人生こんなはずじゃなかった。と言いたくなる瞬間は、理想と現実の差を知った時でしょう。なりたい理想像はあるのに、どうしてもそこに辿り着けないのはどうしてだと思いますか?
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こんなはずじゃない!なりたい自分になれない原因
人生にはたくさんの人の「こんなはずじゃなかった」という言葉で溢れているかもしれませんね。それほど、思い通りの人生にするのは困難と感じている人が多いようです。
けれど、周りを見ると自分らしく、自分の思った通りに生きられている人もいると思いませんか?
その人たちと自分と、一体何が違っているというのか考えてみましょう。
なりたい自分になれていない原因の多くは、自分に対するセルフイメージが、望んだものではないことです。
口では「カッコ良い自分になりたい」と言っているにも関わらず、実際に自分に対するイメージは『カッコ悪い』といったように、なりたい自分とは正反対のイメージを持っています。
このセルフイメージは、仏教でいうところの『思った通りの自分になる』と同じです。
自分が何者か。そう思い込むことは、意外と簡単です。「〜だから仕方ない」と思っていることはありませんか?それがまさにセルフイメージを言語化しています。
例えば、新入社員だから会社の業務について何もわからないのは当然だ。本番に弱いタイプだから緊張して失敗する確率が高い。などのセルフイメージを持つと、無知でいることを良しとし、本番で失敗するように行動してしまいます。
良くないセルフイメージを持ってしまうと、自分の意識する範囲では望んでいないのに、人生が良くない方へと流れていってしまうのです。
けれど、本当の部分は心の奥底で自分がそうなるとイメージした結果へと、自分自身を向かわせているだけなのです。
1.自分への思い込みを外す
自分に対して、ネガティブな思い込みを持っていませんか?
例えば、自分は人見知り、初対面の人とはうまく話せない。手先が不器用だから細かい作業は出来ないなど、自分の力を制限するような思い込みは、自分の可能性を潰してしまいます。
その思考のままでは、なりたい自分にはなれません。
人には向き不向きがあります。得意不得意と言い換えてもいいですよ。それぞれに特徴を持っているのに、その一面だけを切り取って決めつけてしまえば、そこからの可能性を一切否定してしまうのです。
だから、ネガティブな思い込みは一つずつ外していきましょう。
自分に付けたネガティブな思い込みは、リフレーミングでポジティブに付け替えてみてください。自分のどこかが至らないのではなく、その逆の部分が得意なのだと。
リフレーミングについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
【心の安定につながる『捉え方の変換』!自分を良い言葉で肯定しよう】
2.なりたい自分を明確にする
あなたは、どんな自分になりたいですか?
自分自身にとことん問いかけて、本音を引き出してみてください。
「自分なんてどうせ…」と思っている人も、心の奥底では「できることなら、こんな風になりたい…」と考えています。その本音を見つけて、はっきりとイメージを浮かべられる形にしましょう。
もし、イメージを浮かべられない場合には、現実にいる誰かを理想像にしても構いません。その方がより具体的にイメージしやすいならば、理想の人を見つけましょう。
3.小さな変化を習慣化する
最後は、なりたい自分になるための行動です。
現状と理想との間には差があるため、それを少しずつ埋めていくステップアップが必要ですが、いきなり大きくジャンプは難しく感じますよね。
おすすめは、習慣的な行動で少しずつ変化させていく方法です。
習慣は、無意識に行える行動のことを指します。歯磨きや洗顔のように、意識をしなくても目が覚めたら誰もが行動しますよね。そんな風に考える苦労もなく行動できるパターンを体に覚えさせていけば、いつの間にか自分を変えられます。
2でなりたい自分を具体的にイメージしました。その自分には、今の自分にないものを持っています。それはなんでしょうか?
なりたい自分は、今の自分とどこが違うでしょうか?
それを見つけて、今の自分に少しずつ取り入れていきましょう。
具体的にどう行動すれば良いか思い浮かばなかったら、「自分が憧れる人だったらどう行動するだろうか?」と考えてみてください。その行動を小さなステップに分けて、実践していきましょう。
例えば、いつも心に余裕を持った人になりたいのであれば、心に余裕を持てる環境を整える必要がありますね。
それには、定期的な心ケアやストレスが溜まる前のデトックスなど、自分を労る行動を日々に取り入れると、叶えられるでしょう。
毎日の習慣を見直し、ストレスを軽減させたり、リフレッシュできるところへ出向いたり、取り入れたい行動はたくさんありますが、まずは一つか二つに絞って初めてみてください。
あまりにたくさんのことを一度に始めてしまうと、効果があった行動がわからなくなり、新しい行動すること自体に嫌気が指してしまいかねません。
一つ一つを試して、習慣にしていってください。
無意識にできるようになった頃、あなたは今より少し理想に近付いているはずです。
思いがあれば変われる
自分の思い通りに生きられない。
こんな自分のままで生きていたくない。
そんな思いの苦しさを、自分を変える力に変えてみませんか?
行動を起こすのは、いつだって心の中にある思いです。
「変わりたい」その思いが、自分を理想に一歩近付けてくれます。
あなたの思いを、自分を変える力にしましょう。
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