生き辛いのってどうして?無意識に自分を追い詰める思考とは?

生き辛いのに、人は無意識に自分を辛い状況に置いてしまうことがあります。
それはどうしてなのか、どんなケースなのか。生き辛さの原因を知って、その辛さを和らげませんか?

目次

どうして生き辛くなってしまったのか?

砂場とおもちゃの写真

「ただ普通に生きているだけなのに…」理由も原因もわからず、ただ生き辛さに苦しんでいる人はたくさんいます。自分自身では何が辛さの要因かが見つけられないため、明確な解決策を講じることができない状態です。この状態は、出口が見えなくて辛いですよね。

人は、自ら辛い状態に飛び込んでしまうことがあります。ほとんどの場合は、無意識です。
辛いとわかっているなら、そんな状況に飛び込むはずがないと思いますか?

例えば、こんなケースではどうでしょうか?
今、働いている仕事が楽しくないと感じています。けれど、元から仕事に夢があるわけではなく、生活費を稼ぐためだけに選んだ仕事なので、楽しくないのは当然と考えています。
周りを見ていると、昇進する人、転職する人、イキイキと仕事をしている人がたくさんいて、自分にはない余裕があるように見えます。

けれど、自分にはそんな人生は送れない。
なぜなら、特別な技術があるわけでもなく、人並みのことしかできず、周りからの評価も低いから。
将来のことを考えると、どうなるかわからない転職なんて選べない。
周りも同じように我慢している人もいるから。

あなたはこの状況にいたとしたら、何か変化を起こしますか?

人は、その状況が辛いとわかっていても、居続けてしまうことが多いです。それは、辛さから逃げるよりも変化そのものを恐れる気持ちを優先するから。変化させたことで、より悪い状況に陥ってしまうかもしれないと恐怖するからです。

辛さを感じている時には、そこからの変化が必要です。現状を大きく変えるのは、すぐにはできないこともあるでしょう。けれど、自分の思考はいつからでも変えられます。
思考を変えて、生き辛さを和らげませんか?

1.苦手なことを克服したい!

幼少期から「出来ないことは出来るようになろう」と教えられてきた人ほど、「出来ないことはあってはならない!」と強く思い込んでいるケースが多いです。なぜなら、そう教えられてきたから。

人の思い込みほど強い呪縛はありません。本人がそうと思い込むだけで、事実が捻じ曲がるほどのパワーがあります。たとえその状況が辛くても、「これくらいの辛さは当たり前だ」と思い込んでいれば、逃げたり回避したりする選択肢があることにも気が付きません。

けれど、人には得意不得意があります。苦手なものを人並みに出来るようにしようとすることは、得意な部分を伸ばすよりも相当な努力と時間が必要です。そして、多くの場合はそこまでには至らず、辛い失敗体験を刻むだけに終わってしまいます。

苦手なことがあっても良いと、考えを変えてみてください。苦手を克服しようとするそのエネルギーを、他のことに向けられたら、もっと何か出来ると思いませんか?

仕事のフローと同じです。成果の出にくいことは辞めた方が効率が良いですよね。苦手を克服するよりも、得意を伸ばしてたくさんの成功体験で自分を満たしていった方が、生きる楽しさを得やすくなります。

2.誰にも相談しない!

辛さとは、感情です。感情は心から外に表現しないと、いつまで経っても心の中で燻り続けて、モヤモヤしたりイライラしたりしてしまいます。
もし、困ったことや辛いことがあった時に、誰にも相談せずにいるとどうなると思いますか?

一人きりで悩みを抱えていると、問題が大きく見えてしまったり、解決に時間がかかって問題が複雑になってしまったりします。そうすると、心の中は「辛い!」「苦しい!」で満たされてしまうでしょう。

たとえ解決しないとわかっていても、気持ちを吐き出すために誰かに相談してみてください。自分がたった一人で抱えていたものを、話を聞いて理解してくれる人がいるだけで、心は軽くなります。
もしかしたら、その人からの繋がりで解決の糸口を見つけられる可能性だってあるのです。

相談は、自分の精神的な味方を増やすことです。ぜひ信頼できる人に話して、心の重石を下ろしてください。

3.良くない環境に身を置く!

自分をどんな環境に置くかで、成長しやすくなったり、自己肯定感を高めやすかったりと様々です。
あなたは今、どんな環境に身を置いていますか?

良くない環境の代表的なものは、否定的な人がいる、評価が厳しい人がいる、悪意や敵意を向ける人がいる環境です。

何をしても批判され、何かすれば悪口を言われていたら、否定される毎日に心は傷つき、辛さから逃げる気力も失っていきます。
環境そのものが良くないと、それをどうにかしようとは思わず、「自分が悪いんだ」という考えに行きつきやすく、簡単に自己否定を繰り返すようになるでしょう。そんな生き方が辛くないわけがありません。

世の中には、相性が合わない人はいますが、相性の合う人も必ずいます。一緒にいて心安らぐ人、一緒のことを楽しめる人といましょう。周りにいる人達が、あなたの環境を作っています。

生き辛さを生きやすさへ変えていこう

薔薇の写真

「〜でないといけない」なんて考え方があったら、それは単なる思い込みです。世の中で「絶対〜しなければならない」ことはありません。それぞれの視点で見えるものは変わり、それぞれの事情によって選ぶ道も違うものです。

今感じている生き辛さは、今のあなたが選択した結果です。
そこから、生きやすくなる方へと道を変えても良いのですよ。

生きやすい道を選びましょう。それは、怠惰を選ぶとは違います。自分らしくいられる環境に行き、気持ちに素直になれる思考で生きるだけです。
思考を変えて、生き方を変えて、自分を楽にしませんか?

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