生きるのが辛い。
毎日が辛い。
そう感じ続けているあなたへ。明日への希望を見つける方法をご紹介します。
目次
生きる希望が見出せない辛さ
人生が辛いと思っている原因は、『未来に希望が持てないから』ではないでしょうか？
何をしても辛いことが減らない、穏やかな対人関係を築けない、仕事がうまくいかない、いつ安定した生活が失われてしまうか不安など、不安や恐怖を引き起こす出来事はたくさんあるのに、それに対して希望となる出来事が少ないと、辛さの方にばかり天秤が傾いてしまいますよね。
辛い、苦しいことがたくさん起きる毎日を過ごしていると、「どうせ明日も辛いことばかりだ…」と思い込んでしまいます。
その思いは自暴自棄なのではなく、下手に希望を見出して現実と理想のギャップに心が傷ついてしまわないように、自己防衛するために自分に言い聞かせています。
辛いとわかって（覚悟して）いれば、本当に辛い出来事が起こっても我慢できるから。
けれど、そうやって日々を過ごしていると、生きること自体に希望が見出せなくなってしまいます。
生きる希望が見出せなくなると、生きている意味を探します。
生きている意味は、人間しか考えない悩みです。
自分がこの世の中に存在して良い理由は？
生きている価値は？
自分の存在に価値はあるのか？
このような悩みを抱くのは、人だからこそではありますが、いくら考えても答えは簡単には見つかりません。そうやって考えて悩んでいくうちに、ますます不安や辛さが増大していきます。
だから、まずは目の前の楽しいことに注目してみてください。
遠い未来のことまでは、今の時点ではどうなるかわかりません。わからないことには不安が付きまとうものです。
まずは目の前の一日を楽しく過ごすことから始めていきましょう。
１．明日の楽しみを作ろう
例えば、明日は休日で、朝から行きたかったところに出かける予定があるとすると、心はウキウキとしませんか？
その時の心の状態は、不安や辛さで満ちてはいませんよね。
まずは、目先の楽しみを作ることをおすすめします。
今日が大変な一日でも、明日楽しみが待っていると人は頑張れるものです。自分の置かれた状態が辛いとしても、その状態にどっぷりと飲み込まれてしまえば、その環境から離れても心が辛い状態に支配され続けてしまいます。
楽しいことを楽しいを感じられるように、心を辛さから解き放ちましょう。
行ってみたかったカフェに行く。
食べたかった料理を食べる。
行きたかった場所に行く。
なんでも大丈夫です。自分の好きなことの中から『明日の楽しみ』を作りましょう。
その『楽しみ』が明日を生きる希望となってくれます。
２．我慢を減らそう
辛い時ほど、何かを我慢していませんか？
休みこと、人に頼ること、相談すること、負担を減らすことなど、つい自分でなんでも背負おうとしますよね。けれど、我慢ばかりではいつか限界が来てしまいます。
我慢は、心をすり減らしていることを自覚してください。我慢するたびに、自分の心をヤスリで削っているのです。そのまま削り続けたら、回復が難しいところまで心が削り取られてしまいます。
我慢した方が良い場面はあるでしょう。けれど、我慢を慢性化しては、自分を壊すだけです。
日常の中で、どんな我慢をしていますか？紙に書き出して、自分がどれほど我慢しているかを自覚してみましょう。そして、その中からしなくても良い我慢はないかを探してみてください。
きっと、一つ二つとしなくても良い我慢が見つかるはずです。
少しでも我慢を減らして、自分への負担を軽くしましょう。
３．自分が『どういきたいか』を考える
上記の１と２を行ってしばらくすると、心に少しの余裕が生まれてきます。そうしたら、次のステップを踏んでみませんか？
１と２は、対処療法です。頭痛がするから頭痛薬を飲むのと同じで、根本的な解決にはなっていません。目の前の状態を緩和させただけなのです。
けれど、現状の辛さを緩和させることで、次を考える余裕が生み出せます。ここから、あなたの人生を軌道修正していきましょう。
無理して行ってきた我慢を書き出して、我慢を減らしたように、自分の今の生き方を書き出して、『本当はどう生きたいのか』を考えてみてください。
やってみたいことは出来ていますか？
勝ち負けに執着していませんか？
人と競争することに固執していませんか？
今の自分にはどうにもならないことに翻弄されていませんか？
自分の『やりたいこと』を見つけられていますか？
人生は選択の連続です。自分の気持ちに素直になり、周りの顔色を窺うことをやめると、自分が本当にやりたかったことが浮かび上がってくるでしょう。もし浮かび上がってこないなら、まだ見つかっていないだけです。
自分のやりたいことに集中して生きていれば、辛く大変な出来事があっても、「乗り越えてやる！」との気持ちが湧いてきます。その気持ちは、生きる希望となるのではないでしょうか？
人生には楽しいと苦しいが混在する
人生にはたくさんの出来事がありますよね。その中には辛いことも苦しいこともたくさんありますが、楽しいことも嬉しいこともたくさんあるものです。
なぜなら、出来事は『その人の捉え方によって変化するから』です。
ただ、本当に辛いことはその瞬間は辛いと感じるだけでしょう。けれど、どうにかこうにか乗り越えて、辛さのピークが過ぎ去れば、「あの時は大変だったけど、今思えば楽しかった」と思える日がきます。
そうなるように、自分の人生を生きてみませんか？
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