「自分はなんてダメなんだ!」と思う人に知ってほしい考え方!

自分を「ダメなやつ」呼ばわりしてしまうのは、どうしてですか?
頑張ったけれど成果が出せなかったから?人の役に立てないから?すぐに休みたくなるから?
その考え方は、生き辛さを増長します。

目次

 

自分を『ダメなやつ』呼ばわりしてしまう人へ

NOを持つ人形の写真

何をやっても、うまく出来ない。
頑張っても頑張っても、周りに迷惑をかけてばかり。
そんな風に自分をダメなやつ呼ばわりしていると、本当に自分自身には何一つまともに出来ない人間なのだと思い込んでしまいます。
そうやって目を曇らせてしまえば、本当のあなたが隠れて見えなくなって、人生はどんどん悪い方へと進んでしまい、余計に自分の無力感や価値の無さを体感してしまうでしょう。

けれど、本当のあなたは無力でも無価値でもありませんよ。
これまで生きてきた中で、ちょっと思い違いをして、その思い違いが刷り込まれてしまっただけです。
本当のあなたは、物事を成し遂げる努力をすることができるし、望んだ結果を出すこともできる人です。ただそうである自分を見失っている状態です。

人は、ふとしたキッカケから坂を転がり落ちるように、自己否定まで一直線に突き進んでしまうことがあります。
例えば、うまくいかないことがあって自虐的な発言をしたら、周りからそれを肯定されてしまったり、自分が気にしている部分を誰かに指摘されてしまったり、小さな悲しい出来事が重なると「自分はなんてダメなんだ!」と、決めつけてしまいます。

けれど、それはちょっとしたすれ違いや勘違い、自分を悪く言うことで心を守ろうとしたにすぎません。
本当のあなたまでもが『ダメなやつ』なのではありません。

自己否定してしまうのは、自分がこれ以上頑張らなくてもいいという線引きのためです。頑張っても頑張っても成果が出せなかった自分だから、もう頑張らなくてもいいように理由を作り出している状態です。
そこまで頑張ってきたあなたには、自分をダメ呼ばわりしてしまわなくても良い理由をご紹介します。
どうにも浮上できないくらい苦しい時、あなたの心を軽くするために。

 

1.休みたいのは頑張りすぎた証拠

燃え尽き症候群という言葉を知っていますか?頑張って頑張ってゴールまで辿り着くと、心身ともに疲れ果てて意欲を失い、動き出せない状態に陥ってしまう症状です。

頑張り屋さんな人は、よくこのような状態に陥りかけて、ギリギリのところで頑張っています。
けれど、体も心も限界まで出し尽くしているので、集中力や意欲は低下したまま、モチベーションも上がらず、やる気がない・サボり癖などと見られてしまう不安が募っていきます。

また、周りの人達と比べて同じ以上に持続して頑張れていないと、すぐにダメだと思っていませんか?
人の体力や気力の絶対値は違います。体力の上限が違うのに、同じだけ頑張り続けることはできませんよね。体力の少ない方が先に限界に達するのは、明白です。

そうとは知らず、ただただ頑張り続けて、自分がダメなやつなんだと思ってしまうまで頑張ってきた証拠なのに。

心身ともに疲れ果てるまで頑張ってきた自分を、どうかダメだなんて言わないでください。
力尽きるまで頑張った人に、あなたはどんな言葉をかけますか?それと同じ言葉を、自分自身にかけてあげませんか?

 

2.自分のために生きても誰も困らない

人の輪の中で生きているのだから、人の役に立たないと意味がない。
誰かにとって有益だと示さなければ、生きている価値がない。
なんて、思い込んでいませんか?

確かに人との繋がりで形成される社会では、人の役に立つことでお互いに助け合って生きています。
けれど、その社会の中にあっても人のためではなく、自分のために生きても誰も困ることはありません。逆に、自分に素直に、やりたいことをやって楽しんで生きている方が、世の中は平和に回っていくでしょう。

全てにおいて、自分の優先度を下げて人を最優先にしなくても大丈夫です。そんなことをしなくても、十分社会はうまく循環しています。
社会への心配がないのであれば、自分のことに集中しても良いと思いませんか?

 

3.失敗は経験のひとつにすぎない

人は思い詰めると、とんでもない極論に至ってしまうケースがあります。よくあるケースは、何か新しい試みに挑戦した時です。

一大決心をして新しいことへと挑戦していると、だんだんと視野が狭くなっていきます。本人に自覚はほとんどありませんが、挑戦している最中に「良い結果を出したい」が「良い結果が出なかったらこの人生をやめてもいい」なんて、賭け事のような考えを思い浮かべていませんか?
このように、気が付かないうちに自分の視野や選択肢を狭めていることが多いのです。

何かに挑戦して失敗するなんて、日常風景の一つです。当たり前のことです。
成功しか生き残る道はないような、リアルなサバイバルな世界で生きているわけではないのですから。もっと失敗に寛大になっても大丈夫ですよ。

失敗は、経験のひとつにすぎません。ある過程を通過した結果は、このようになるというだけのこと。ただの一つの事例というだけのこと。

生まれたばかりの赤ちゃんを見てください。歩くことどころか、満足に立つこともできませんが、それで自分の存在を否定なんてしませんよね。
何度も尻餅をついて、周りの大人たちから笑われて、それでも日を改めて挑戦を繰り返しています。何度も何度もやってコツを掴み、ようやく立てるようになるのです。そして、次は歩くという挑戦へと進んでいくのです。

大人になっても、それは変わりません。
失敗の経験を積み重ね、成功へのステップを高く高く積み上げていく自分を讃えましょう。

 

生きるハードルを無理に上げる必要はない

オレンジの花の写真

生きていると、自然と周りの人の価値観や世間の常識などの固定観念が自分の中にも入り込んできます。
全てを否定する必要はありませんが、自分が生きていく上で辛くなったり苦しくなったりする価値観や常識は、捨てて構いません。

そんな価値観や常識を持ち続けていると、生きるということのハードルを高くしてしまい、生きているだけで辛いという状態に陥ってしまいます。

もっと生きることへのハードルを下げませんか?
楽しく生きる。楽に生きる。それで十分だと思いませんか?

無理して成長する必要はないし、頑張りたいと思った時から踏み出して問題ありません。
ただ、生きていることで辛くならないように、自分にも周りにも理想を求めすぎないようにしてみてください。

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