漠然とした生き辛さの正体は、何だと思いますか?
その正体が分かったら、あなたはそこから抜け出して自由に生きる選択をしますか?
目次
何があるわけでもない『生き辛さ』の正体とは?
何かしらの病気というほどではなく、何かの異常があるわけでもなく、ただ何となく生きているのが辛いと感じるその気持ち。一緒に笑い合える人はいるのに、楽しい時間もあるのに、自分の人生ではないような疎外感さえも覚えてしまう。
それはどうしてだと思いますか?
生き辛さには、明確な原因がわかっているケースと、何が原因となっているかわからない漠然としたケースの二つがあります。原因がわかっていれば、対処のしようがありますよね。
しかし、何が自分に辛さを感じさせているのか、それがわからないと対処しようにも動けません。
そんな漠然とした生き辛さを感じている人の多くが、その生き方が『普通』なのだと感じてもいます。自分にとって辛い状態なのに、それが当たり前に感じている異常がわかりますか?
その漠然とした生き辛さの原因は、生き方です。
周りに迷惑をかけてはいけない。
人から愛される存在でいないといけない。
認められるほどの価値がないといけない。
気を遣わないと嫌われてしまうかもしれない。
笑顔でいないと嫌な人になってしまう。
ワガママは周りを困らせるから言ってはいけない。
こんな枠に自分を閉じ込めていないでしょうか?この枠の数が多いだけ、生き辛さは強く感じられるでしょう。
周りに認められる『良い子』でいないと存在する価値がないと、思い込んでいるからこそ、この枠を手放すことができずにいます。
しかし、この枠に閉じこもったままでは『自分自身』を、素のままの『自分』を愛することはできません。何かの条件をクリアしなければ得られない愛情では、自分を満たすことはできず、常に不安を抱えてしまうのです。
その枠から抜け出してみてください。一つずつで大丈夫です。枠から抜け出して、世界を見渡してみてください。ありのままの自分で生きてもいいと、気付けるはずです。
枠から抜け出すには、次の三つのステップを踏んでみましょう。
もう二度と、狭い枠に閉じこもってしまわないために。自分らしく自由に生きるために。
1.思い込みを手放そう
思い込みは、常識や正義といった揺らぐことのない基準として自分の中に刻まれています。そのため、キッカケがないと疑うことがないのが厄介です。
しかし、今は生き辛さの原因かもしれないと気が付けましたね。もう一歩、踏み込んで見直してみましょう。
危険な思い込みは、次のような言葉で表現されます。
- 〜しないといけない
- 〜でなければいけない
- 〜するのが普通
- 〜して当たり前
- 〜は常識
- 〜でないと価値がない
- 頑張ることは良いこと。怠けるのは悪いこと
こんな風な価値観が、あなたの中にありますか?一つ一つはちょっとした制限ですが、積み重なれば相当な生き辛さを感じるはずです。
例えば、常に笑顔でいないといけない。という思い込みを持っていたら、笑いたくない気持ちの時に苦しむことになります。笑える状況であっても、自分には笑う自由すらないと無意識に感じ取って、生き辛さを感じずにはいられません。
「〜をしなければいけない」なんてものは、全て思い込みです。
常識も、一歩世界へ踏み出せば色んな文化があって、土地ごとに常識は異なります。
自由を狭め、生き辛さを与える思い込みなんて手放して、身軽になりましょう。
2.自由でいて良いと自分を許そう
思い込みを手放して身軽になったら、自分の思ったことを思ったようにやってみてください。最初は、今までと違って、何の枷もない状態に戸惑うでしょう。それで良いのです。
自由なことは、ちょっとだけ不安です。何にも囚われないから、ちょっとだけ不安定になるからです。
けれど、その自由を自分に許してあげてください。
何をしてもいい、何だって好きにできる。
我慢を必要とするシーンは対人関係上ではあるかもしれないけれど、人生の選択肢で我慢なんてする必要はないと、自分に許可を与えてください。言葉にして、声に出して、「私は自由に生きる権利がある」と言いましょう。
声に出すことで、自分に今までの思い込みから抜け出したと自覚させることができます。悩んだ時、迷った時には声に出して自分が一番やりたいことを考えてみてください。
3.心に素直になって行動しよう
あとは、行動することです。どんな小さなことでも、心に従って行動することを意識してください。
自分が好きなものは?嫌いなことは?
やりたいことは何ですか?
やりたくないことは何ですか?
反射的に行動する前に、自分の心に問いかけて、その答えを聞いてみてください。心が出した答えを、行動に移していきましょう。
生き辛さは解消できる
漠然とした生き辛さの原因は、あなたの中にある思い込みの枠です。小さくて狭い枠に閉じこもっているから、自由に生きられなくて泣き叫んでいるのです。
けれど、その枠はいつでも抜け出すことができます。自分自身の意思で。
思い込みを手放して、自由に生きることを選択しましょう。
自由は、ちょっとだけ不安になることもありますが、全てを自分で決められます。
誰かに依存せず、誰かに人生を左右されず、必要なのは自分の意思だけです。
それが、自分らしく生きることではないでしょうか。
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