やる気は長続きしない！やる気・意欲を長期間維持するには？

2023/02/20

夢や目標を叶えたい！その思いはあるのに、行動する気力が湧かない。そんな悩みを抱えていませんか？
やる気や意欲は長期間維持するのが困難です。けれど、全く出来ないわけではありませんよ。

やる気が続かない！それは当たり前？

辿り着きたい目標や夢を見つけた瞬間は、胸が高鳴るような高揚感と集中力を発揮できますが、日ごとに低下していってしまいますよね。
それもそのはず。やる気や集中力は一時的に高まりはするものの、高い状態を長時間維持することには向いていないからです。

物事に集中している時は脳内でドーパミンが分泌され、多少の疲れなら認識することなく行動し続けることができます。しかし、それも一時的なものです。
心身の限界に近づくほど集中力は途切れやすくなり、やっていることに価値を見出しにくくなっていきます。また、毎日が同じことの繰り返しの場合にもその傾向は強まり、意欲の低下を招くのです。

どれだけ大きな夢や目標を掲げても、その瞬間に抱いた高揚感は長期間続きません。それが当たり前なのです。
しかし、夢や目標は一日二日で辿り着けるようなものではありませんよね。数年や数十年をかけてじっくり取り組まなければ、辿り着けない大きな夢や目標には、どうやって意欲を維持すれば良いのか、誰もが悩みます。

数日単位ではなく、それよりももっと長い期間でやる気や意欲を持続させるために効果的な三つの方法をご紹介します。
あなたの夢、目標を実現させるために、ぜひ活用してください。

１．一日の量を平均化する

頑張れる時に頑張るのは、良いことですよね。人には調子の波がありますから、調子の良い時に物事を先へ先へと進めておけば、前進し続けることができます。
しかし、頑張りすぎと適度な頑張りは、どこでラインを引けば良いのか迷いませんか？

多くの人は、頑張れそうな調子の良い時に限界まで頑張ってしまいます。そのお陰で、翌日からエネルギー切れを起こしたかのように、やる気も意欲も全く湧かず、物事を進められなくなってしまいます。
これでは、せっかく頑張った分が無駄になってしまいかねません。

そこで、一日に進める量を平均化しましょう。
どれだけ調子が悪くても、またどれだけ調子が良くても、必ずここまでは終わらせるというラインを決めます。もちろん無理なくこなせて、夢や目標を叶えられる現実的な数字です。
一度ラインを決めたら、その日の調子に関わらず、必ずそのラインまで進め切って一日を終えるように行動するだけです。

一日に進める量を平均化することで、頑張りすぎを防げます。また、調子が良くない時や意欲が低い時でも、一定のラインまで進められるので、計画の遅れを出す可能性も低められます。

２．意欲が低下している時はリフレッシュする

やる気や意欲が低下している時は、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積している可能性が非常に高いです。自覚する疲労がなくても、意欲が低下している時には疲労の蓄積を疑いましょう。

そして、そんな時には思いっきりリフレッシュするのが効果的です。
その日にやるべき事があれば、休憩時間にストレッチをして体を動かしたり、マッサージや湿布、目薬などで疲れた箇所を労るのも良いですよ。15分程度のお昼寝も、集中力を回復するのにおすすめです。

休日であれば、普段いる環境から離れ、自然の中で手足を思いっきり伸ばしてみてください。開放的な空間に身を置くことで、心身をリラックスさせてくれます。

３．シングルタスクで一点に集中する

やる気や意欲が低下している時ほど、目のついた様々なものに意識を奪われてしまいやすいです。最初は何か一つの作業しかやっていなかったはずが、気になったものを調べたり、他の作業と同時進行していたり、気が付けばマルチタスクになっています。集中力がない状態でマルチタスクをしても、どこかしらにミスが起きるでしょう。

そんな時こそ、一点集中できるシングルタスクで一つずつやるべき事を片付けていくことを意識しましょう。

あれこれ集中を乱す邪魔が入らないように、メールや電話の通知を切ったり、スマホを見えないところに置いたりして作業に集中できる環境を整えます。
連絡がしばらく取れなくても、2〜3時間程度のことです。後から折り返せば問題はないはずです。

それよりも、今自分が集中して作業を進められることが大事ではありませんか？
目の前にある作業だけに集中できれば、やる気はあとから湧いてきます。まずは、あれこれ考えが外れてしまわないように、作業環境を見直しましょう。