自分のことを大切にしていますか?
人を優先してばかりで、自分を蔑ろにしていませんか?
『自分』に優しさを与えて、生き辛さの海からすくい上げましょう。
目次
- 我慢を我慢と思わなくなってしまった『自分』へ
- 1.自分を抱きしめてあげよう
- 2.気持ちを肯定してあげよう
- 3.「どうしたい?」と自分に問いかけて答えを受け止めよう
- 『自分』に優しくできると生きるのが楽になる
我慢を我慢と思わなくなってしまった『自分』へ
わけもなく辛い。苦しいとは感じるのに、『何が』苦しいのかわからない。
そんな苦しさに囚われていませんか?
もしかしたら、そんなあなたは我慢のしすぎなのかもしれません。
本来、何かを我慢するのは大変です。しかし、一つ何かを我慢すると、次の我慢のハードルは下がります。そうやって階段を登っていくように段々と高いハードルの我慢を積み重ねていくと、自分が『我慢している』ことさえ忘れてしまうかもしれません。
人と接している時、仕事をしている時、家族といる時、友達といる時、自然と相手を優先したり、周りとの調和を第一にしようとしたりしていませんか?
自分の周りにいる大切な人を大切にしようとすることは、とても素敵ですね。けれど、それが自己犠牲の上に成り立っているとしたら、いつかは壊れてしまいますよ。
何よりも、あなたが大切に思う人達は、あなたが幸せでいることを望んでいます。自己犠牲の上に自分達が幸せになっているなんて知ったら、悲しむでしょう。
自分が我慢することでしか、周りを幸せにできないと思い込んでいたら、それは大きな間違いです。誰を犠牲にしなくても、大切な人も自分自身も幸せにすることはできますよ。
そのために、『自分を大切に』しませんか?
大切な誰かに接するように、その優しさを自分自身にも向けてあげましょう。
1.自分を抱きしめてあげよう
優しくする対象が外側ばかりに向かっていると、自分に対してどう優しくすればいいのかわからなくなります。
まずは簡単なところから、自分に優しくしてあげましょう。
優しさや愛情を行動で表現するとしたら、何が思い浮かびますか?
私からのおすすめは、ハグです。自分を優しく抱きしめてあげてください。
両腕を自分に巻き付けて、ぎゅっと抱きしめてあげれば、自分の体温を感じられるでしょう。人が抱きしめてくれた時のような力強さや暖かさを感じれば、心がほっこりしてきます。
自分自身が抱きしめているのに、そんな気持ちになれる?と疑問に思うなら、ぜひ試してみてください。
ただし、疑いの気持ちではなく、純粋に自分自身を優しく包み込むように抱きしめて、実感してみてくださいね。
抱きしめる行為には、幸せホルモンのセロトニンやオキシトシンが分泌されることがわかっています。それは、自分自身で行った場合も一緒です。
今日一日頑張った自分を、ぎゅっと抱きしめて褒めてみてください。きっと心が安らぎます。
2.気持ちを肯定してあげよう
つい、「そんなこと思ってない」や「そんな風に感じるなんて酷い」と自分の心にある気持ちを否定していませんか?
自分にとって都合の悪いものは、誰でも見たくありませんよね。けれど、気持ちを否定するのは自分自身を真っ向から否定するのと同じです。否定されたら、誰だって辛くなりますね。
自分の中にどのような気持ちが生まれても、その気持ちを否定しないであげましょう。たとえ自分の正義とぶつかる気持ちが生まれたとしても、そういう気持ちになる一部分も自分の中に確かにあるのだと認めれば、心は楽になります。
「自分の中には清廉潔白な自分しかいない!」と決めつけてしまえば、ネガティブな気持ちを1mmも受け入れることはできなくなります。
気持ちに正誤はありません。生まれた気持ちは、そのまま受け止めて大丈夫です。
ただ、気持ちを外に表現するかしないか。その選択を時と場合によって、周りも自分も傷つけないためにはどう表現した方が良いかを考えられると良いですよね。でも、それは別の課題です。
3.「どうしたい?」と自分に問いかけて答えを受け止めよう
優しい人はきっと、相手に何度もこの問いかけを繰り返しているでしょう。
「あなたは、どうしたい?」
相手の意思を尊重するには、まず相手が心から何を望んでいるかを聞かなくてはなりませんよね。それは、あなた自身に対しても同じではないでしょうか?
自分自身に問いかけてみましょう。
「私は、どうしたい?」
したいと答えたことを、行動に移してみましょう。そうしたら、もっともっと自分を知っていくことができます。段々と、心の奥底に隠していた本当の気持ちをすくい上げることができます。
『自分』に優しくできると生きるのが楽になる
たくさんの我慢に慣れた人は、自分に厳しくしている実感はないでしょう。我慢することは、息をすることのように当たり前になっているから。
しかし、そのままでは息苦しさにいつか気付くはずです。
原因がわからないまま、ただ息が苦しい。そんな状態が続くのは怖くて辛いですよね。
だから、大切な人にするように、自分に優しく接してみてください。
そこから自分の本当の気持ちをすくい上げてください。
あなたはもう十分頑張ってきたから、これからはもっと自分を大切にする時間を作って良いのですよ。
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