物の多さは心の虚しさ。物が多い分だけ心は空っぽになっていませんか?

あなたの家には何年も使わずに片付けっぱなしの物はありませんか?
そういった物に溢れていると、あなたの心は物に執着し、どんどん虚しさを感じてしまっているかもしれません。

不要な物を捨てるとどうなるか、自分自身を見つめる為にどうして捨てるのかをご紹介します。

目次

 

物を多く持つ=虚しさを埋めたい心理

荷物を抱えた人達の写真

多くの物に溢れることは、つまりは満たされることだと、人は認識しています。成功者は抱えきれないほどのお金を持ち、生活するには十分以上に広い邸宅に住み、服や宝飾品や車は数えきれないほど所有しているというイメージを持っていますよね。けれど、それはただのイメージにすぎません。

多くの成功者ほど、家の中は物に溢れていません。それどころか、必要最低限の物しかない方が多いんです。それはなぜだと思いますか?

心が満たされない時、人は他の何かで満足感を得ようと試みます。それが、物を手に入れるという行為です。
例えば、ストレスが溜まったと言って、そのストレスを解消する為に目的のない買い物に出たことはありませんか?また、悲しい出来事があった時、過食に走ったことはありませんか?どちらも、心が満たされなかった分を他の物で埋めて満たそうという心理が働いています。

生活に余裕があるように見える成功者たちは、その多くが今の自分に必要な物だけを周りに置き、不要な物はすぐに捨てています。だから余裕があるように見えるんですよね。

 

物中毒にならない為に

カラフルなビーンズの写真

物は中毒性があります。「これがあれば幸せになれる」といった感覚を持っていると、その物がないだけで自分は不幸だと思い込んでしまうんです。だから余計にたくさんの物を抱えて、「自分は幸せなんだ」と思い込むための材料を必死にかき集めます。
これは、本当に幸せだとはいえないですよね。

物に溢れている家の中に住み続けることは、精神状態も悪くしていきます。物事に集中しにくくなったり、イライラしたり。
不要な物は速やかに家の外へと出してしまいましょう。フリマで売る、欲しい人に譲るなどして、自分の手元から完全に手放すと、意外にもその物がなくても困らないことに気が付くはずです。

溢れてしまった物を捨てていくのは、大掃除並みの大変な作業ですね。けれど、一日で全てをやる終えようとしても、無理があります。まずは、どうやって捨てる物を選んでいくかから考えていきましょう。

 

1.値段の高さで決めない

捨てる基準は『自分の今の生活に必要か』だけです。もう使っていなかった物でも、中には高額商品が眠っていることもありますよね。けれど、購入金額がいくらだったとしても、使っていない物は不用品です。きっぱり手放す覚悟を決めましょう。
手元にあるのは、今の自分に必要な物だけ。その基準からブレないように気を付けてください。

 

2.小分けに物を捨てていく

物を捨てる時、多くの人は「とりあえず全部出そう」と、全体像を確認しようとします。けれど、これでは何日かかっても終わりの見えない作業になってしまいますよね。物は小さなスペースにも潜んでいるので、全部を出していては片付きません。まずは小さな範囲から始めましょう。

棚などの場合、上の棚、真ん中の棚、下の棚という風に、ひとつずつに分けて物を出していきます。やっている途中で模様替えをしたくなることも多いんですが、今は我慢してください。まずは、不要な物を捨てることだけに注力しましょう。

範囲を小分けにすることで、ひとつの範囲を片付けるのに大した時間はかかりません。一時間程度で終わることの方がほとんどです。一回の労力が小さいと、負担は減ったように感じるので、翌日以降の作業を続けやすくなります。

 

3.本当に欲しい物かを自問自答

生活している上で、どうしても欲しい物は現れますよね。
せっかく不要な物を捨てたところなので、物は増やしたくない気持ちの方が強くなります。けれど、それで本来必要な物さえも入手しなくなるのでは本末転倒です。

欲しい物を見つけた時は、それを使っている自分を想像してください。本当に必要だろうか、気持ちを満たしたいだけだろうかと、自分に問いかけてください。
ただ気持ちを満たしたい、それを持っている自分が欲しいと感じたら、それは不要な物です。
自分の人生に改善をもたらす物であれば、必要な物です。

 

自分にとって必要な物と暮らす

透明感のある海の波打ち際の写真

断捨離やミニマリストという言葉が流行して、一時期は『物を捨てることこそ正しい』というような風潮が出来てしまいましたが、彼らが本当にやっていることは、『自分にとって必要な物と暮らす』選択をしたということです。

物を減らす為に、必要な物まで捨てて生活に困るようでは意味がありません。本当に必要な物とは、決して人と同じではないはずです。自分にとって必要であれば、他人から見て不用品であっても、手元に残すべき物となります。

物を捨てる時に、人の意見に耳を貸すよりも、自分の生活に照らし合わせることを大切にしてください。そうすることで、本当に何が必要かが見えてきます。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!