何かを始める前から「自分には出来ないよ」と、自分に言い聞かせていませんか？その『思い込み』を持ち続ける限り、人生は退屈なままです。
目次
『何も出来ない』思い込みに縛られていない？
人は何者にでもなれるし、何でもやろうと思えば出来る。という言葉を聞いて、「決してそんなことはない」と否定する人が大多数ですよね。
確かに、人の可能性は未知数ではありますが、人一人に出来ることはたかが知れる程度だし、才能や環境が整えられない場合には出来ないことの方が圧倒的に多くなるでしょう。それは避けられない事実です。
決して出来ないことに挑戦し続けて、何度も苦しむような人生が果たして楽しいかと言われると、そうではないと感じるでしょう。
けれど、挑戦する前から「自分では絶対に出来ない」と『思い込む』ことも未来を失います。
何度も挑戦して失敗して、目標を達成できないことはいくらでもあるでしょう。自分の得意不得意が必ずしも『やりたいこと』と同じであるとは限らないから、出来ること出来ないことは存在しますよね。
けれど、自分に何が出来るかは、やってみないとわからないのも真実です。
納得いくまでやらずに「自分には出来ない」と思い込むことこそ、自分の未来から何かを達成できたという感覚と経験を失ってしまうのではないでしょうか？
もしかしたら、やり方を変えたら、何度か挑戦してコツを掴んだら、成功するかもしれません。それはやってみなければわからないのです。
『出来ない』とは、自分を縛る言葉です。頭の中で想像しただけで、まるで何度も挑戦した結果であるかのように断定してしまうのですから。
一度そう妄想してしまったら、その思い込みから逃れるのは簡単ではありません。『自分』が『そうなるように決めた』からです。
あなたの中に、そんな思い込みはありませんか？
挑戦していないけれど、失敗した人の話をいくつも見聞きしているから、自分にも出来ないと思い込んでいませんか？
自分を『思い込み』から解放しましょう。
もっともっと自分の可能性を信じてみましょう。
思い込みがない自分は、今よりもっと自由です。
１．思い込みを手放してみよう
自分を『出来ない』に引っ張るのは、様々な『思い込み』です。
失敗は恥ずかしいこと、周りと同じに出来ていないのはおかしいなどの『思い込み』が、何もしていない内から「自分には出来ない」と断定ようとしてしまうのです。
失敗したら、恥をかくから。だから恥をかかないように失敗しそうな出来事を回避する。
周りと同じように出来ない。それを隠すために挑戦しない。
自分を守るつもりの思考が、結果的に自分の未来からあらゆる可能性を失わせてしまっているのです。
あなたの中に「〜でないといけない」という思い込みはありませんか？
その思い込みは、あなたの思考や行動を制限していませんか？
その思い込みによって、諦めた行動はありませんか？
思い込みは、時に判断を狂わせます。それが自分の人生を左右する選択だったなら、誰かに刷り込まれた思い込みではなく、自分の本当の気持ちに従った方が、どんな結果になっても納得できるのではないでしょうか。
思い込みの鎖はとても重くて苦しいです。無意識に刷り込まれていることが多くて、自分一人では簡単に解くことはできないでしょう。
カウンセラーと対話したり、紙に気持ちを書き出したりして、ゆっくりと自分の気持ちを解いていくと、思い込みを見つけられるかもしれません。
思い込みに縛られている自分に気が付いたら、勇気を出してその思い込みを手放してみてください。
きっと楽になれるから。
２．結果を気にせず挑戦してみよう
思い込みに縛られていたことに気付き、そこから抜け出す一歩を踏み出したあなたなら、その次のステップへも進めます。
それには、小さな挑戦から初めてみませんか？
思い込みを手放したとはいえ、いきなり人生を賭けるような大きな方向転換は、心理的ハードルが高いですよね。だから、まずは挑戦することに慣れていきましょう。
挑戦はなんでも構いません。今まで自分が選ばなかった選択肢を選ぶようにして、その際は自分の気持ちをしっかりと聴き取って、心のままに行動してみましょう。
例えば、一人でカフェに行ったり、海外旅行をしたり、今までの基準を無視して、自分の気持ちが選びたい方を選ぶのです。「なんとなく気になる…」その気持ちに従ってまずは行動していきましょう。
その結果がたとえ失敗だと感じても、それで大丈夫です。挑戦の最初は失敗の数の方が圧倒的に多いです。小さな子供を思い浮かべてみれば、真四角の積み木を重ねるだけで、何度も何度も崩れてはやり直しています。あなたが小さい頃も、そうやって何度も何度も無心で挑戦し続けてきたでしょう。
それを、今もう一度始めていくだけです。
３．心からやりたいことをやってみよう
挑戦して失敗する、たまに成功することに慣れてきたら、そろそろ心からやりたいことに生きてみませんか？
人はたくさんのしがらみの中に生きています。父親だから母親だから、夫だから妻だから、学生だから社会人だから。肩書きによって背負わされている重圧のなんたる多いことか。
けれど、人一人の人生に肩書きなんて必要ありません。
自分が『自分』であれば、それで良いのです。
無責任に聞こえますか？けれど、周りを一切無視して、自分だけのために生きるのも、誰の選択肢にもあるはずです。それを選ばないのは、「そうしたくない」と思う自分がいるからです。
だから、自分らしく生きること、自分のやりたいことをやって生きることは、決して無責任ではありません。繋がりを持ちたい人とは繋がり、自分にとって不要な関係は断つ。それだけのことです。
あなたが心からやりたいことは、何ですか？
自分の心に聞いてみてください。急がなくて大丈夫です。ゆっくりと気持ちを解いて、本当の気持ちを引き出してください。
思ったように生きる『自分』になろう
人は、何にだって挑戦することができます。それが出来る・出来ないではなく、行動することで心は満たされるのです。
人生の終盤に襲いくる数々の後悔の中で、一番多いのは『挑戦しなかったこと』だと言います。
挑戦して、自分が納得するまで失敗すれば、それはそれで満足するそうです。
けれど、一度も挑戦せずに言い訳をして逃げ続けてきた人生の終盤には、「どうしてあの時、少しでもやってみようとしなかったんだろう…」という後悔が襲います。
その時の後悔は、現時点で挑戦を恐れる気持ちよりも遥かに深いでしょう。
明日、人生の最後を迎えるのだとわかったら、あなたは何をしますか？
思ったように生きてみるのではないでしょうか？
ならば、今日が最後の日だと思って行動してみませんか？
思ったように生きる自分になれるように、後悔なく人生を過ごせるように。
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