やりたいことが『見つからない』のはどうして?

やりたいことが『見つからない』のは、どうしてだと思いますか?身近にやりたいことがないのか、それとも自分自身がやりたいことを『見つけさせないようにしている』のか。どちらだと思いますか?

目次

自分のやりたいことが『見つからない』のはどうして?

クローバーを持つ人の写真

やりたいことが見つからないと、どこへ向けて人生の舵取りをしていいのかわからず、迷子になってしまいますよね。好奇心や興味を失ったわけではなく、現状に不満がないわけでもないのに、どうしてやりたいことが『見つからない』のか。
その答えは、次の三つの中にありませんか?

1.『普通』のレールから外れることを怖がっていない?

人は、社会を形成して安全に生きてきました。そのため、社会から外れてしまうことに恐怖を感じます。例えば、周りと違うことをするのは怖い、周りから奇異の目で見られたくないなどです。
また、恥ずかしいという気持ちから、周りに同調することもあるでしょう。自分だけ失敗するのは恥ずかしいという思いがあれば、周りと違う選択には躊躇します。

そう、『普通』というレールから外れてしまうことは、存続の危機や尊厳を傷つけられてしまうかもしれないことへの恐怖を感じることが、自分自身にやりたいことを『見つけさせない』ようにしているのかもしれないのです。

ここで、「もし…」を想像してみましょう。
「もし、周りと違う行動をしても、避けられたりイジメられたり嫌われたりせず、失敗しても恥ずかしい思いをしないとしたら、何をしますか?」

『普通』のレールから、時には外れてみましょう。最初は想像だけでも、してみましょう。『普通』から外れた先には、何があると思いますか?

2.『できない理由』を探していない?

リスクを考慮して、万が一何か起きても大丈夫なように用意周到に準備しておくべき。というのが、現代では一般的ですね。
しかし、人生のあらゆる面で用意周到に準備していたら、前に進みたくても進めません。万が一の何かのために準備する時間にほとんどの時間を費やしてしまうからです。

そう、「〜だからできない」と、自分に言い訳をしていませんか?

人は損をすることが本当に嫌いです。ちょっと得をするよりも、わずかでも損をする方が耐えられないのです。
そうしたリスクとの向き合い方は、新しいことへの挑戦という段階で『できない理由』を探し始めます。

時間・お金・世間体など、できない理由はあらゆる面から引っ張り出してくることができるので、いくらでも作り出すことができます。それらがリスクだと言ってしまえば、リスクを回避するために諦めるのは正当な判断と言えるでしょう。

そうやって自分を誤魔化し続けていても、人生は満たされませんよ。
何かを失っても、何かを得られる可能性があるから、人は挑戦をやめないのですから。

3.コンフォートゾーンから抜け出すのが怖い?

心理学者マズローの5段階の欲求説によれば、人はまず安心して過ごせる環境がないと、その上の段階にある欲求を求めることも満たすこともできないとしています。
最初の段階は衣食住を満たすこと、次の段階で安全を満たすことです。その先に、愛情や承認、自己実現の欲求へと繋がっていきます。

しかし、やりたいことが常に安全の中にあるとは限りません。時には安全圏(コンフォートゾーン)から飛び出して、冒険をする必要もあるでしょう。
慣れ親しんだ場所は、安心と安全をもたらしてくれますが、自己の成長や刺激を受ける出来事は減少します。

今いる生活圏内、安心できるコンフォートゾーンの内側でやりたいことが見つからないのであれば、それはもっと広い外の世界にあるのかもしれません。
いきなり何もかもを捨てて世界に飛び出すのは、やめておいた方がいいでしょう。まずは、外の世界はどんなものか?を調べ、体験してみましょう。

やりたいことは人生の最前線にある

チューリップの写真

やりたいことがないと、メリハリがなく、ぼんやりしたまま時が過ぎていきます。
「何かしたい」という焦りだけが大きくなってしまうと、それは漠然とした不安となり、生き辛さへと変わっていくでしょう。

やりたいことを見つけてみましょう。
人生の最前線で、それはきっとあなたを待っています。

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