生きる意味は何だろう…そう考えてしまうのは、『生きる目的』が無いからではありませんか?
生きている実感、喜びや充足感を感じられる人生を送るために、『生きる目的』を見つけましょう。
目次
生きることが楽しくないのは『目的』がないから
気持ちが落ち込んでいる時ほど、「生きる意味ってなんだろう」と考えませんか?そんなことを考えているのは、暇だからだという厳しい声を聞きますが、実は間違いではありません。
やりたいことをやって、自分の人生に熱中している人は「自分はなぜ生きているのか?」と、生きる意味を考えません。それを今まさに体現しているからです。
言い換えると、生きる意味を考えている人は『何もやることがなくて暇な状態』と言えます。要はやることがなくて、手持ち無沙汰なんです。
想像してみてください。
お互いに名前と顔は知っているくらいの知人が目の前にいて、あと数分間は同じ空間に一緒にいます。他に人はいません。
やることがないと、「何か会話をした方が良いかな?」や「何を話せばいいんだろう?」と色々考えませんか?
もし、それが親友であったなら、何を考える間もなく楽しい会話が始まりますよね。
今、生きることに辛さや空虚さを感じているならば、その原因は『生きる目的』がなくて、どこに向かえばいいかわからないからかもしれません。
人生を全力で楽しんでいる誰かのように、自分にも熱中できる何かを見つけたいと思いつつも、何の行動もできていなくて焦燥感が募っていくでしょう。それはだんだんと不安に形を変えて心の中にふつふつ湧き上がってきます。
不安が心に満ちていくのは、怖いですよね。このままどうなってしまうのか、先を考えるほど恐怖がどんどん押し寄せてくるようで、生きることが怖くなってしまう人もいます。
けれど、その恐怖も不安も『生きる目的』に向かっている時には、感じません。
生きる目的を見つけて、人生を謳歌しませんか?
毎日を全力で生きて、「楽しい!」と心の底から言える人生を、自分で作っていきませんか?
時には苦しいこともあるかもしれませんが、『生きる目的』があれば、その苦しみさえも楽しめるかもしれません。
生きる目的を見つけるのなら、次の二つの視点から探してみるのがおすすめです。そして、その目的を楽しみ続けるためのポイントもご紹介しますね。
1.やりたいことをトコトンやる
わかりやすい生きる目的の一つは、自分のやりたいことです。
昔から夢だった仕事や趣味など、自分がやりたいと思っていることをやっている時間は、生きる意味を考える暇もないほど熱中しているはずですよ。
やりたいことは何でも構いません。ただし、『対価を求めず、自分がやりたいと思ったことををやる』のが重要です。
人から勧められたことや誰かに決めてもらったことでは、意味がありません。自分で何をやるか探し、自分の心に従って決断したことをトコトンやるのです。そうでなければ、誰かにやらされている感があって、熱中することはできません。
また、その行動でお金を稼ぐことができるなど、得るものを求めるのもいけません。ただ、それをしていると楽しいからやるだけなので、そこにあわよくばを求めるのは筋違いです。
自分のやりたいことをやっていると、周りから「そんなことをして意味なんてない」と言われるでしょう。
そうなったら、人生を楽しめている証拠です。
やって楽しいことに意味を求めてくる人は、自分には熱中できるものがないから悔しくて、他の人の行動に口を出しています。
そもそも楽しむためにやっていることだから、「楽しい」以外に意味なんてありません。自分が楽しめていたら大成功です。
2.人の役に立つことをやる
生きる目的のもう一つは、貢献感です。社会全体の役に立ったり、誰か一人の役に立ったり、自分の存在やスキルで役に立てている貢献感は、生きる目的になります。
貢献感を得る行動は、それこそ盛りだくさんです。簡単なところでは、仕事です。企業に所属し、細分化された仕事を自分がやり遂げれば、それは社会全体の利益を生み出します。たとえ自分の仕事から直接結果が見えなくても、確実に自分の仕事によって社会や誰かの役に立てていますよ。
貢献感を生きる目的とした場合、使命感を持つことが重要です。
例えば、「自分のこんな作業ひとつで誰かの役に立っているわけがない」や「自分の代わりなんていくらでもいる」と考えてしまうと、途端に貢献感を失います。
自分で自分の行動を批判しているため、本来得られるはずだった貢献感をゼロにしてしまったのです。
「これが自分の成すべき仕事だ!これを一つやり遂げるごとに社会の役に立っている!」と疑わずに信じてみてください。たったそれだけで、生きる目的が確立しますよ。
3.ステップアップしていこう
どれだけ人の役に立っても、自分のやりたいことに熱中していても、そこに『変化』がないと必ず飽きてしまいます。人は安定した環境を本能的に求めますが、全く変化がないのも嫌なのです。
生きる目的が何であれ、そこに成長という変化を足していけば、いつまでも楽しみ続けることができます。
例えば、仕事であればスキルアップして仕事の幅を広げたり、業務内容を見直して改善を図ったりなどすると、喜びや達成感をさらに感じられるでしょう。
変化のペースは、ゆっくりで大丈夫です。植物の種から芽が生えて、花開いて実をつけいくように、急がずにステップアップの行程も楽しんでください。
ペースを急ぐと、「変化させなきゃいけない!」と思うようになり、変化することが目的にすり替わってしまいます。そうすると、変化に追いつけなくなる瞬間に辛くなるでしょう。
変化はスパイスです。楽しいことをより楽しくするために、飽きずにもっと熱中するために、時折入る刺激的なスパイスを楽しみましょう。
生きる意味は自分で付ける
生きる意味は、どこを探しても正解はありません。誰かにとっての正解はありますが、それが自分にも当てはまるとは限りません。
生きる意味は、自分で付けなければ意味はないのです。
あなたは、自分が生きる意味をどう付けますか?
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