何が辛い?何が好き?自分を『知る』最高の方法!

意外と知らない『自分』のこと。心の奥に隠した本音や思考の癖など、気付きにくい『自分』を知る最高の方法を知っていますか?

目次

自分のことどこまで理解している?

ティーカップの写真

生き辛さの原因は、自分の外側にだけあると思っていますか?
もしそうだとしたら、抱えた生き辛さはずっと消えることはないでしょう。なぜなら、生き辛さは『自分の内面』にも抱えているからです。

人が、辛い・苦しい・嫌だと感じるのは、その人にとっての限界を超えているからです。自分が一度に頑張れる範囲や量を超えれば、辛いと感じますよね。けれど、その限界のラインは人それぞれ違っています。周りが平気だから自分も同じようにしていては、いつまでも辛さは消えません。

つまり、『自分』を深く理解していないと、回避すべき辛さや嫌なことが全くわからないのです。

どんな困難にも立ち向かい、全ての困難を乗り越えていけるような完璧な超人は、どこにもいません。誰もが得意不得意があって、苦手なことに対してはトコトン苦手なものです。

だから、『自分』の思考の癖や気持ちの動き方、何を嫌だと感じるのかを理解することで、生き辛さを和らげて生きませんか?

自分を知るには、自分の内面とトコトン向き合う必要があります。しかし、自分の内面と向き合うと言っても、具体的にどのように行えば良いのか、わかりにくいですよね。

『自分』の思考や気持ちを深く理解するためには、毎日日記を付けることです。

1.思考の癖を知る

思考には癖がよく現れます。価値観がそもそも違うので、考え方も人それぞれですよね。
その思考の癖は、時に困った方向に突き進んでしまうこともあるので、癖を知るのは自分の取り扱い方を知るのと同じくらい重要です。

思考の癖を知るには、日々の出来事と一緒に『その時の出来事をどのように捉え、どのように感じていたか』を書いていきます。

日記をつけ始めた最初のうちは、ただの記録でしかないでしょう。しかし、しばらく書き続けていると出来事に対する思考の癖が見えてきます。
例えば、問題を大きく捉える癖があったり、一つの視点で物事を決めつけてかかっていたり、「〜するべき」の思考に囚われていたりなど。

自分にどんな思考の癖があるか、日記を後から読み返すことで発見できます。
何度も読み返して、自分の思考の癖を知ってみましょう。

2.どんな気持ちを抱いているかを知る

自分の心の奥底に隠した本当の気持ちを知るにも、日記は良い方法です。
人は様々な状況や相手に合わせた仮面を被っていると言われています。それは、集団の中で安全を確保しやすくするためであったり、自分の心に踏み込ませないためであったり、理由は様々です。

しかし、常に仮面を被ったままでいると、自分が本当に感じている気持ちが自分でもわからなくなってしまうのです。
素直に気持ちを吐き出せる場所や相手がいれば良いのですが、そうでない場合には生きていることが、どんどん苦しくなっていく可能性も考えられます。

その場では言えなかった気持ち、本当はどういう思いを抱えているのか、誰にも言えなくても日記の中なら自由に表現できます。

自分の気持ちを言葉に変えて、上手に吐き出してみてください。しばらく続けていくと、自分がどんなことにどんな気持ちを抱きやすいのか、理解が深まっていくでしょう。

3.ストレス源を知る

思考の癖や本当の気持ちを知る方法にもなる日記ですが、上記の二つのために書いている日記を読み返すと、ストレス源も見えてくることに気が付きましたか?

わざわざ文字にしてまで日記に書き残そうとする内容は、嬉しい・楽しいなどの喜び以外にも、辛い・苦しい・苦手といったネガティブなものもありますよね。
そして、人は生来ネガティブです。ポジティブな内容よりもネガティブな内容が日記の大半を占めていても問題はありません。そこには、避けるべき様々なストレス源が示されているのですから。

気持ちを吐き出すこともストレス解消の一助になりますが、ストレス源を絶てた方がストレス緩和に効果的ですよね。

避けられるストレス源ならば、もとを絶ってしまいましょう。
どうしても避けられないのならば、ストレス源に接触する機会を減らし、できるだけストレスに晒されない工夫をしましょう。

真っ向から立ち向かうだけが、生き方ではありませんよ。逃げる・避ける・軽減するなど、様々な手段を用いて人生を生きやすくしましょう。

『自分』がわかると生き方がわかる

木漏れ日の写真

人は、思っているよりも『自分』のことを知りません。心の奥に本当はどんな気持ちを抱えているのかさえ、周りの人の目を気にして言葉にできないのですから。

なんでもオープンにした方が良いというわけではありませんよ。時と場合によっては、心を閉ざしていた方が、辛さを和らげることができるのは確かです。しかし、いつまでも心を閉ざしたままでは生き辛くなってしまいます。

心をオープンにできる環境を整えましょう。
そのために自分を知って、どんな環境が心地よいかを考えましょう。

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