ついやってしまう息苦しくなる癖。止めたら楽に生きられる

自分らしくいられれば、生きることは想像するよりも楽になるはずと思っていても、ついやってしまっている行動で、息苦しさを感じていませんか?

当たり前だと思い込んでしまいがちなことにこそ、息苦しさの原因が潜んでいます。

目次

 

生きるのが苦しくなってしまう癖

夜景モンタージュ写真

生きていて、苦しいや辛いと感じる事はたくさんあります。できるだけ苦しいことも辛いことも避けて通りたいものですが、その中のいくつかは自ら突き進んでしまっているかもしれません。

まずは自分の行動を振り返ってみて、こんな四つに当てはまるものはありませんか?
もし当てはまっていれば、自分で息苦しくなる道を選んでしまっています。思い当たる行動があれば、ひとつずつ止めていきましょう。

 

1.人を変えようとする

人の意見や価値観、そこから現れる行動を変えようとすること、つまり自分以外の他人を変えようとすることは、大きなストレスを生み出します。

誰にでも、自分の考えがあり、それに従って生きています。生まれた環境、育ってきた環境、触れ合ってきた人達との中で価値観を育み、自分の生きる指針としています。
それに正解も不正解もありません。あるのは『人とは違う』だけ。

人を変えようとするということは、この価値観を無理やりに捻じ曲げようとする行為です。
もし、あなたがそれを誰かにされとしたら、強く拒否しますよね。

人を変えようとする行為は、お互いに大きなストレスにしかなりません。言うことを効かせられないストレス、物事を押し付けられるストレスです。

 

2.見返りを求める

見返りなんて求めていない。そう思っていながらも、つい見返りを求めていることって、実は多いんです。

例えば、周りの人の助けになると思ってやってあげた行為でも、それが毎日となると重荷になりませんか?それを重荷と感じるようになった頃、あなたの心の中には、こんな思いが芽生えます。
「こんなにたくさんやってあげたのに」
この思いは、見返りがないことに対する不満です。そう、見返りなんて求めていないと行動していても、それを重荷と思った瞬間に、見返りを求めているんです。

そして多くの場合、見返りを求めずに始めた行動は、周りの人の為と言いながら、自分の為のものです。
良い人と思われたい、役に立つと示したい、好かれたいなどの思いを隠し、人の為という大義名分で行動します。けれど、本当は満たされたい思いを隠しているから、見返りがないことに不満を持ってしまうんです。

 

3.人に好かれようとする

簡単に人に好きになってもらうには、その人にとって都合の良い人になることです。なんでも意見を肯定してあげて、ご機嫌をとってあげて、いつだって味方だと示せば、その人から好きになってもらうのは簡単です。
けれど、これでは本当に良好な対人関係ではありませんよね。

相手の望むことばかりを優先させれば、自分の気持ちを抑え込むしかなくなるからです。
気持ちを押し隠すのは辛いです。自分を偽り、気持ちを偽り続けていれば、遠からず破綻するのは目に見えています。

そうやって築き上げた関係性は、自分を隠し通した側が限界になった時に崩壊してしまい、その後の対人関係においても疑心暗鬼になり、信頼関係を築きづらくなってしまいます。

 

4.完璧を求める

完璧であることは美しいという認識があるのは悪いことではありません。程度の問題として、何事にも完璧であれというのは息苦しさを感じずにはいられないですよね。
完璧とは聞こえはいいですが、言い換えれば僅かなミスも許されないということでもあります。

完璧を求めていると、ミスや失敗を過剰に恐れるようになり、挑戦する意欲が失われてしまいます。何か新しいことに興味を持っても、自分が理想とする領域まで到達できそうになければ、試してみようとすることさえできません。また、それを人にも強要するようになってしまえば、対人関係が悪化していくのはわかりきったことですよね。

自分や人に対して、完璧でなければならないという考えは、大きなプレッシャーを与え続けることになります。プレッシャーも適度であれば成長を促進する材料にもなりますが大きすぎるプレッシャーは、ただのストレスです。

 

自分にも人にも寛容でいよう

海と花束を持つ女性のモンタージュ写真

今回ご紹介した四つの癖は、よくある癖でしたね。誰もがやりがちだし、「自分はそんな事をしない」と思っていても、ふと振り返ってみるとやってしまっていることもあります。それくらい日常にある落とし穴なんです。
あなたにも、思い当たる行動はありましたか?

人は、素晴らしい人生だから、素敵な時間だから、それをもっと輝かしく理想通りにしたいという思いを秘めています。誰もが特別な時間を楽しみ、宝石のように輝かしい人生でありたいと願っています。
その思いが強まるほど、視野を狭め、選択肢を減らしてしまいます。それが息苦しさの元になるとも知らず。

もっと自分に寛容でいましょう。人に対しても寛容でいましょう。
完璧じゃなくたっていい。無理にみんなに好かれなくたっていい。見返りなんてなくたっていい。人が変わらなくたっていい。それらがなくても、あなたの人生を輝かせることはできます。

不足に不満を持つよりも、今あるものに喜びを感じてください。
できないことを嘆くよりも、今できることがあることに満足を感じてください。

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