「努力は報われる」はウソ!労力・努力の対価があると信じるのは危険!

「努力すれば報われる」と思い込んでいませんか?努力したことの対価に必ず良い結果が待っていると信じていると、生き辛くなってしまいます。
『努力』に対する考え方を変えて、楽になりませんか?

目次

 

努力は報われるとは限らない!

上を見上げる人形の写真

「努力すれば必ず報われる」と考えている人は、実はとても多いです。なぜなら、自分が行動した結果、もしかしたら何の意味もないなんて信じてしまったら、行動する気力・夢や希望なんて持てないからです。それはまさに人生に絶望するのと同じでしょう。

けれど、現実には努力しても叶わないことはあるし、それは環境や努力の仕方、タイミングなど様々な原因がありますよね。
『自分の力ではどうしようもないこと』に対して、「どうにかしなきゃ」と考えるのは、それこそ苦しいだけです。

『努力』に対して、過剰に期待するのをやめませんか?
物語のように主人公に都合の良い助けが必ずやってくるわけではないし、努力したら必ず一番になれるわけでもありません。自分の思い描いた通りの理想に成れるとも限らないのです。

努力に対する考え方を変えると、生きるのが少し楽になるかもしれません。生き辛さ、息苦しさを軽減するために、あなたの中の思い込みを手放してみませんか?

 

1.『努力』を計測しない

もしかしたら、無意識に思い込んでいる努力の理想がありませんか?
例えば、「ここまで頑張ったから、必ず出来るようになる」といった思い込みです。

努力を数値化して計測すると、どうしても人と比較してしまいます。「あの人はこのくらいの努力(時間・学習量など)で目標達成していたから、私もこれで出来るはず」という風に、人のやったことを手本にするところまでは良いのですが、問題は『これで自分も出来る』といつの間にか思い込んでいることです。

人には個人差があり、他の人と同じだけの努力をしたからといって、必ずしも望み通りに成長や変化ができるわけではありません。
けれど、無意識に「ここまでやったんだから、出来なければおかしい」と、いつの間にか自分の努力を計測して、努力の多さの対価として良い結果を求めています。
あなたにも、そんな経験はありませんか?

人の努力の仕方はそれぞれです。同じだけ同じことをやっても、同じ結果を得られるわけではありませんよね。
そうと知っていながらも、無意識では「同じだけ頑張ったんだから自分も同じことが出来るはず」という思い込みを捨てられないと、努力することが目的となり、目標に辿り着くことができなくなってしまいます。

ただ時間を潰すだけの努力は、努力とは言いませんよね。机に向かって本を開いても、内容を理解できなければ『勉強した』ことにはならないのです。

努力を計測して、人と比べるのはやめましょう。それは無意味です。
それよりも、自分がどうすれば目標を達成できるか、望んだ通りに進められるかを考えてみると良いですよ。

 

2.努力は『経験値』と考える

努力が必ず報われるのは、物語の中だけです。現実には、どれだけ努力しても出来ないことはあるし、歯痒い思いをすることもありますよね。
それを「こんなに頑張ったのに、どうして!」とイライラするよりも、努力することは経験値を貯めていると考えてみてください。

経験値は、ある程度貯まると成長に繋がります。
ゲームや物語の人物のように、突然出来ることが目に見えて増えるわけではありませんが、前よりも着実に『出来る』方に近付いているでしょう。

難しかった作業が前よりも簡単に感じたり、1時間かかっていたことが50分で出来るようになっていたり。成長が垣間見える変化は小さいですが、それは確かにあなたの糧になっているはずです。

「努力したから必ず出来るようになる」と考えると、「努力したのに出来ないなんておかしい」と、結果が伴わない時に自分や周りを否定する気持ちを生み出してしまうでしょう。

どこまで努力したから出来るようになる。ではなく、
どう努力すれば出来るようになるか。を考えてみてください。

努力は、結果を得るまでの過程です。どれだけ時間がかかろうと、どれだけ人と違うやり方になろうと、自分自身が望んだ結果が得られれば、それで良いのです。人よりも遅い、人とは違うなんて些細なことは努力する過程で何の障害にもなりません。
あなたが望みを叶えるために必要な努力をしてみてください。

 

納得するまでやってみよう

ライラックの写真

ここまでやったらから大丈夫。これだけ頑張ったから報われる。そうした思い込みを手放せば、おかしなイライラを引き起こすことが少なくなります。

努力は、夢や理想を叶えたいから、目標を達成したいからやっている過程です。過程がどこまで長くなろうと、人と違うやり方になろうと、それを周りと比較する必要はありません。
「〜さんはこうしていて出来ていたから真似してみよう」と参考にするのは良いですよ。けれど「〜さんはこれで出来ていたのにどうしてできないの!」と出来なかった時にイライラするのは間違っています。

また、「これだけ努力したんだから、出来て当然」と思い込むのも、結果が伴わなかった時に努力する虚しさを倍増してしまうだけですので、気をつけて。

自分がやりたくて努力していることを忘れないでください。
やりたいことがあるから、その為に努力するのは、苦しくても楽しいと感じられるはずです。そうではないのなら、どこかに無理をさせているのかもしれませんよ。

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