目標を達成したい!成功したい!成長したい!そんな数々の願いも虚しく、挫折を繰り返していませんか?
やり方を変えてみたり思考を変えてみたりしても、やっぱり挫折してしまうには理由があります。
「いつまでやれば良い?」そう考えていませんか?
目次
「いつまでやれば出来るのか?」では目標を達成できない理由
変化や成長を目的として行動して、目標もしっかり立てて計画も綿密に立てたのに、いつの間にか同じ挫折を繰り返していませんか?
もしかしたら、あなたは「いつまでやれば良いのかな?」なんて、考えていないでしょうか?
何かをはじめた時や挑戦した時、今まで経験していないことであるほど、最初からうまく出来ませんよね。
しかし、挫折しやすい人には二つの偏った思考を持っています。
一つは、今この瞬間に出来るか出来ないかを重要視し、今出来なければいけないと思い込んでいます。
もう一つは、「いつまでやれば良いのかな?」と、終了時間を気にしています。
この二つの思考は、目標達成の大きな障害です。
なぜこの二つの思考が障害となるのか、それは心の底で「こんな面倒なことは早く終わってほしい」と思っているからです。
手間をかけず、時間もかけず、魔法のように物語のように、すんなりと出来たら嬉しいですよね。何となく頑張った感覚はあっても、失敗も挫折も一つも起きなければ楽でしょう。
しかし、この思考は成功する人、目標達成する人と比べると全く異なった思考をしています。
成功する人や目標達成する人は、こう考えています。
「どうやったら、自分は〜が出来るようになるか」
「目標達成するために何をしたらいいか」
見ている視点が違えば、当然ながら結果は異なりますよね。
この二つの思考の大きな違いに気がつけたら、あなたはもう変わりはじめています。
変わりはじめた小さな変化を、次のステップへと引き上げませんか?
もしかしたら、次のステップで成功を体験することができるかもしれません。
もしかしたら、次のステップで思い描いた理想に近付いたと確信できる一歩になるかもしれません。
この『もしかしたら』を実現させるのは、あなたの行動です。
1.小さな成功体験を繰り返す
挫折を繰り返してきた人は、言い換えれば「何度挫折しても挑戦してきた人」ということです。
それにあとひと押しさせてください。
挫折経験がある人は、過去の失敗を強く記憶しています。同じ数だけ成功してきた経験があるはずなのに、思い出すのは失敗した体験ばかりという人も少なくありません。
そこで、まずはその挑戦していることへの成功体験を繰り返していきましょう。
小さなステップで構いません。まずは自分を成功させるように導いてください。
ものすごく簡単なレベルでいいのです。新しいことに挑戦しているのですから、簡単なことから始めないと、すぐに嫌になってしまいます。
小さな成功体験を繰り返して、自分に自信を持たせ、挑戦していることへの興味や好奇心を掻き立てる材料としましょう。
2.『今』出来ない状況に落ち込まない
いつまでやれば終わるのか・変わるのか・目標達成できるのか。それを気にしては目標達成は遠のくばかりです。
それと同じように、『今』このたった一度目で出来るどうかに、人生の全てを賭けないでください。
挑戦しはじめた頃は、誰でも失敗します。うまく出来ることの方が稀です。そうと頭で理解していても、出来てほしいという思いが失敗を恐怖の対象としてしまいます。
失敗することは、間違いではありません。
失敗を繰り返すほど、成功への確率が上がっているのです。
経験値を獲得して、成長しているのです。
もし、うまく出来ないと嘆く気持ちが収まらない時には、プラトー現象をイメージしてみてください。
プラトー現象とは、成長が感じられない状態のことを指します。
誰もが抱く成長の理想は、右肩上がりに伸びていく折れ棒グラフですが、実際の成長はステップの広い階段のような折れ棒グラフです。
プラトー現象とは、成長過程にある伸び悩み期間です。それがどれだけ続くのか、成長に必要な経験値が人それぞれで違うので、はっきりとわかりません。やり続けて、変化や成長を急に感じ取れる瞬間がきて、初めてわかるものなのです。
プラトー現象を停滞期ではなく、経験の蓄積期と捉えてみるのもいいですね。
3.きちんと休養する時間を作る
人は頑張り過ぎれば疲れます。新しいことや出来ないことへ挑戦している時は、普段以上に心が疲れ果てています。
挑戦することへのエネルギーは、思っている以上に多くの量を必要とするので、気が付いた時にはエネルギー切れを起こしかけているなんてことも少なくはありません。
きちんと体も心も休養する時間を作ることを忘れないでください。
休養の目的は、疲れを癒して回復させることです。
「人より頑張らないと成功できない」と思い込んで、休みも取らずに頑張り続けても、エネルギー切れを起こしてしまうだけです。きちんと心と体を休ませないと、頑張りたい時に力が出せません。
人生は長距離走
挑戦したら成功しないといけないとか、大人が失敗するなんて恥ずかしいとか、自分を狭める思い込みは手放しませんか?
人生は長距離走のようなものです。どこまで走ればいいのか、走り始めた時も、走り続けている今からもゴールはまだ遠く、見えてきません。そんな遠くのゴールを目指しているのです。
疲れたら立ち止まって休んでいいし、道に迷ったと思ったら自分がどこにいるかを調べてもいい。転んだって、傷が治るまで座っていていいのです。
最短距離で誰よりも早くゴールしなければならない理由なんて、どこにもありませんよ。
もっとゴールへ至るまでの道を、楽しんでみませんか?
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