悩みとは、問題があってそれが取り除かれないことで苦しんでいる状態のことを指します。そして、悩みを持つと、人はその解決方法を探します。どうしたらこの悩みが解決するのか?どうしたら現状が良くなるのか?
悩みに対して解決する方法がわからないと、不安がどんどん積み重なっていきます。悩みごと不安、心配といった気持ちが堂々巡りをしてしまい、慌ててしまいますよね。
ここでは、悩みを解決する簡単な2つの方法をご紹介します。
目次
悩みを解決するたった2つの方法とは?
結論から先に言うと、『調べる』と『実行する』ことです。
『調べる』は、悩みの解決方法や対処方法を調べること。
『実行する』は、調べた方法を実際に行動に移すこと。
この2つをするだけで、悩みはいとも簡単に解決されていきます。
けれど、それが難しいんですよね。
悩みが解決しない原因
悩みを解決するのは、実はとても簡単です。前の項目で書いた『調べる』と『実行する』のたった2つの方法に取り組むだけで、悩みは解決し、それに伴って生み出された不安や心配の気持ちも消えていきます。
それだけなのに、どうして悩みが解決されないと悩み続けている人が多いと思いますか?
悩みがいつまでも解決しない人は、悩みの解決方法や対処方法を調べはするものの、そこで停止してしまうんです。行動には移さないんです。それでは、悩みはいつまでも解決せず、不安と心配の堂々巡りの中から抜け出すことはできませんよね。
行動してみれば、解決方法のように悩みが解決するかもしれないのに。行動することが怖くて、悩み続ける道を選んでしまいます。行動することは、高いハードルのように感じますよね。だから、ハードルの前で足踏みして、もっと低いハードルはないかを探し続けてしまっています。
また、悩みが複雑化しすぎて、何から手を付けていいのかわからなくなってしまっていることもありますよね。悩みをひとつ取り上げると、付属品みたいに次々に他の悩みが出てきて、何をどうしたらいいのか頭が真っ白になってしまっています。
けれど、悩み続けていては永遠に解決しません。どこかで行動しなければ、状況を変化させることはできません。
『調べる』と『実行する』この2つの方法を交えて、実際に悩みを解決するまでの流れをご紹介します。悩み解決の一助になれば、幸いです。
1.悩みを具体的に書き出す
悩みはいくつも絡み合って、大きなひとつの悩みとなっていることがあります。そんな時ほど、解決するのが難しく、不安と心配の堂々巡りを繰り返してしまいます。
そこで、まずするべきことは、何に悩んでいるのか具体的に書き出すことです。
紙に書くということは、頭の中で考えるよりもわかりやすくなるという効果があります。一度紙に書き出せば、書いた文字を忘れることがないからです。頭の中で考えていると、悩みが次々に押し出されてきて、最初に思い浮かべたことがどこかに行ってしまいますよね。
悩みは紙に書き出してみると、意外と多かったり少なかったり、実感していたものとの違いを感じるかもしれませんね。
例えば、「上司がきつい言い方をする人で、毎日のように批判されるのが辛い。批判じゃなくても言い方がきつくて、批判されているような気分になってしまう」という風に書き出してみてください。何に悩んでいるのか、どんな気持ちになっているのかを書き出していきます。
最初はうまく書き出せないかもしれません。箇条書きになっても構いませんので、できるだけ何に悩んでいるのか、全てを書き出してください。そうすることで、解決の光明が見えてきます。
全てを書き出したら、内容を整理します。
何が関連しあっているのか、複雑化しているものはどれかをまとめてみてください。
2.解決方法を調べる
悩みを書き出したら、悩みを解決もしくは対処する方法を調べます。人に聞いてみる、本を読んでみる、ネットで検索してみるなど、なんでも構いません。今は問題の答えがそこかしこで簡単に見つけられる時代です。活用できるものは、全て活用していきましょう。
ただし、人の情報を鵜呑みにだけはしないように気を付けてください。ネットでは、信頼性の薄い情報が流されていることが多いですし、人の話はその人が解決したひとつの方法というだけであって、全ての人にとって有効というわけではありません。
失敗するかもしれない。その覚悟は持っておきましょう。
そして、実際に行動する為に自分が本当にできる方法を探してください。
例に出していた『上司の言い方を変えてほしい』からと言って、怒鳴りつけて上司を黙らせる、という方法はできませんよね。実際に行動できる内容を調べましょう。
3.解決方法を実行する
悩みを解決・対処する方法の調べがついたら、行動あるのみです。
調べた方法の中から、行動に移してみるものをリストアップします。ここでも紙に書き出してみることをおすすめします。
行動する内容が決まったら、実際に行動してみましょう。
行動することで重要な点がひとつあります。一度やって失敗しただけで、「ダメだった」と思わないでください。
どの方法でも、行動してすぐに改善される悩みはほとんどありません。特に人間関係の悩みは、いざ行動に移しても、その効果が発揮されるには時間を要します。1~2週間ほどの時間を決めて、行動し続けましょう。
4.結果を検証する
決めた日数分、実際に行動に移してみたことで、何かしらの結果が出ました。その結果が良いものだったか?それとも悪い結果だったのか?結果の内容を検証します。
実行してうまくいかなかった事
実行してうまくいった事
この2つを書き出してみてください。行動の結果がどうなったのか、書き出してみることで整理され、次への行動に移しやすくなります。
最後に行うのは、次の行動を決めることです。
今回、実際に行動したことで変化がありましたね。その変化を踏まえて、ここでの解決方法を調べ、実行し、結果を検証するを繰り返してみてください。
こうして行動を積み重ねていくことで悩みは解決していくはずです。
悩みが生み出す感情に巻き込まれない
どの悩みも、些細なということはありません。その人にとっては大問題で、時には生きるか死ぬかという問題でもあるものです。「自分の悩みなんてちっぽけだ。こんな事に悩んでいる自分なんて、どうせダメな人間なんだ」と考えないでください。
悩みを小さく捉えることはストレスを軽減させるひとつの方法ではありますが、それに伴って自分自身までちっぽけな存在だと思わないでください。
悩みの生み出す不安や心配といった感情に巻き込まれないように、悩みを客観視する癖をつけていきましょう。
悩むなというわけではありません。悩みは頭を抱えるような問題ではありますが、その悩みが生み出させる感情に巻き込まれては、冷静な判断はできづらくなります。
そうならない為に、悩みを書き出し、客観的に見るという癖をつけて、自分を守る術を身に着けてください。
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