「自分で決めたことだから」に縛られる生き辛さ

「自分で決めたことだから」と貫き通すことは、時には大切です。
しかし、それに執着して生き辛さを感じているなら、見直す時ではありませんか?

目次

『自分で決めたこと』にいつまで従う?

カレンダーとペンとノートの写真

これまでに、自分で決めたマイルールや生き方はありますか?
その決断、ずっと同じままだと生き辛くなってしまうかもしれませんよ。

人は常に選択し、決断して生きています。物事をどのように捉えるか、どのように判断するかを自分で考え、自分の生きていく道を作ります。その中で、「〜は〜しよう!」と自分のルールや基準となる思考を定めることもありますね。

自分で決めたことを貫くのは良いことです。自分の意思と行動に矛盾がなければ、ストレスも生まれません。
しかし、一度決めたことに執着し続けてしまうのは良くないです。もしかしたら、それは周囲に植え付けられた価値観かもしれないからです。

周囲からの影響を、自覚のないうちに受けていることはよくあります。それが良い影響を及ぼす時もあれば、良くない方へと突き進むことになってしまうケースもあります。

例えば、「自分は人より劣っている」と周りに決めつけられると、本当にそうなんだと思い、人より劣る自分をどうにかしなくてはと躍起になります。
自分には難しいハードルを無理やり飛び越えさせようとして、無謀な目標を立て、無理な成長計画を突き進みます。その結果が実らなければ、「やっぱり自分は劣っているから」と悲観する事実を自分に与え、思い込みを強めてしまうでしょう。

自分で決めたこと。確かにそのはずです。けれど、それが生き辛さに繋がっているなら、疑ってみませんか?本当に自分の価値観で決めたことなのか、本当に今の自分に必要なものなのか。

もしかしたら、過去の自分にはそのルールや生き方が必要だったのかもしれませんね。けれど、生き辛さを感じているならば、今はもう必要なくなっているかもしれません。
自分を見直すこと、それは人生の地図と行き先をもう一度確かめることです。

あなたに必要なことを、見直してみませんか?

1.辛いことは?違うと感じることは何?

時の流れとともに自分が変われば、過去に決めたルールや基準となる思考も変えていかなくては、過去の自分や思い込みに縛られて生き辛くなってしまいます。
今の自分を見つめてみれば、何をすべきかは自然とわかってくるのではないでしょうか?

今、何を辛いと感じますか?
何をしている時に、心と行動に矛盾を感じますか?

自分自身と向き合ってみましょう。そうすれば、何がズレてきているのか、何が変わってきたのかがわかるはずです。

こういう時は、紙に書き出していくのがおすすめです。頭で考えているだけだと、思いついたことをすぐに忘れてしまいます。理路整然としていなくても、紙に書いていけば、何度も読み返すことができます。そこから自分が気付けなかった部分を深掘りしていけるでしょう。

2.今の自分に必要なものとは?

違いやズレに気が付けたら、あとは『今の自分に必要なもの』を考えてみましょう。
必要なものは人それぞれ違います。あなたが思い浮かべることは何でしょうか?すぐに思い浮かべることができなくても、言葉にできなくても諦めないでください。何度だって考えて考えていけば、それがわかる時が来ます。

考えに詰まったら、脳と心を休めてリラックスしましょう。緊張が緩んだ方が、思考はクリアになっていきます。思考がクリアになれば、今の自分に必要なものを見つけやすくなるでしょう。

気が付いたら実行へ!あなたはいつからでも変われる!

木漏れ日の写真

人は変わります。過去の自分が決めたことを一途に守り通すのは、難しいことです。何かに出会うたび、心に刺激を受けるから、時間の流れとともに人は変化するから。

『今』を見てください。生きているのは、『今』という時間です。
自分を辛さへ追いやるのも、喜びで包み込むのも自分次第です。
あなたのこれからのために、考えてみましょう。

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