自己肯定感を無理に高めようとしていませんか?
高める努力をする前に、自己肯定感を下げる要因を取り除く方が先決です。
目次
自己肯定感を高めたいなら『下げる要因』から距離をとる
自己肯定感を高めたいと様々な方法を試しては、なかなか上がらない自己肯定感の低さに打ちのめされていませんか?
自己肯定感は、根拠や条件なく自分自身の存在や価値を認めることを意味します。様々な価値観や世の中の理不尽を知った大人になると、なかなか自己肯定感を高めるのは難しくなりますよね。
そんな時、無理をして「自己肯定感を高めよう!」と意気込むと、理想と現状のギャップが広がり、逆に自己肯定感を下げたり、自己否定に追い詰められたりしてしまいます。
自己肯定感を高めたいなら、まずは自己肯定感を下げる行動や思考を減らしていく方が、より良い結果を得やすくなりますよ。
あなた自身の癖や思考を含めたあなたの周りで、自己肯定感を引き下げている要因は何があるか考えてみましょう。
例えば、何かに失敗するとすぐに自分を責める癖はありませんか?「〜しなければならない」という強い思考を持っていませんか?
自分で自己肯定感を引き下げている行動が見つかれば、その行動を止めると自己肯定感を下げる要因がなくなって、自然と上昇する可能性が高まります。
しかし、問題は自分自身ではなく『自分の周りが要因』の場合です。
もし、自分では「自己肯定感を高めよう!」と頑張っているのに、目敏く察知して否定の言葉を浴びせる他者はいませんか?
そんな人が身近にいたら、自己肯定感を高めようにも高められません。
そんな場合の対処法をご紹介します。
1.あなたを否定する人から離れる
特に危険なのは、「あなたのためだから」や「親友だから」と前置きして否定の言葉をぶつけてくる人達です。
この人達は、自分自身のストレス発散は孤独感を薄めるために犠牲者を探し回っています。自分よりも弱そうに見える人や自分の言葉を鵜呑みにしてくれる人を見つけると、執着して離れません。
そんな人達の言葉は、あなたを救うものではなく、地獄へと追い落とすものばかりです。
あなたが自分自身で考えた行動ならば、その行動を否定・批判する人達の言葉に耳を貸す必要はありません。遠慮なく、そんな人達から離れましょう。
自己肯定感を高めたいと思っている今のあなたは、強い不安が渦巻いています。そんな状態で、否定の言葉をぶつけてくる人の相手をするのは大変です。
自分が悪いことをしたのでなければ、彼らの言葉を聞かなくても大丈夫です。接すること会話することをやめ、距離を取りましょう。
2.履き違えた謙虚を押し付ける人から離れる
上記のように堂々と否定してくる人達もいますが、中には巧妙な言い回しで否定してくる人達もいます。気を付けたいのは『履き違えた謙虚』を押し付けてくる人達です。
日本では、昔から能力や知識をひけらかしてはならないとする『謙虚』であることが求められる文化が根付いています。今でもその文化は根強く、ある程度の年齢の方々の中には年配者への気遣いとして『謙虚』であることを求めます。
しかし、そうやって自分の意見や能力を周囲に隠すことは、自己肯定感には良くありません。他にありのままの自分を出せるコミュニティがあったとしても、このコミュニティにいる限り隠れた否定は続くでしょう。
謙虚さを求める影には「こうあるべき」という思い込みがあります。しかし、他者の意見を変えるのは途方もない労力が必要で、確実性もありません。
ならば、その人達と付き合っているのは自分のためにはならないでしょう。
キッパリとでなくてもいいので、少しずつ距離を置いて離れていきましょう。こちらのタイプの人達は、自分から関わらなければ執着してくるようなタイプは少ないので、あなたが離れることで自然と距離をおくことができます。
いつも笑っている人と過ごそう
人は、自分の周りにいる人達やその環境からの影響を自然と受けています。良く影響も悪い影響もどちらも受けるので、誰と過ごすかを決めるのは重要です。
自己肯定感を高めようとするならば、自分を認めてくれる人、否定の言葉を言わない人と過ごしましょう。自己肯定感を高めるのは、それからの方がやりやすくなりますよ。
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