自分を伸ばす秘訣。『手の届く一歩先』を目標にしよう

成長したい願望がある時に限って、大きすぎる目標を立てていませんか?
どんなに気持ちがあっても、毎日続けられる努力には限界があります。

諦めて挫折してしまうより、少しずつでも続けられた方が、結果的に自分を伸ばせるのではないでしょうか。

目次

 

うまく成長に繋げるには?

銀杏の木の写真

今よりも自分を成長させたい。
高いスキルを習得して、出来ることを増やしたい。
理想の自分になろうと思った瞬間は、気力に満ち溢れ、どんな困難も超えていける映画の主人公になった気分がしますね。

けれど、現実には泥臭い努力と成長を実感できない毎日の繰り返しです。そこで諦めてしまえば、自分を伸ばしていくことはできません。
でも、成果の出ない努力を続けるのは辛いですよね。

そんな時、あなたはどうやって自分を伸ばしていこうと考えていますか?
初心に帰り、そう思い立ったキッカケを振り返ってみたり、やる気を出す為にがむしゃらに行動してみたりなどをするでしょうか。
その結果、上手く成長に繋がりましたか?多くの場合が、失敗に終わってしまったのではないでしょうか。

その原因は、高すぎる目標設定にあります。

「変わりたい」や「成長したい」ということは、今の自分はその理想には届かない位置にいます。それなのに、行動してすぐに成長したいと思っても、無理がありますよね。

海外でミュージシャンとして華々しくデビューすると目標を立てても、すぐには達成できません。最初の一歩目としては大きすぎるのです。

自分ひとりならば、楽器が弾けて、作曲ができて、歌が歌えて。それらが人を魅了することのレベルにまで高めなければなりません。そして、海外ということは母国語以外の言語もできないと、コミュニケーションをとることも不可能ですね。

目標を達成する前に、いくつもの準備段階をクリアしていかなくては、達成はできないのです。
こんな風に大きすぎる目標を立てると、あまりにも途方もない道のりに、成長への道筋が描けず、挫折してしまいます。

うまく成長へと繋げるには、今の自分から手が届きそうな目標を設定し、ひとつずつ小さな壁をクリアしていくことです。

 

1.最初は手の届く目標を設定する

無理をして高い目標を掲げても、良いことはありません。挫折した時の反動が大きくなり、「結局、何をやってもダメなんだ」と自分を否定する材料を増やしてしまいます。

自分を伸ばす秘訣は、無理をしない目標を持つこと。
まずは、一歩先の目標を持ってみませんか?

たった一歩なら、頑張ればできそうに思えるし、すぐに達成できるでしょう。それがいいのです。
自分にもできる。出来るを積み重ねていけば、それが自信となり、行動する勇気をもたらしてくれます。そうやって少しずつ自分を伸ばしていきましょう。

いきなり高い山には登れません。早く走れません。けれど、ゆっくり進むことは出来ます。暗い道を歩いている時に、遠くの目印に光を当てるのではなく、自分の足元にこそ光を当ててみてください。

 

2.徐々に目標を大きくする

ひとつ目の目標を達成したら、その達成感に浸る前に次の目標を立て、行動する準備を整えましょう。

次の目標も、今の自分から手の届く範囲で構いません。そうやって少しずつ自分を伸ばしていくと、ふと「もう少し高い目標でもいけそうだ」と思える瞬間がやってきます。その時こそ、少し目標を大きくし、さらなる飛躍をする時です。

順当にひとつずつ目標を大きくしていく必要はありません。その時の状況に応じて、無理のない範囲で目標を立てていきましょう。

 

3.失敗した時はひとつ前に戻る

自分を伸ばそうと、成長させようと限界に挑戦しているのですから、時には失敗することもあるでしょう。目標をクリアし続けていると、いざ失敗した時には「もう無理だ」と悲観して、諦めてしまおうという気持ちが湧いてきますが、それは大きな勘違いです。

成功が続いたことで気が大きくなり、「自分が失敗なんてするはずがない」と思い込んでしまっているのです。
そんな思い込みは間違いだと、自分の考えを訂正しましょう。
そして、ひとつ前の段階に戻ってみてください。

失敗してしまった時は、ひとつ前の段階に戻りましょう。
もしかしたら、まだ挑戦するには早かったのかもしれませんし、他に考慮しなければならない事があったのかもしれません。それらを考える為に、失敗した事実から意識を引いて、客観的に出来事を見つめなおしてみてください。

失敗したという出来事に囚われてしまえば、目の前の事実も歪んでしまいます。正確に起きた出来事を把握する為に、失敗した出来事から身を引く為に、ひとつ前の段階へと戻るのです。

そこから、じっくりと考えてみましょう。目の前にいた時では気が付けなかったものが、見えるようになっているかもしれません。

 

無理しない成長を

木とイルミネーションの写真

今の自分から変わること、成長することは、限界を超えていくことだとイメージしますよね。そうすると、なぜか辛く苦しい道を歩かねばならないと思い込んでしまう人がいます。
あなたは、そうではありませんか?

成長する為に、無理に辛く苦しいことをしなくてもいいのです。無理なく成長できるなら、その方がいいと思いませんか?
「辛く苦しい道のりを乗り越えてこそ」なんて考えは、古すぎる固定観念です。自分を苦しめる固定観念なんて、取り入れる必要もありません。

楽しみましょう。
変わっていく自分を、成長していく自分を。
そうして得た経験で、人生も楽しみましょう。

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