生き方を変えれば、対人関係や将来への不安などの生き辛さが和らぐとしたら。生き方を変えてみたいと思いませんか?
目次
『楽な生き方』を考えよう
『楽をする』と聞くと、まず最初に思い浮かぶのは怠惰なイメージではありませんか?
昔から、楽をすることはズルい人間がやることだとのイメージが植え付けられてきました。全員が全力を出した方が、利用する側にとっては扱いやすいからです。
しかし、誰だっていつでも全力で過ごしたら、あっという間にエネルギー切れを起こしてしまいますね。自分で「それに全力であたろう」と決断したことならば構いません。問題は、周りから言われて全力を出し続けなければならない生き方です。
仕事では昨日よりも周りよりも多くの成果が求められ、家庭では家事の完璧を求められ、世間では身分や立場相応の言動が求められ、一体いつ『自分らしく生きられる』のでしょうか?
オンラインカウンセリング話楽がおすすめする『楽な生き方』とは、そうした周りからの圧力に流されて生きるのではなく、自分で考え自分で決断した生き方をしようというものです。
自分が決断した生き方は、どのような生き方であっても納得して行動できます。
不平不満を口にする考えなんてありません。
自分がこの生き方を選んだのだという思いがあるかないかの、たったそれだけの違いが、生き辛さを生むか、充足感や達成感を生むかの違いとなるのです。
怠惰や逃避ではなく、自分らしい選択をしてみてください。それにこそ『楽な生き方』に繋がる大切な指針が隠れています。
けれど、『自分らしい選択』も、周りの顔色を窺ってばかりいるような状態の自分自身では、何が自分らしいのかもわからなくなっているでしょう。
まずは自分らしさを見つけるために、次のステップを一つずつ試してみてください。
1.余計なストレスを回避する
ストレスは、人から考える余裕を奪います。別の言い方をするのであれば、ストレス過多の状態になると、視野が狭まるのです。
例えば、人生は分岐がいくつも目の前に現れる迷路のようなものだとします。ストレスがほとんどない状態では、自分の目の前や左右、上下を見回して道を探す余裕がありますよね。時には後ろを振り返ったり、少し道を戻ったりして、現在地とゴール地点の位置関係を確かめたりもするでしょう。
そういう風に考えて行動できるのは、ストレスが小さいからです。
一方、ストレス過多の状態ではどう見えるか?
目の前の道しか見えなくなっています。
目の前にいくつも分岐する道は存在しているのに、視界に入っていないのです。視界に入っても認識できないのです。そうなってしまうと、たくさんあるはずの選択肢の数がほとんどない状態に見えてしまいますよね。
これがストレスによる視野が狭まった状態です。
ストレスは、完全に排除はできません。だから、受けなくても良い余計なストレスは回避しましょう。
無駄に人から怒られたり、不機嫌な人の近くにいたり、頑張りすぎたり、人に期待を寄せたりなどをやめるのです。そうすると、余計なストレスを受けずに済みます。
2.自分らしくいられるコミュニティだけに所属する
コミュニティとは集団のことです。普段、どんなコミュニティに所属していますか?
多くの人は、仕事上の付き合いや自宅の近所の付き合いなど、自分の身の回りに関わりがあるコミュニティに自然と所属しています。
そのコミュニティは、本当に所属する必要はありますか?
事務的な連絡はコミュニティに所属していなくても、必要があれば回ってくるでしょう。必要な連絡だけ欲しいと伝えておいても良いはずです。
コミュニティにわざわざ所属するのは、誘いを断りにくいと思ったからではありませんか?
例えば、同僚が「次の休みに一緒に遊びに行こう」と誘ってくれたとします。その同僚とは特別親しいわけではなく、価値観の違いを感じるような相手です。
この場合、無理をして付き合えば、お互いにリフレッシュにもならない休日を過ごさなくてはなりません。単にストレスを増やすだけです。
コミュニティには特徴があります。どういう目的で集まっているか、どういう人達が集まっているか、コミュニティによって様々でしょう。
その中から、無理をして周りに合わせなければならないコミュニティではなく、素のままの自分でいられるコミュニティを選ぶのがポイントです。
対人関係で無理をすることに慣れてしまうと、その先どんな相手とも無理をして関係を持とうとしてしまいます。慣れとはそういう良くない一面を持ち合わせています。
そして、無理をしている間のストレスは無自覚にどんどん積み重なって、自分でも気が付かないうちに心身に異常をきたしてしまうリスクがあります。
ストレスが高まれば、人と一緒にいたくないと思ったり、人のちょっとした言動にイライラしたり、無理をしてまで築いた対人関係を破壊したい衝動に駆られたりと、周りにも自分にも迷惑がかかる行動を起こしてしまいかねないのです。
自分らしくいられるコミュニティは、安全な場所です。心にも体にも負担は最小限で、気遣いは真に相手のためを思って行えます。妙なマウント合戦や気遣いがないコミュニティは居心地が良く、余計なストレスを生み出しません。
3.心のままに生きる
余計なストレスを回避して、安全なコミュニティに囲まれていると、だんだんと無理していた自分に気が付けるでしょう。無理をしていた部分は無理をせず、少しずつ自分の気持ちを表に出すことに躊躇いはなくなっていくはずです。
最後のステップでは、自分の心のままに生きることを実践しましょう。
心のままに生きるということは、自分の気持ちをしっかりと自覚していなくてはできません。
周りの人の顔色を窺ったり、世間体を気にしたり、周りからの評価なんて気にせずに、自分の気持ちと向き合ってください。
何かを選ぶとき、あなたの心は何を感じていますか?
瞬間的に答えを出す必要はありません。本当の気持ちを隠して無理をしてきた人ほど、自分の本当の気持ちがわからないものです。気持ちをすくい上げ、少しずつ理解していってください。
自分のままで生きよう
楽をするのは悪いことですか?
そんなことはありませんよね。『楽』は、自分らしくいることです。自分のまま飾らず、自分の気持ちに素直に生きることが、『楽な生き方』です。
無理をして生き辛さを噛み締めながら生きるよりも、素のままの自分で楽しく生きませんか?
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