休憩は大事だとわかっているからこそ、5分間は仕事から離れて目を閉じて、じっとしている。そんな休憩を続けていませんか?
正しく自分を癒せなければ、休んだことにはなりません。
疲れは確実にあなたを蝕み、イライラを蓄積させます。
自分を癒す習慣を身につけませんか?
目次
自分を癒す習慣を身につけよう
自分を癒せていますか?
ストレスは待ってはくれません。毎日のように降り注ぎ、一つひとつは小さくとも、毎日降り注げば重みに耐えきれなくなって潰れてしまう場合もあります。
そんなストレスを解消し、自分を癒す時間を持てていますか?
忙しさで自分のことを忘れてしまったり、人のことばかりに意識を向けていると、つい自分を癒す時間を後回しにしてしまいます。
ある程度は我慢できても、いずれ我慢の限界となるのは目に見えていますよね。
そうなる前に、自分を癒し、整える時間を持ちましょう。
疲れが溜まってくると、人は自分の為にならない行動に走る傾向があります。本来なら、疲労に耐えてまでやらなくてもいいはずなのに、つい無理をしてしまうのです。
次のような行動は、まさにそんな行動の一例です。当てはまる行動があれば、疲れを溜め込んでいる可能性があります。
- 寝る前に考えごとをする
- 悩みを連鎖させる
- 人を悪く言う
- ストレスを溜め込む
- 問題から逃避する
- なんでも人に合わせる
- 睡眠時間を減らす
- 自分の為の時間を持たない
一つでも当てはまったら、さらにストレスを溜め込んでしまう前に、自分を癒してみませんか?
自分を癒すには、次の三つのポイントを押さえてみてください。
何をしたら、自分がどう整っていくのか。それを考えて癒してあげましょう。
1.息をつく
人は集中している時ほど呼吸が浅くなります。けれど、永遠に集中できるわけではありませんよね。人が集中できる時間は、約30分程度と言われています。無理に集中を長引かせようとすると、抑圧された環境に苛立ちを感じてしまうでしょう。
ゆっくりと息を吐き、呼吸を整えてみてください。
深い呼吸は副交感神経への切り替えスイッチになります。
自分のペースでゆっくりと息をつき、空気を味わうように呼吸を整えましょう。
そうすると、イライラしていた気持ちは落ち着き、感情をリセットすることができます。
呼吸を整えるには瞑想がおすすめです。
瞑想のやり方やメリットは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
【週に一度、日に一度は瞑想した方がいい理由。自分をリセットする時間を作ろう】
2.思考を整える
次は思考を整えていきましょう。
思考は、様々な外部刺激に晒されて、新しい情報や刺激によって変化し続けています。気付かない内に、思考が歪んでしまうこともありますよ。
自分の思考が歪んでしまっていないか。それを確かめるには自分と向き合う時間が必要です。
頭で考えるだけよりも、考えを紙に書き出すなどをすると、自分を見つめ直しやすくなります。
日頃から自分の思考や感情を知る方法として、日記が役立ちます。
短い日記の効果やメリットは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
【客観的に自分を知る方法。短い日記が客観視に役立つ】
3.笑顔の自分に戻る
乱れた感情や思考を整えることができたら、最後は笑顔のあなたに戻る準備をしましょう。
疲れを溜め込んだストレスなら、疲れを取ればいいだけ。とは限りません。疲れを取ったなら、失ったエネルギーを回復させなければ、すぐにエネルギー切れを起こしてしまいますね。
笑顔のあなたに戻るには、何をすれば自分が喜ぶかを考えてみてください。
マラソンや登山、キャンプなどの自然に触れに出かけるのも良いですね。自分の為の料理を作り、自分好みの味をゆっくりと楽しむのも素敵です。好きな人と一緒に過ごし、幸せを感じるのも喜びのひとつです。
自分に喜びを与えましょう。そうしたら、また笑顔のあなたに戻れます。
自分を癒す休息の取り方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
【考えすぎると脳も心も疲れ果てる。脳と心を癒す休息を】
疲れたら休むのが一番
頑張りすぎる傾向のある日本人は、休むことがとにかく苦手です。それは日本に根付いている固定観念が、いまだに残り続けているから。
頑張ることは良いことだ。
頑張らなければ人ではない。
人が頑張っているならその三倍は頑張らないと結果は出ない。
自分一人だけ休むなんて悪いことだ。
このような考えを、どこかで見聞きし、それに従っていませんか?
全てに歯向かうわけではありませんが、時と場合、そして人によって頑張れるペースもタイミングもまちまちです。それを皆で一斉に合わせようとする方が、困難だと思いませんか?
頑張るペースは自分のペースで。
疲れたら休むのが一番です。
頑張りすぎることを良しとしないでください。そんな考えは捨てましょう。
時代遅れの考えなのではなく、そんな時代があって、今は休んで効率を上げる方が良いとわかった時代になっただけ。
頑張ることが悪い訳ではなく、頑張り方に新たな発見があっただけです。
無理せず自分のペースで進めていけるように。
頑張りすぎないように、自分を諌めましょう。
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