対人関係を良くする4つの『◯◯力』!あなたが変わると対人関係が楽になる

対人関係の悩みは尽きないものですが、悩みの総数を減らしたり、解決方法を見つけやすくしたりすることは可能です。
ここでは、対人関係を良くする四つの『◯◯力』をご紹介します。ぜひ試してみてください。

目次

 

対人関係の良し悪しを決めるのは『自分』

乾杯をする人の写真

対人関係に悩みを持つ人は多いですが、その原因は「相手の言動にある」と思い込んでいませんか?
実は、対人関係上の悩みの原因はどちらでもない場合や状況によるものである場合など、相手側が必ずしも原因とは限りません。

しかし、人は自分の中の常識やルール、視点から判断する為に、問題を見つけると最初に『自分の外側』に意識を向けて探し出そうとします。その癖が身につけば、あらゆる問題の原因を『自分以外』に置いてしまうようになります。

「自分は悪くない。悪いのは相手だ」という考えを持っていれば、お互いにとって良い解決方法を見つけることはできません。
つまり、自分がどういう思考を持って人と接するかによって、対人関係は良くも悪くもなるのです。

一度持ってしまった思い込みや固定観念を捨てるのは、容易ではありませんよね。けれど、どこかで思考を変えないと、いつまで経っても対人関係の悩みを解決するのは困難なままです。
今から、思考を変える意識だけでもしてみませんか?

今回は対人関係を良くする四つの力をご紹介します。どれか一つでも身につけてみると、今までと同じように接していても、違った面が見えてくるでしょう。
対人関係に悩みを抱えている人は、ぜひ試してみてください。

 

1.想像力

物事の裏側を想像する力は、対人関係でも役立ちます。
相手がどうしてその行動を選んだのか、どうしてその言葉を発したのか、その裏側を想像してみると、前はイラッとしていた行動や発言にも感情を波立たせることなく、相手への理解を深められるからです。

よく『相手の立場に立って考える』と言い換えられますね。「自分が相手の立場なら」とリアルにシミュレーションしてみましょう。そうすると、相手の行動や発言の意図が読めるようになっていきます。
意図する根本が見えてくると、今までとは違った反応を返すこともできますね。

 

2.忍耐力

対人関係には『待つ』力、忍耐力も必須要素です。
人は何歳になっても再スタートできますが、一朝一夕で成長できるものではありません。成長したい、変わりたいと思って、その為にどうしたらいいかを考えて調べて、そして行動し、何ヶ月何年もかけて結果を築き上げていきます。その間は、ただただ待つしかありません。

相手の成長や変化を待てないで急かしていると、相手から嫌われます。自分に置き換えてみるとわかりやすいでしょう。現在進行形で仕事を消化している最中なのに、「まだ終わらない?」と度々声をかけられたら、やる気も消え失せてしまいますよね。

人との信頼を築くのも、築いた関係を良くしていくのにも時間はかかります。ゆっくりと育んでいるという気持ちで、待つ余裕を身につけましょう。

 

3.共感力

相手の裏側を理解する想像力と共に、相手の気持ちや状況に共感する力は、信頼を築くには重要です。
相手の立場に立って、相手がどうしてその気持ちになったのか、今の状況をどう感じているのかなど知ろうとすると、相手は「自分を理解してくれようとしている」と感じ、心を開いていきます。

しかし、ここで注意したいのが、「その気持ちわかるよ。私も経験がある」という同調とは違うということです。同調は、相手が経験した出来事と同じ経験をした過去の自分に対しての共感で、つい自分の体験談ばかりを語ってしまいます。大変な時に過去の苦労話や自慢話をされても、困ってしまいますよね。

本来の『共感』とは、相手の気持ちや置かれた状況に理解を示し、受け入れることを意味します。
例えば、「今日は疲れた」と相手が言ったら、何があったのか、どう疲れているのかを質問するでしょう。そうやって相手が置かれている状況を理解するよう会話していくことで、共感を示し、相手からの信頼を得ることができるのです。

 

4.自己受容力

人を受け入れる心の余裕を持つには、まず自分が自分自身を受け入れていなくては成立しないのです。
自己受容力とは、『そのままの自分で良いと無条件に自分を受け入れる力』のことで、ネガティブな部分もポジティブな部分も「そういう自分がいて良い」と受け入れるということ。

案外これが一番難しいかもしれません。
大人になる程、理想と現実の差を思い知り、「周りは出来るのに自分はどうして上手く出来ないんだろう」と悩まれる人は多いです。何か制限を受けているわけでもないのに、「完璧でなければならない」といつの間にか思い込んでいるケースもあります。

自己受容力は、人の過ちや外的要因による状況の悪化なども受け入れる心の余裕です。
上手くいかない時や自分達ではどうしようもない状況の時など、何かを批判するのではなく「こういう事もあるよ」と受け入れる力は、対人関係を良くするだけではなく、自分自身の成長にも繋がります。

 

自分が変われば関係は変わる

木漏れ日の写真

人は変えられない。
変えられるのは『自分』だけ。
こんな名言があるのを知っていますか?

自分以外の誰かは、どんな手段を使っても根本的には変えることはできません。その人を根本的に変えられるのは、その人自身だけです。
しかし、人は影響しあって生きています。

あなたが変化することで、周りの人には何かしらの影響を与えることができるでしょう。
対人関係においては、その変化は相手の態度を変えるほどの大きな影響ともなり、自分を変えることで相手の行動さえも変えてしまえる力を持っています。

変えられる『自分』を変えて、対人関係を良くしてみませんか?
刺々しい関係性は長続きしないだけでなく、続けているだけでストレスとなります。

好きな人、大切な人とだけ繋がれるように。
そんな人達と信頼で結ばれるように。
自分自身の内面を、少しばかり変えてみましょう。

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