あるものが減ると心が不安定になる?心を安定させる行動を習慣にしよう!

心は、体内であるものが減少すると不安定に陥りやすくなります。そのあるものとは、何かを知っていますか?
心を安定させる行動を習慣化させ、元気な自分を取り戻しましょう。

目次

 

心を安定させる行動を習慣にしよう

花の輪の写真

秋冬になると途端に調子を落とす原因が、太陽の光を浴びる時間が減ることによるセロトニン不足だとご紹介しました。
これから暖かくなっていく時期なら、どんどん良くなるだろうと思っていたら、思いがけずセロトニン不足が続き、調子が上がらないままという人も少なくないのです。

実は、冬から春にかけての季節の変わり目にも、同じように調子を落としてしまいやすい要因がたくさんあります。

春といえば、空気は温かくなり、花が芽吹いて日照時間もどんどん長くなっていくイメージがありますね。確かにその通りの部分もあるのですが、実際の春は日中は暖かい日もありますが、夜間や早朝には真冬のように冷え込み、寒暖の差が激しい季節でもあります。この時期に薄着でいたら、風邪をひいてしまいますよね。

その寒暖の差は、体の調子を狂わせ、その影響は心にも及びます。「何だか調子が良くない」と感じても、たいした症状でなければ病院に行く人は少ないでしょう。調子の悪さが長続きすれば、心に負担がかかるのは当然です。また、新生活による生活環境や対人関係の変化も、心に負担をかける一因となっています。

心に負担のかかりやすいこれからの時期に、心を安定させる行動を習慣化させませんか?
心が安定していれば、辛さや苦しさを緩和するのも楽になります。新しい刺激を受ける心身を癒すためにも、ぜひ試してみてください。

 

1.目覚めたら太陽を浴びる

冬に減少したセロトニンは、日照時間が長くなる春に向けてどんどん分泌が促されやすい環境となっていきます。しかし、それも太陽の光を浴びればこそです。

セロトニンは、太陽の光を浴びることで分泌が促進されます。そのため、家の中に籠りきりでは冬と変わりありません。まだ空気は冷たいですが、目覚めて一番に太陽の光を浴びて、体内でセロトニンの分泌を促しましょう。

目覚めてすぐに太陽の光を浴びると、体内時計のリセットにも効果があり、メリハリのある一日を過ごすことができます。

 

2.リズム運動をする

寒いからと家の中に籠ることの多い冬が終わりかけても、まだまだ寒い日が続きますよね。そうやって家に籠りきりになっていると、運動不足で調子を落としてしまいます。
激しい運動ではハードルが高いので、体を動かすのが気持ち良いと感じられる簡単な運動を生活に取り入れましょう。

リズム運動とは、セロトニンの分泌にも効果的です。ウォーキングやダンスなど、一定のリズムで体を動かし続ける運動がそれにあたります。意外なことに、ガムを噛むのもリズム運動の一つです。

20〜30分ほど行うのが効果的ですが、最初は5〜10分程度を目安に楽しめる範囲で行ってみましょう。最大の効果を得ることよりも、やってみることが大切です。

 

3.入浴でリラックス

日常が刺激で溢れていると、どこかでその緊張をほぐさないと心身に疲労が蓄積していくばかりです。一日の終わりの入浴タイムで、しっかりと心身をリラックスさせると、疲れも吹き飛びますよ。

入浴をシャワーのみで済ませる人も多いですが、ぜひ湯船に浸かってください。ゆったりとお湯の中に体を沈めて、漂うように体の力を抜けば、あっという間に心からも力が抜けていくのを感じられます。

入浴剤を使って、入浴タイムの効果をより高めるのもおすすめです。
私のおすすめは、香りです。好きな香りのアロマを一滴、もしくはアロマキャンドルを浴室で付けてみてください。いつもと違った雰囲気に、心の緊張もほぐれやすくなりますよ。

 

心のケアを日常に

カップに入った花の写真

心は、ちょっとしたことで不安定になります。それだけ繊細ではありますが、逆に様々な刺激を受けて変化しやすいということでもあるのです。それはつまり、人はいつからでも思ったとおりに変われるということ。

心を鍛えるのはちょっと難しいという人には、ぜひ心をリラックスさせて穏やかさを維持する行動を、習慣にしてみてほしいと考えています。
心が弱くても、回復率が高ければ、心を刺激する要因から距離を取ってもいいと知っていれば、あなたの心は守られやすくなるでしょう。

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