楽しさも面白さも感じられない人生を、息苦しくて辛いだけの人生を、ちょっとした意識の変化で『ちょっと良く』してみませんか?
ほんの少しの意識で『ちょっと良いこと』が感じられる五つの方法をご紹介します。ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。
目次
『生きる』を楽にする為に意識すること
生きていて面白くない、息苦しい、辛いなと思うことはありますか?
その原因は様々なところにあり、それを解決する方法も様々ですが、ほんのちょっとした意識で、今を楽にしてみませんか?
これからご紹介する五つは、ちょっと意識を向けるだけで心がほんわか幸せを感じられたり、張り詰めていた緊張を解きほぐせたりします。問題の根本的な解決をする前に、悩みすぎて疲労困憊の心身から余計な力を抜いてみる為に、ぜひ試してみてほしいと思います。
1.周囲への感謝
今日、何か良いことはありましたか?
こう聞くと、多くの人が一日を振り返って何があったかを思い返します。しかし、思い返すシーンは良いことよりも悪いことの方が多くありませんか?
人は、危険を察知する方が得意なために、良いことよりも悪いことの方が目につきやすく、そして記憶しやすい生き物です。
それを意識して『良いこと』を見るようにすると、自然とあなたの周りに『良いこと』が増えたような感覚を得られます。
笑顔が可愛いと褒めてくれた。
元気に挨拶を返してくれた。
私の話を聞いてくれた。
悩みの解決方法を一緒に考えてくれた。
辛い気持ちに寄り添ってくれた。
上記の内容はごく一部です。たった一日の中でも周囲からたくさんの『してもらったこと』があるのがわかりますね。一つ一つは本当に些細なことですが、その些細なことも『してもらえない』時だけは、疎外感や寂しさを感じます。
誰かがきちんと向き合ってくれる。たったそれだけのことと言い捨てられるような誰かの行動が、他の誰かの喜びや支えになっている、『感謝』される出来事ですよね。
2.『出来る』ことを数える
生まれてすぐの赤ちゃんは、自分で何もできません。ご飯も食べられない、一人で歩くこともできません。そんな何もできない時を経て、徐々に出来ることを増やして心身を成長させていきます。
しかし、大人になると出来ることが『出来て当たり前』と周囲から思われるようになり、自分自身にもその固定観念をすり込ませてしまいます。
『出来て当たり前』が行動の基準になってしまうと、出来ないことばかりを数えるようになり、「自分はなんてダメ人間なんだ」と強く自己否定してしまいます。本来、人は不完全な生き物です。出来ないことがあって当たり前で、出来ることなんて数えるほどしかありません。特に一人で出来ることなんてたかが知れています。
あなたが『出来る』ことを数えましょう。比べるのは、1年前や5年前の『過去の自分』です。
過去の自分と比べて、一つでも出来ることが増えていませんか?
『出来る』ことは、何かに挑戦するほどに増えていきます。何でもやってみましょう。何が『出来る』かは、やってみなければわかりません。
『出来る』ことが増えていたら、それはまさに成長の証です。褒めて喜んで、自信にしましょう。
3.自分らしくいる
無理な愛想笑いや居たくもない場所に居続けると、自分らしさが失われていきます。自分を否定や批判される環境では、『自分』を守るために鉄壁の防御で固めるしかありません。
しかし、鉄壁の防御を続けるのもまた、心にはストレスです。
自分らしくいられる場所で、気を張らずにいられる環境で、素の自分を解放しましょう。
『自分らしさ』は誰かに制限されるものではありません。TOPを弁えていれば、誰に文句を言われる筋合いもないのです。ましてや人から「それはあなたらしくない」と言われても、気にする必要もありません。
周りからの評価ではなく、自分自身がどう在りたいかを優先させましょう。
自分らしくいることは、心の羽を伸ばすようなものです。思う存分リラックスして、羽を伸ばしてください。
4.『自分』で自分を認める
承認欲求は誰もが持つ本能の一つです。けれど、人に承認欲求を強く求めるようになると、やや問題ですよね。認めてもらう為に手段を選ばなくなったり、認めてもらいたい人に異様な執着心を持ったりなど、対人関係にまで悪い影響を与えかねません。
人からではなく、『自分』で自分を認めましょう。
自分がそのままで存在して良いこと。
自分がした決断。
出来ないこともある不完全な自分。
人に認めてもらって満足感を得ようとしなくなれば、自分がどういう行動をとるのも自由に選べるようになります。選択肢の幅が広がれば、人生を楽しむ可能性も広がります。
5.マイペースで良い
「みんながやっているから」で人生を決めていませんか?周りと同じような行動をしなければいけないと教育された子供時代からの習慣で、多くの人は大人になっても「右へ倣え」を行動の指針にしています。
しかし、大人になれば責任は自分が持つもの。だからこそ、もっと自由に行動して良いのです。
年齢や性別、出身地域などでラベリングしていませんか?
それは「〜だと〜じゃないといけない」という固定観念の塊です。大人になれば、人と自分は違う存在で、それぞれに生き方があると理解できます。
だからこそ、マイペースに生きましょう。
生き方まで、周りと足並みを揃えないといけないことはありません。自分の好きなように生きて、肩肘を張らないで楽をしたって構わないのです。
『らしく』生きよう
多くの人が『自分』を認められず、周りと足並みを揃えなければいけないという古い固定観念に縛られ続けています。その原因は、過去の出来事から続く今の環境にあるでしょうけれど、そこから抜け出すかどうかの決断は、あなたに委ねられていることを思い出してください。
自分らしく生きようとする道を選べば、いつだって自由な世界は目の前に広がります。
それを邪魔する存在がいるならば、そこから逃げ出せばいいだけのこと。反論したり説き伏せたりなんてする必要も、本当はないのですよ。
凝り固まった思考を、もっと解放してみてください。
今見えている世界だけが全てではないと、感じ取ってください。
もっともっと世界は自由で、もっともっと『自分らしさ』を解放できる生き方があります。
あなたが『あなたらしく』生きられる道を、選びましょう。
あなたの幸せは、あなたが作り上げていくのです。
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