誰にだって、疲れが溜まる時やストレスでモヤモヤする時がありますよね。そんな日は何をする意欲も湧きません。
意欲低下中の一日は、いつもと同じでは逆効果です。とっておきの過ごし方をしてみませんか?
目次
意欲が低下する日とは?
疲れていませんか?
ストレスが溜まっていませんか?
自分の状態は、常に自分自身が把握しているようでいて、実際には無意識に行動できてしまうから、ついうっかり疲れやストレスを無視して動き続けてしまいますよね。
そうなるとやってくるのが、限界です。
心も体も疲れ果てると、「もうこれ以上は動けない!」と訴えてきます。そうなると、動きたい・動かなきゃと頭では考えるのに、体が動かない状態に陥ってしまいませんか?
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、体も心もついていけなくなってしまった状態は、簡単に言えば『意欲が低下した状態』と言えます。
けれど、そんな言葉一つで片付けられないほど、現実には疲労困憊で体も心もエネルギーが空っぽなのではないでしょうか?
心と体のエネルギーは、常に循環しています。エネルギーを使って動いた後は、しっかりと休養してエネルギーを補わなければ、エネルギーは枯渇してしまいます。
エネルギーは無尽蔵ではないのです。限りあるものなのです。
意欲低下で動けない時は、それほどまでに頑張り続けてきて、エネルギーが空っぽになってしまったということ。
よく頑張りましたね。本当にお疲れ様です。自分では頑張った自覚はない人もいるでしょう。「この程度」と自分を卑下する人もいるでしょう。
けれど、あなたの心と体はエネルギーがゼロになるほど、頑張っていますよ。エネルギーが空っぽの状態で、まだ頑張り続けますか?それとも、まずはエネルギーを補いますか?
私は、エネルギーを補うために休養することをおすすめします。
無理はいつまでも続けられないからです。
明日、自然に笑顔でいられるように、今日を休養日にしませんか?
1.行動できない自分を責めなくて良い
意欲低下中は、エネルギーが空っぽです。車だって、ガソリンが無ければ走れないとわかっているのに、自分のこととなると「このくらいで動けないなんてだらしない!」と、自分に怒りをぶつけようとしていませんか?
その怒りは理不尽です。誰だって、疲れたら休まないと、体と心が壊れてしまいます。
もし、あなたの大切な人が誰かにそう言われていたら、あなたは「エネルギーが空っぽだなんて言い訳だ。ちゃんと動きなさい」と大切な人に言うでしょうか?
違いますよね。「休まないと辛いだけだよ」と、大切な人がゆっくり休めるようにサポートするのではありませんか?
その思いやりを、自分自身に向けてあげてください。
人は調子が良い時を、『いつもの状態』と認識しています。けれど、調子が良い時は『いつも』ではありませんよね。特にエネルギーが空っぽな時は、調子が良い時ほどの働きは難しいです。
思ったように行動できない自分を、責めないで。
意欲が低下して行動できない時は、「今日まで頑張り続けたんだな。じゃあ今日はのんびりしよう」と自分の状態を受け入れてあげてください。自分を責めても何も状況は変わりませんよ。
2.「今日は何もやらない!」と決断する
エネルギーが空っぽな時に、無理をしてもミスや失敗を連発して、余計に自己嫌悪に陥ってしまいやすいです。意欲低下中の過ごし方は、『何もやらない』に限ります。
休日であれば、仕事も家事も何もかもを休みにしましょう。食事だって作らなくて良いです。外食でも作り置きでも、自分の心と体に負担のかからないようにだけ気を付ければ、それで十分です。
一つだけ注意があります。それは、決断する際には声に出すことです。
頭の中で考えるだけでは、いつも行動を起こす場面に遭遇すると、行動しない自分を責めてしまいたくなってしまうからです。
「今日は何もやらなくてOK!」と声に出して、自分の決断を言葉にしましょう。
そうすることで、何もしていない自分を責めにくくなりますよ。
3.とことん眠って良し!
疲労困憊でエネルギーが空っぽの時は、心と体を休ませるのが最優先です。そんな時には、睡眠時間を気にせずにとことん眠りましょう。
睡眠には、肉体の再生を促す作用もありますが、心に溜まったストレスを和らげる作用もあります。眠るだけで、あらゆる心身のストレスが解消される最高の方法が睡眠なのです。
例えば、風邪を引いた時にはいつもよりも長く寝ていますよね。寝ることで、体の再生を促し、ウイルスと戦っています。エネルギーが空っぽな時は、風邪を引いた時と同じです。
いつもと同じ睡眠時間では足りないなら、眠りたいだけ眠りましょう。とことん眠れば、気持ちもスッキリしますよ。
自分に無理をさせないことが大切
人は簡単に自分に無理をさせます。周りの人に頼るよりも、自分が少し無理した方が楽だと思い込んでいるからです。
けれど、無理は少しずつその範囲を広げていきます。
最初はほんの少しの無理だったのが、それが常態化するともう一つ上の無理をしなくてはならなくなるでしょう。そうやって一段ずつ階段を上がるように無理のハードルを上げていってしまうのが、人という生き物です。
自分に無理をさせ続けていませんか?
以前よりも、無理のハードルが高くなっていませんか?
最初から熱湯に入れられると熱さにビックリして飛び出しますが、ぬるいお湯からだと熱さを自覚しにくくなります。それと同じです。
自分に無理をさせていないか、無理をさせていたら、一度それをリセットしましょう。
しっかり休養して、心と体を癒せれば、そのための判断力も回復します。
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