頑張っているのに上手くいかない、原因が思い当たらない漠然とした不安が心にある。そんな状態に悩んでいませんか?
無性に辛い時、解決のために動くよりも『何もしない』時間を過ごしてみませんか?
目次
辛い時・苦しい時の過ごし方
仕事でミスをした、大切な人とケンカをしたなど、精神的に参ってしまう時があります。そんな無性に辛い時、あなたはどうやって過ごしていますか?
人付き合いが辛いと感じる時、膨大な量の仕事に追われている時、実らない努力が続いている時、生きていることそのものに辛さや苦しさを感じる時。
人はそれぞれの瞬間に、不安や不満を感じ、それが解消できないと知ると頭を抱えて悩みこんでしまいます。
明確に何らかの原因があれば、それを解消することに全力を注げますが、漠然とした不安や何が原因かわからないことに対しては、ただ焦りや不安が募るばかりです。
そんな辛さの真っ只中にいる時に、頑張ってもがいても溺れてしまうでしょう。
もがくのを止めて、力を抜いて水面に浮かぶように漂えば、冷静に考える力を取り戻すことができます。
どうにも前に進めない時には、ぜひ次の三つを試してみてください。
波立った心に穏やかさを取り戻し、冷静に自分を見つめ直す心の余裕を作りましょう。
1.丸一日何もしない
不安が心に溜まっていると、無性に「何かしなくては!」と焦りが募っていきます。しかし、漠然とした不安では何をしたら良いかなんてわかりませんよね。その先の見えないことが、さらに不安を呼び込みます。
試しに、何もしない一日を過ごしてみてください。本当に何もしなくて大丈夫です。
のんびりとお茶を飲んでほっと息を吐き、ご飯を食べて体にエネルギーを貯めます。
何かを考えたり悩んだりすることはせず、ぼんやりと過ごしてください。
そうすると、だんだんと頭の中をぐるぐる駆け巡っていた漠然とした不安や悩みがなんなのか、見えてくるでしょう。明確にはわからなくても、空回りしていた不安感情が薄れていきます。不安が呼び込んだ不安が薄れれば、少し楽になれますよ。
2.ひとりの時間を過ごす
辛さや苦しさは、人との対比によって生み出されるケースもあります。「あの人は幸せそう」や「あの人は頑張っている」という風に、自分が出来ていないと思い込んでいる部分と人が出来ている部分を無意識に比較すれば、簡単に心は不安に落ちていきますよね。
そういう時ほど、独りになって無意識に比較してしまう環境から離れましょう。
自分を誰とも比べない。誰かに気を遣わない。気を遣うなら、自分自身に気を遣ってのんびりと過ごしてください。
人といると、どうしても時間に追われやすいです。何にも追われることのない時間を、独りきりで堪能しましょう。
3.情報を遮断する
テレビをつけっぱなしにしたり、スマホが手に届きやすい場所にあると、つい流れてくる情報に目や耳が反応してしまいます。
心に負担をかける情報を遮断するつもりが、気が付けば不安になる情報をもっと検索していませんか?
心が辛い、苦しいと感じている時は、できるだけ情報を遮断しましょう。どんな情報でも、良い面と悪い面があり、インターネット上にはどちらかと言えば悪い面を全面に押し出した書き方がたくさん溢れています。
そんな情報を目にしたら、心を落ち着けようにも落ち着かなくなってしまいますよね。
今すぐ解決しようと焦るほど、悪い情報を掴んでしまいます。
焦らず、まずは冷静な自分を取り戻せるように、のんびり過ごすことを優先させてください。そのために、スマホやテレビは消しましょう。
簡単に見られなくするためには、テレビのリモコンやスマホは隣の部屋に置いたり電池を抜いたり落としたりして、無意識に情報に手を伸ばさない状況を作るといいですよ。
『何もしない』時間で自分を楽にしよう
辛い時、苦しい時、まずは『何もしないで』張り詰めた緊張をほぐすところから始めてみてください。
心が凍りつくような苦しさを感じたら、氷を溶かしてからでないと何もできませんよね。
十分な休養があるからこそ、動きたいときに思いっきり行動できるのです。
「何かしなくては!」と焦るほど、空回りしてミスが増えます。不安を薄めて、心を落ち着けて、それから行動する方が良い結果にも繋がりやすいでしょう。
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