どれだけ頑張ってみても、望んだ結果を得られないのは、やり方ではなく『行動』そのものに中身が伴っていないせいかもしれません。
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何をしても結果が出ない原因とは?
何をしても望んだような結果が出ない、良い結果にならないという人は、もしかしたら行動そのものが目的となっていませんか?
例えば、痩せるために運動をしているのに、運動量の割には体重が減らなかったり、資格取得のために勉強していても、参考書は読み進めているのに内容が頭に入っていなかったり。
目標のために行動しようとしている内に、『行動すること』自体が目的になってしまい、結果を出すための行動ができていない可能性があります。
他にも様々な原因が考えられますが、行動している割に結果が伴わないのであれば、まずは『行動』そのものを見直してみましょう。
行動している時は周りが見えず、本来の目標から外れてしまっていることもよくあります。自分の行動が、結果を得るために必要なことが出来ているか、その行動にどのような意味があってしようとしているのかを考えてみると、『行動そのもの』が目的となってしまうのを防げます。
具体的には、行動する前と後で次のことを考えてみましょう。
1.行動する前:『行動』の意味を考える
まずは行動する前に、これから起こす『行動』でどのような結果を得ようと考えているのか、『行動』する意味を考えてみてください。
体重を減らすための運動ならば、その行動で何キロの体重を減らすことができるのでしょうか?
ランニングならば、体重50kgの人が時速8kmで30分間走った場合、210kcal消費することができます。しかし、ペースが落ちれば消費カロリーも減少するため、運動した時間よりも少ない消費カロリーとなりますね。
もし、時間だけで運動を管理している場合、計画通りに運動を行っているようで実際には計画よりも消費カロリーが少ないため、思ったように体重を減らすことはできません。
結果を得るための行動とは、その『行動』によって結果を得る、もしくは結果に近づけるかどうかが重要です。もちろん無理を推奨するものではありませんが、正しく行動できずにただ時間だけ消費してしまうのは勿体無いです。
行動する前に、これから起こす『行動』は何のために行おうとしているのかを考えてみましょう。そして、その行動によって得られるものも考えれば、適切な行動かどうかを判断することができますね。
2.行動した後:『行動』を振り返る
続いて、行動した後にも『行動』を振り返ってみると、より良い結果を得やすくなります。
行動している最中は集中していたりアドレナリンが分泌されて興奮状態だったりして、行動したことで達成感や充実感を得て、正しく判断することが困難です。
そこで、少し落ち着いてから『行動』が適切だったかどうかを改めて振り返ってみましょう。
その日の『行動』は、望んだ結果を得るために適切だったか、『行動』によって得られたものは何かを改めて見つめ直してみると、行動することに夢中になっていた時では気付けなかったズレに早い段階で気付くことができます。
物事を修正するのは、問題が起きてから早いほど簡単に済むことが多いですよね。後回しにすればするほど、問題は陰で大きく膨らんでいるものです。
できれば行動した当日、もしくは翌日には振り返って『行動』の内容を見直してみましょう。
目標を意識して行動しよう
行動を起こせば、現状を変えることができるでしょう。
しかし、その『行動』に意味がなければ、どれだけ頑張っても望んだ結果を得るのは困難です。
自分の望んでいる結果に、その『行動』は適切ですか?
行動する前に、そして行動した後に改めて見直してみましょう。
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