何もやる気が起きない無気力感。その正体は、心のエネルギーが無くなりそうだからかもしれませんよ?
無気力な時のおすすめの休日の過ごし方をご紹介します。罪悪感に悩んでしまう前に、試してみませんか?
目次
『やる気が起きない=怠けている』ではない
せっかくの休日なのに、何をしたいという気持ちも湧かず、何をしたいかも思い付かず、ただ時間が過ぎ去っていくのを見ているだけという状況に、焦りを感じていませんか?
大丈夫です。それは心があるものを欲しがっているから起きる無気力感です。
電池をイメージすると、わかりやすいでしょう。電池は、電気が満杯になっている状態では様々な道具を動かす力があります。しかし、電気を消耗すればするほど、残量は少なくなりますよね。
残量が少なくても、まだ道具をかろうじて動かすことはできますが、動きは鈍くなってしまいます。やがて電池内の電気が尽きれば、動かせなくなるでしょう。
人も同じだと考えてみると、今の無気力な状態に説明がつきます。
その『無気力感』は、心のエネルギーがだいぶ少なくなっている状態だから起きているのです。
エネルギーが少ないのに無理をすると、どうなるか。良くない影響があるのは想像できますよね。無気力感がある時に、無理をして出歩いたり何かをしようとしたりするのはおすすめしません。無気力だからこそ、気力を満たせるような行動を選びましょう。
1.『何もしない』を自分に許す
気力がない時は、休養するのが一番です。心と体を十分な時間を使って休めて、元気というエネルギーを満たせれば、まだ自然と動き出すことができます。
しかし、何もしないでいる状態に罪悪感を覚えることもあるでしょう。そんな時は、こう考えてみてください。
「私は、自分に『何もしない』ことを許す」と。
何の決断もなく、「どうしようかな」とダラダラ過ごすと、時間が過ぎるごとに何もしていない罪悪感に悩まされることになります。それでは、気力を養うどころかストレスです。
だから、自分で『何もしない』と決断をし、のんびりすることを許しましょう。声に出したり、鏡に向かって言ったりするのも良いですよ。
自分に向かって、「私は今日は休む日にする。何もしないで休養する日に決めた」と宣言すれば、言ったことを実行した結果となるので、罪悪感を感じにくくなります。
2.休日丸ごと使って『のんびりする』
何もしないと決めたら、本当に何もせずに過ごしましょう。
「少しくらい体を動かした方がいいかな」や「掃除くらいはしようかな」など、余計なことは一切せずに過ごすのがコツです。
罪悪感を薄めるために無理して頑張ろうとすると、余計に疲れて休養ではなくなってしまいます。休日丸ごと使って休むことを、自分に許しましょう。そして、それを言葉通りに実行しましょう。
無気力感は、心がエネルギー不足を訴えているサインです。ここで無理をしても、エネルギーを消耗するばかりで満たすことができません。
休む時は、しっかり休む。そうすることで、消耗した気力を養うことができるでしょう。
全力で休んでください。何もしないことが、休日の目標です。
しっかり休んで気力を満たそう
休むことや何もしていないことに罪悪感を持ってしまうのは、自分の価値を低く見ているからではないでしょうか?
自己肯定感の低さは、自分のあらゆる言動を制限し、理想的でない行いを厳しく批判する批評家を自分の中に住まわせているようなものです。常にそんな批評家と一緒にいたら、疲れるのも当然ですよね。
自分の価値を高めるのも、自己肯定感を高めるのも、まずは元気な自分があってこそです。
エネルギーを失った心身では、思うように動くこともできません。まずは心と体を休めて、しっかり気力体力を満たすことから始めてみませんか?
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