「なんでこんなに不幸なのか!」と自分の人生を呪っていませんか?不幸になるのも幸せになるのも、その人の心の在り方次第です。それならば、自分を幸せに導く心でありたいと思いませんか?
目次
心の在り方で生きやすさは変わる
普段から、どんな思考で物事を捉えているか。こんな日常的なところに、心を穏やかにするコツが隠れています。だからこそ、幸福度が高い人はより高く、低い人はより低くなってしまいやすいとも言えますね。
あなたは、自分が幸せだと思いますか?不幸だと思いますか?
頻繁に、自分が不幸になっていないか確認する思考を持っていたら、すでに不幸に片足を突っ込んでいる状況だと思ってください。気になっているということは、自分自身がすでに「不幸なのでは?」と疑っている段階です。
自分で自分が不幸なんだと思い込んだまま生きていて、不安に悩まされないはずがありませんよね。不幸な自分を嘆き、明日をも知れぬ我が身と悲劇に浸ってしまう可能性だってあります。
けれど、実際には何も悪いことは起きていない人がほとんどです。
幸せも不幸も、人が簡単に作り出すことができます。
あなたはどちらを作り出したいですか?
幸せは、自分で見つけなければ手に入れられませんが、一般的な不幸を避けやすくすることは可能です。よく陥りやすい不幸になる思考を手放して、自分自身を幸せに導きましょう。
1.人のせいにしない
自分に起きた問題の原因や現状の辛さの原因を、人のせいにすると、とてもとても生き辛くて堪らなくなります。
どうして生き辛くなるのか、わかりますか?
無意識に、誰かが決めたことに従っただけで自分には何の責任もないと思っているからです。
自分の人生に責任がないわけはありませんよね。自分がどんな人生を歩むのか、それを決めるのも責任を持つのも、自分自身だけです。
しかし、無意識にでも人のせいにしていると、何か起きるたびにイライラやモヤモヤの原因は、「自分以外の誰かが悪い」と考えてしまいます。
自分の人生なのに、まるで誰かに振り回されているみたいですよね。そんな人生では、辛くなってしまうのも頷けるのではないでしょうか。
「自分で決めたことだから」と、声に出して物事を決断してみてください。どんな結果になっても、自分で考え抜いて決断したことならば、きっと受け入れられます。
2.人と幸福度を比べない
不幸になる一番の近道は、自分と人と比べることです。比較というものは、大概の場合は自分の欠点や気になるところが周りとどれくらいの差があるか、測りたいとの思いから行動に移します。その結果が良くないものばかりになるのも、当然の帰結ですよね。
特に、幸せか不幸せかを比べようとすることは、最も意味がありません。
何を幸せと感じるかは、人によって違います。それを比べようとすることは、自分を不幸だと思い込みたいだけの行為だと思いませんか?
例えば、身近な人が自分がなりたい職業に就いたと聞いたら、あなたは不幸になるのでしょうか?
その職業が総理大臣のように1席しかない職業だったとしても、必ず交代の時期はやってきます。次の総理大臣になればいいだけです。機会が永遠に失われてしまったわけではありません。
とすると、あなたの人生は1mmも不幸になっていませんよね。
人は簡単に、自分を幸せだとも不幸だとも思い込めてしまいます。「あの人よりも幸せだ」と考えるのも、自分が不幸のギリギリ手前にいると認識させるよくない思考です。
誰かと比べるよりも、自分の幸せは何かを探した方がより幸せに近付けますよ。
3.今生きている自分だけを意識する
過去を何度も振り返りすぎると、反省を通り越して後悔ばかりしていませんか?過去の振る舞いが現在の自分を作り出していますが、今が気に食わないからと、過去を変えることはできませんよ。
同じく、未来に不安を抱いてばかりいると、今の自分が何か行動するのが怖くなってしまいます。一つでも間違ったら、未来に悪い影響を与えてしまうのではないかと思うからです。
過去にも未来にも意識を向けすぎると、どこにも動けなくなってしまいます。
だから、気にするのをやめましょう。意識するのは『今、生きている自分だけ』で十分です。
例えば、食事をしている時に「これを食べたら明日には2kg太ってしまうかも…」と考えたら、その瞬間から食事が楽しくなくなりますよね。食欲に負けて食べてしまえば後悔するし、我慢すれば「本当は食べたかった」という気持ちを無視することになります。どちらに転んでも、悔いが残ってしまいます。
食事を始めたなら、明日のことなど考えなくて良いのです。目の前の美味しそうな料理を存分に心に焼き付けて、香りを楽しんで、口に運ぶ幸せに満たされましょう。それ以外、する必要はありません。
他の行動も同じです。今生きている自分にだけ意識を向ければ、考えすぎによる不安も後悔も生まれてきません。
自分が生きやすくなる思考を選ぼう
思いは思考に、思考は言葉に、言葉は行動に、行動は習慣に。心から生まれたものが自分自身となって、人生を作り上げていく基礎となります。
それならば、自分で人生をコントロールすることも可能だと思いませんか?
自らを、辛いただ中に置く必要はありません。辛かったら逃げていいし、嫌だったら立ち向かってもいいのです。
一度きりしかない人生だから、自分のために生きませんか?
自分が笑顔でいられる生き方を、まずは目指していきましょう。
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