生きているのは辛いですか？
その辛さは、どこにあると思いますか？
生き辛さの原因の一つに、自己肯定感の低さがあげられます。
今よりもっと人生を楽にする為に、あなたの辛さが楽になるように。自己肯定感を高めてみませんか？
目次
行動で自己肯定感は高められる
自己肯定感と自信。混同してしまいがちですが、その違いはわかりますか？
自己肯定感は、何の根拠も裏付けもなく、ただ自分がここに居ていいと感じる、自分には価値があるなど、自分を認めること。
自信とは、自分の経験によって積み上げた裏付け（体験、実績など）によって、自分を信じること、または自分を信じる環境を整えていること。
自分を認める、信じるという行為が似ているように感じられますが、大きな違いは、自己肯定感には根拠が不要だということです。
しかし、現代では自身も自己肯定感も失ってしまう人が続出しています。その理由はまた別にお話ししますが、今回は、失ってしまった自己肯定感を高める四つの方法をご紹介します。
あなたらしく生きる為に、生き辛さを減らす為に。
自分でいることを認めてみてください。
１．自分で決断する
自己肯定感も自信と同じく自らの行動によって高めることができます。けれど、いきなり人生を左右するような大きな行動を起こすのは、心理的ハードルが高く、難しいですよね。
そこで、小さなことから始めてみましょう。
ご飯のメニューやどの道を歩くかなど、日常の中の小さな選択を自分で決断します。
自分で決めるという行為は、自分の決断に責任を持つ意味があります。ランチのメニューを決めるのに、そこまで重く考えてなんていませんよね。けれど、自分で決断する行動を続けると、人の言動に右往左往することがなくなります。自分で考えて、自分で決断する癖が身につけば、過度に人を頼ろうとする思考は減っていくのです。
何かあった時、すぐに人に頼ろう、人の顔色を窺おうとするのではなく、まず自分の心に聞いてみる。その一歩目が、自分で決断する行為です。
２．安心できる安全なコミュニティを持つ
信頼できる人との良好な関係は、心の安定を図れます。
以前、孤独への対処法として信頼できるコミュニティに所属することをおすすめしました。
（詳しくはこちらの記事をご覧ください→【孤独の不安。誰かといても孤独を感じる。どうしたら消える？どうしたら孤独じゃなくなる？】）
それも一つのコミュニティではなく、様々な複数のコミュニティに所属するのが良いとしました。
それは、一つのコミュニティだけでは、そこで何かあった時に、頼れる場所、逃げ込める場所がなくなってしまい、自分を追い詰めてしまう可能性があるからです。
複数の、それも様々なコミュニティに所属していると、たくさんの人の価値観に触れることができます。それは、時にあなたを救う考えになるかもしれませんし、あなたの未来を拓く道筋になるかもしれません。
心の安心と安全を得られる場所は、いくつあってもいいものです。ただし、管理しきれないほど増やさないように気をつけましょう。
３．自分の『努力』を数え直す
自己肯定感は、自らの行動によって高められると書きました。
これからの行動だけではなく、過去の行動からも高めていきましょう。
今まで生きてきた中で、自分が頑張ったと思う出来事や努力した結果に得たものなどを数え直してみてください。
例えば、大切に使っている持ち物はありませんか？それは、仕事を頑張って手に入れた物ではありませんか？
例えば、鏡に疲れた自分自身が映っていませんか？それは、人付き合いを頑張ったからではありませんか？
そうやって、自分の努力の過程を思い出してみてください。
ただ生きているだけではなく、小さな努力を幾つも重ねていることを、努力した結果の今日があることを、今も生きているのは自分自身が頑張ってきたからだということを、思い出していきましょう。
そうしていく内に、自分の努力を認めることができます。それは自分を認める小さな一歩です。
４．問題を吐き出す・共有・共感してもらう
最後は、少々ハードルが高いかもしれません。
あなたの中にある問題、感じている障害を言語化して、自分の言葉で人に話してみてください。
人は、頭で考えているだけでは問題をきちんと認識できていないことが多く、何となくや漠然とした不安や不満などといった感覚でしか認識できていません。
明確に認識できないものに対して、対処のしようがありませんよね。
けれど、不安な気持ちだけは認識してしまう為、心は安定せず、イライラしたり、悲しくなったりなどを繰り返し、自己否定に走ってしまう場合も少なくなりません。
自分が自分を引き下げる理由は、抱えている悩みや問題にあります。それらがあることで、自分自身を卑下したり、自己否定したりを繰り返していませんか？
抱えている問題や悩み、それがあるということを自分の外に吐き出すだけでも、問題を明確に捉える手段として有効で、そして肩の荷を降ろす働きもあります。
自分だけで抱えなくていい。
誰かに助けを求めていい。
そう理解する為に、自分の中にある問題を自分の言葉で、外へと吐き出してみてください。
それを共有し、共感してくれる人がいるだけで、自分を受け入れられるようになっていきます。
『生きる』を楽にしよう
自己肯定感は、元々備わっている感覚です。しかし、様々な経験によっていつしか弱まり、崩れ、失ってしまう場合があります。
現代人の多くが、自己肯定感が低いと感じており、そのせいで生き辛さをより感じずには要られません。
生きることを楽にしませんか？
人生は、もっと楽しいものだし、もっと楽なものなはずです。
辛くて苦しい。それだけが人生となっていませんか？
あなたの思考、価値観、過去の経験の全てが、今のあなたを作り上げています。
未来のあなたは、現在のあなたによって作り上げている途中です。
未来のあなたに、人生の楽しさを教えてあげましょう。
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