ちょっとした不調や気分の落ち込み、不安を抱えた時など、その場でできるセルフケアを知っていると心強いですよ。心穏やかな暮らしには、セルフケアで小さな安心を持っておきませんか?
目次
セルフケアで心穏やかな日常を過ごそう
1.不安の解消に
心に不安が渦巻いている時のセルフケアには、『不安を紙に書き出す』のがおすすめです。
不安は心の中にいくつもいくつもありますよね。頭の中で考えていると、それらの全てをほぼ同時に考えているような状態です。
一つの悩みにでさえ、答えや解決策を見つけ出すことは大変なのに、同時に考えていたら答えなんて見つかりませんよね。
心の中の不安は、形になっているようで不明瞭です。それを明確にすることで、不安を落ち着かせることができます。
紙とペンを用意して、思いついたままに不安なことを書き出してください。
順番や時系列に並べて書こうとしなくて大丈夫です。思いついたままを書いていくと、だんだんと関連する出来事や気持ちが引っ張り出されてきます。
あらかた書き出し終わったら、内容を分けてみましょう。『自分に対処できること』と『自分に対処できないこと』にです。
自分に対処できることであれば、行動に移して不安を根元から解消できますね。自分に対処できないことであれば、諦めがつけられます。
どんなことにも出来ることと出来ないことはあります。不安になるのは、そのどちらかわからない状態だからです。「自分にはどうすることも出来ない」とわかれば、「どうしたらいいのか?」という不安は消え去ります。不安の大半は「どうしたらいいか?」がわからないから、起きているからです。
2.気持ちのリフレッシュに
気分が落ち込む、気持ちが晴れない。そんな時のセルフケアには『散歩』が一番です。
散歩は、スピードを競うマラソンなどではありません。自分が歩いていて心地よいペースで歩き、周りの風景を見ながら心を和ませる行為です。だからこそ、リフレッシュに最適です。
散歩をする際は、姿勢も意識してみてください。
背筋を伸ばすと自然と視線が上がります。上を向くと、気持ちも上向きやすいため、散歩の際には空が見えるくらいまで視線を上げて歩くのがおすすめです。
また、自然が多いところを歩くと、自然によるリラックス効果も期待できます。森の中を歩く森林浴には、深いリラックス効果やストレス解消効果があるため、散歩でも自然の中を歩いた方が気持ちのリフレッシュになりますよ。
3.思考のリセットに
人は考える生き物です。常に何かを考えていて、途絶えることがありません。けれど、そんな状態が続けば頭は疲れてしまいますよね。脳の疲労はそのまま心の疲労にも繋がります。
そこでおすすめなセルフケアは、『瞑想』です。
瞑想は、思考を止めて呼吸に集中するマインドフルネスの要素を持っています。静かな場所であらゆる思考を止めて呼吸に集中していれば、頭の中がクリアになるでしょう。
慣れている人は、10〜20分を目安に行いますが、初めての人は3〜5分を目安に始めてみてください。いきなり長く瞑想しようとしても、思考を止められずに失敗体験として記憶に刻まれてしまいます。
まずは短い時間で試してみて、瞑想の効果を実感してみましょう。効果を実感できれば、継続もしやすいし、集中もしやすくなります。
日常に心のケアを
心のセルフケアは、まだまだ日本では身近な存在ではありません。けれど、強いストレスがいくつもある現代社会では、そのストレスとどのように向き合うか、対処する方法を持っているかが生き抜く術となります。
心穏やかに過ごすために、心のケアを日常に取り入れてみませんか?
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
心のケアや不調の整え方、楽に生きる方法などをご紹介しています。ぜひそちらも読んで、辛さや苦しさを手放せますように。
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