思い詰めると判断力が鈍ってしまい、思いがけない行動を選んでしまうことがあります。
思い詰めている時の最優先事項は、『心と体を休めること』です。
目次
思い詰めた時は判断力が鈍るのはナゼ?

思い詰めて思い詰めて、ついに命を断つ選択をしてしまう。そんな話をよく聞きます。そして、それを聞いた正常な人達は皆、「そうなる前にどうにかすれば良いだけでは?」と言います。
それができていれば、初めから思い詰めてなんていませんよね。そう出来なかったから、思い詰めるに至ったのです。
これだけは覚えておいてください。
状況が一つ違う、自分の思考が少しズレるだけで、誰もがその状況になり得ると。
人は基本的にネガティブ思考です。より生きやすくなるために、ポジティブを利用しているにすぎません。根は誰もがネガティブで、その方が生命の危険を回避しやすいからです。
しかし、そのネガティブが時に密かに暴走を起こします。
人生の選択を、誰もが毎日行っています。今日どこへ行くか、誰と過ごすか、何をするか。そうやって様々な選択をしながら、今日という一日を作り、人生を作っています。
その人生の選択で、すぐに決められないという岐路がありませんか?
例えば、仕事。通貨によって衣食住を得ているこの世界では、何かしらの方法でお金を稼がなくては生きていく術がありません。
しかし、職場の環境や対人関係、仕事量の多さなどで負担がかかれば、毎日を過ごすだけでも相当なストレスです。そのストレスの中で生きていくと、徐々に選べるはずの選択肢を隠し、視野と思考を狭めてしまいます。
周りも自分と同じように満足しているわけではないと知れば、「周りも頑張っているのだから自分も我慢しなくては」と考えるでしょう。
『頑張る』ことの前では、少しくらい体調が崩れるものだと思い込もうとするでしょう。
「もっと辛い人はたくさんいる」「家族に心配かけたくない」「情けない姿を誰にも知られたくない」「今、変化したら将来が不安」など、たくさんの思い込みで自分自身を囲い込み、気が付けば『思い詰めた状態』に陥っているでしょう。
思い詰めた思考とは、次のような特徴を持っています。
- 〜しなければならない。
- 〜するのが普通。
- 〜しないと怒られる。
- 〜でないと心配をかける。
常に誰かの目を気にして、自分がほんの少し我慢をすれば問題はなくなると信じ込もうとしている状態と言えます。この思考は、どんどん自分を追い詰めていってしまうのでとても危険です。
視野を狭める思考は、最初は小さな我慢から始まります。毎日、いくつもの選択をしていて、たった一つの小さな我慢の選択なんて覚えてもいないかもしれません。だからこそ、自分の選択が人生そのものに影響を与え続けていることを忘れないでください。
その小さな我慢で、何を得られるのか?何を得ようとしているのか?
考えることを諦めないでください。
ただ、それを考える力もない場合には、考えることよりも優先すべきことがあります。今日は優先すべきその三つをご紹介します。
1.心と体を『休ませる』のが最優先
「〜するべきが普通なのに」という思い込みしか選択肢になかったら、あなたの心は極限状態かもしれません。そんな時、もう一度自分の立場や思考を振り返ってみようとしても難しいでしょう。
なぜなら、あなたの心も脳も限界を越えているからです。
そういう時に最優先するのは、休養です。
とにかく心と体を休ませて、自分の人生を考える力を取り戻しましょう。
休養する方法はいくつもありますが、限界を越えている時にアクティブレストは少々辛いかもしれません。寝たいだけ寝て、栄養バランスのとれた食事をきちんと食べることを心がけてみてください。
今まで、自分に無意識に頑張ることを強いてきました。だから、今は休むことを優先させましょう。
自分の未来に見える選択肢が、たった一つではなくいくつもあるのが見えるようになるまで、ゆっくりのんびり休みましょう。
2.『他の選択肢』を考えてみる
疲れを癒し、周りを見る余裕が出てきたら、次の段階へ進んでみましょう。
次の段階は『他の選択肢』を考えてみることです。
思い詰めた状態では、自分自身が選べる道はたった一つしかないように見えていたでしょう。他の選択肢はあるにはあるけれど、選ぶことのできない理由とセットになっていたため、選べなかったはずです。
考える余裕ができた今なら、もう一度すべての選択肢を目の前に並べて、自分の人生で何を選んだら良いかを考えてみましょう。
今、自分の利益に繋がるのは?
自分を成長させるものは?
周りの目を気にした選択肢はある?
自分がやりたいと思うことは?
今の自分に必要だと思うことは?
正解はありません。
ただ、絶対的な間違いならあります。『周りの目を気にした判断』それだけは間違いです。じっくり考えてみてください。自分を外から見ている第三者になった気持ちで、大切な人が同じ立場になっていたら自分はどう思うか、視点を変えて考えてみてください。
3.辛いところから『とりあえず逃げてみる』
たくさんの選択肢を目の前に並べると、ふと気が付くことがありますね。それは、辛い道があることです。
辛い道の中には、確かに自分を成長させることができそうな道もあります。心理学者アドラー風に考えるならば、どのような出来事が起きても、それを自分自身の糧とすれば良い。
しかし、思ったようにいかないことも多々ありますよね。
辛いから成長に繋がる。それは安易な考えなのではないかと私は考えます。
なぜなら、成長したいなら辛くない道でも構わないからです。
成長=辛いという思い込みがあるから、「成長するには辛さを乗り越える必要がある」と考えるのでしょう。しかし、辛さと成長はイコールではありません。辛くない道、自分が楽しめる道でも自分自身を成長させることはできるのです。
辛いだけの道なら、とりあえず逃げてみませんか?
「辛いことから逃げるな」と叱る声が周りから飛んでくることもありますが、それを鵜呑みにして辛いことに耐えていたら、また思い詰めた状態に陥ってしまいます。その方が、人生を前に進められなくなってしまうでしょう。
辛ければ逃げる。そして、安全な場所から他の道を探す。それでいいと思います。あえて辛いところのど真ん中を通りたいなら、その道を選択すると良いでしょう。
心を楽にしよう

人は思い詰めると、より行動的になります。自分の周りのありとあらゆるものから追い詰められたら、太刀打ちできないなら逃げるしかありません。追いかけてこないような場所まで。そんな風に、簡単に思えてしまうのです。
だから、背負った荷物を下ろして、心を楽にしてみてください。
冷静な思考や判断は、思い詰めた状態では発揮できません。緊張をほぐして、疲れを癒して、自分を冷静に見つめられるようになって、『自分はどうしたいか』の答えを見つけられます。
思い詰めていたら、休養しましょう。心も体もしっかりと休ませましょう。
考えるのは、それからで遅くありません。
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