悩んだ時に、「本当のところ、どうしたいのだろう?」と自分に問いかけ、答えを見つけることもできるでしょう。
生きることを楽にするために『自分』を知って、素のままの自分を受け入れてみてください。
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