辛さや苦しさを和らげるには、その元となる思考を変えることが一番効果があります。
楽に生きるために実践した方が良い三つの思考をご紹介します。
目次
無理しないで楽に生きる思考とは?
人生は辛いこと、苦しいことがたくさんありますね。その中でも、周りの目を気にして生きることは誰にでもよく起こり、そしてとても辛く苦しい生き方です。
自分に無理をさせてまで、周りの目を気にする必要は本当にあるのか、考えてみませんか?
自分らしくいようとすれば、誰かと意見が合わずに衝突するかもしれません。自分と気の合う人がいたとしても、周りの目を気にする人にとって、誰か一人でも自分を嫌っているかもしれない状況は、決して放っておけることではありません。
問題を解決したいけれど、相手は言うことを聞いてくれないとすれば、自分の意見ではなく相手の意見を優先させるでしょう。そうやって一時的に解決したかのように見えれば、それで十分ですか?
きっと相手は、次に同じようなことがあっても折れないでしょう。そうしたら、その時も同じように自分の意見を飲み込むのでしょうか?
我慢ばかり選択しても、報われることはありません。
それよりも我慢した分だけ、あなたの人生は消費され、苦しい時間を耐えるという時間がやってきます。それを選んだのは、紛れもないあなた自身です。
人の目を気にして、自分に無理をさせる思考を手放しませんか?
もっと楽に、肩の力を抜いて生きませんか?
様々な問題や課題が、あなたの前にはあるでしょう。それらを片付ける前に、まずは『あなた自身』を変えていきましょう。
1.人に好かれようとしない
誰かの気持ちをコントロールしようとしても、うまくいくことはありませんよね。その人の気持ちは、その人がどう感じるかによって、自然と生み出されるものです。
だから、無理をしてまで人から好かれようとする必要はないのです。
人から好かれようとすると、対人関係が辛く苦しいものになってしまいます。たとえ仲の良い友達といても、友達を怒らせたくない・嫌われたくない・もっと自分を好きになってもらいたいと思うがあまり、自分の気持ちを無視して友達に合わせようと行動してしまうのです。
しかし、そんな上下関係のような仲では、友達も嬉しくはないでしょう。かえって友達の不興を買ってしまいます。
対人関係を楽にするには、気張らないことです。普段通りの自分のままで接して、相手があなたを気に入ってくれたら親しくなるでしょう。逆に相手から「この人とは合わないな」と思われれば、相手の方から去ってくれます。
無理をした関係性ほど、苦しいものはありません。人に好かれようと自分を曲げるのではなく、素のままの自分でいて、一緒にいてくれる人を大切にしましょう。
2.人の期待を背負わない
人はついつい自分を良く見せたいと、見栄を張ってしまいますね。そんな時がたまにあってもいいのですが、常に見栄を張り続けていると、疲れてしまいます。
人の期待を背負うのは、まさにそんな状態です。
誰かから「あなたは勤勉だ」と言われ、その言葉を嬉しく感じたあなたは、その人や周りの人からもっとそう思われるために努力するでしょう。
しかし、誰かが決めつけた『あなたの理想像』に、無理をして当てはまろうとすると、自分を捻じ曲げているのと同じで苦しくなりますよ。
「良い子でいてね」や「真面目に頑張って」など、人から期待を背負わされることがありますが、その期待を背負っている時、「期待に応えたい」という気持ちと「無理していて辛い」という気持ちがありませんか?
無理をして人に合わせたり、人が望む自分でいたりすると、簡単に疲れ果ててしまいます。
そして、自分らしさからは遠ざかっていくでしょう。
人の期待は背負わず、自分がやりたかったらやるくらいで十分です。無理に自分を捻じ曲げてまで、誰かの期待に応えるのはやめましょう。
3.自分の欠点を受け入れる
自分には価値がある。周りよりも〜な点が優れている。という風に、人はつい実際以上に大きく良く見せたがってしまいますよね。そうやって背伸びした分だけ、自分のことを否定していると気付いていますか?
誰にでも欠点はありますよね。その欠点を隠そうとする・無かったことにしようとすることは、無意識であっても自分を否定する行為となります。
自分の一部でも否定する行為に、心が傷つかないはずがありません。
目を背けず、あえてはっきりと自分の欠点を意識することで、欠点を指摘されても傷つきにくくなり、欠点を活かす方法を思いついたりできます。
まずは「自分には〜な欠点があるな」と否定せずに受け入れましょう。
頑張って活かす方法を探さなくても、欠点ある自分ごと受け入れるだけでも、十分に心は楽になれます。
肩の力を抜いて楽に生きよう
生き方は自分で選ぶことができます。誰であっても、自分の生き方は自分で決められるのです。
もし、今が辛くて苦しいなら、それはそんな生き方を自分で選んでいるからではありませんか?
何かに執着したり、思い込みによって選択肢を減らしていたり、もっと自由で楽しい生き方があるのに、それに目を向けていないのではありませんか?
今よりもっと、肩の力を抜いたら、辛さや苦しさが少し和らいで、楽になるかもしれません。
そのために、「〜しなければ」と思い込んでいる思考を手放してみてください。
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