カウンセリングで心のトゲを抜く。カウンセリングに行くタイミングとは?

ひと昔に比べると、カウンセリングはだいぶ身近な存在となってきましたが、まだまだ敷居は高いと感じますか?
カウンセリングに行くタイミングから、カウンセリングとはどういうものかをご紹介します。日常的な心のケアとして、活用しましょう。

目次

 

カウンセリングにはどんな時に行く?

桜の写真

近年、心の不調を訴える人が増加する一方で、カウンセリングを気軽に受けてもらえる場所も増えつつあります。今までは病院や医療関係の施設の一角にあるだけだったカウンセリングルームは、現代ではオンラインで受けられる形へと変わってきました。
それにより、以前に比べて受けやすくなったと感じる人もが増えているようですね。

しかし、未だに『カウンセリングは心の病気になった人が行く場所』というイメージが強いため、カウンセリングを受けられる場所が増えても、なかなか行くまでに至りません。
欧米では、心をケアすることは体をケアすることと同じように当たり前なので、自分の心が不調だと感じたらカウンセリングで心の状態を打ち明け、常にニュートラルな状態でいられるように意識しています。
日本でも、ぜひカウンセリングを身近に感じてもらいたいです。

欧米でも日本でも、カウンセリングで行うことは変わりありません。カウンセラーには得意分野や専門分野があるので、どの分野について対応してくれるのかホームページを確認してから予約すると良いですよ。

今回は、カウンセリングを利用する三つのタイミングをご紹介します。
どれか一つでも当てはまるなと感じたら、ぜひカウンセリングを受けてみてください。

 

1.心の傷を癒すため

カウンセリングの主なイメージは、心の傷を癒すためというのが一般的です。
過去の出来事に囚われ、今を生き辛くなってしまった人の心には、癒えない傷がついています。傷は、誰にでもあるものですが、それがあるがために前に進む力を得られないと感じている人もいます。

その傷が痛くて仕方がないのに、自分一人ではどうにもできない場合、カウンセリングでその傷を癒すのです。

心の傷の癒し方は様々ですが、まずは傷ついたストーリーを自分の口から話すこと。それが心の傷を癒す行為となります。

心が傷つくと、どんな人でも自分を守ろうと必死です。「これ以上傷つきたくない」「これ以上傷つけさせない」と無意識に防衛するため、様々な問題を引き起こしながら自分を守って毎日を生き抜いています。
その傷には、その日を生き抜くために絡まった様々な問題や処理しきれない感情など、自分でも抱えきれない重みを感じているでしょう。

そんな重みを、カウンセラーに話すことで自分から下ろし、ほっと息をつける状態へと導くのがカウンセリングです。

 

2.自分と向き合うため

「自分のことは自分が一番よく理解している」と豪語する人ほど、自分のことを知らないでしょう。いざ決断という時に優柔不断になってしまうのは、まさに『自分を知らない』からです。状況に追い詰められると、人の視野はますます狭くなるばかりです。

そんな時、カウンセリングで話してみると良いですよ。
カウンセリングでは、理路整然と話せなくても大丈夫です。自分が感じていることから話し始め、ゆっくりと何と何が繋がっていて、自分はどうしていきたいのか、何が自分の行き道を塞いでいるのかなどを徐々に正しく認識していけるようになります。

それは、カウンセラーとの対話を通して自分自身の気持ちと向き合っていけるからです。

 

3.『自分らしい生き方』を見つけるため

対人関係や自分らしさなど、生きているとたくさんの悩みを持ちますね。すぐに解決できればいいのですが、中には簡単に解決できない悩みもたくさんあります。ずっと悩みを背負い続けていると、生きているのが辛く感じてしまうこともしばしばです。
そんな時にも、カウンセリングが役に立ちます。

対人関係で困っていることへの対処法、これから自分がどう対応していけば良いのか、自分らしく生きるためにできること、生き辛さを和らげるための思考など、カウンセリングを通して見つけていくことができます。

自分とは違う価値観を持つカウンセラーと対話することで、新たな気付きを得られる可能性はあります。
誰かに話すだけで良いのならば、友達や家族でもいいのでは?と思うところですが、身近な人や心理学を学んでいない人に相談すると、ほとんどの場合で相手の価値観の押し付けからくるアドバイスで話を終えることになってしまいます。

余計なアドバイスは悩みをより複雑にしてしまうケースもあるので、本当に苦しい思いをしているならば、ぜひカウンセラーに話してみてください。

 

カウンセラーを信じて話してみよう

ピンクの花の写真

悩みや問題の整理、解決の糸口を探すキッカケ、心の傷を癒すためなど、カウンセリングは様々な使い方ができます。もちろん、「ただ話を聞いてほしい」という思いにも応えます。

話を遮られず、否定されず、批判されず。そして、誰にも話したことが漏れることはない安心できる場所、それがカウンセリングです。
カウンセラーは心理学を学んでいるということもありますが、何よりも『傷つくことの痛みを知り、その痛みを和らげる手助けをしたい』という思いでこの仕事に就いています。

どんな話でも、カウンセラーを信じて話してみてください。
カウンセラーはどんな話でも、じっくりお聴きします。
そして、あなたなりの答えを見つけられるように手助けします。

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