心を癒す『言葉』の力!辛い時・苦しい時にこそやってみて!

心が辛い時、苦しい時のセルフケアを試してみませんか?

目次

辛い!苦しい!そんな時にこそ心のセルフケアを!

緑のハートのイラスト

「辛い」「苦しい」と簡単に口にできない時ほど、溢れんばかりの気持ちが心に生み出されています。言葉として表現することで辛さや苦しさを吐き出し、心を少しでも軽くしようとしているのです。

けれど、実際にはどれだけ心の中が辛い気持ちでいっぱいになっていても、それを言葉にすることは難しい時が多いですよね。

簡単には弱音を吐けない環境だったり、ネガティブな言葉を言ってしまっては心が折れてしまいそうだったり、辛さや苦しさを抱えている時には、それを吐き出すことが簡単ではありません。

気持ちを飲み込んで、必死になって心の中に溜め込んでいては、いつか心に限界がきます。
誰にでも、受け入れられる容量があるのです。それを超えるほどの気持ちを抱え込んでしまった時、人は感情を封じることで自分を生かそうと働きかけます。

何に対しても無気力で、辛さや苦しさが遠のいたような気はするけれど、楽しいも嬉しいもよくわからなくなってしまうのです。
そうなってからの治療では、何年も時間をかけなくては感情を取り戻せなくなってしまうでしょう。

心を壊してしまう前に、まだ間に合ううちにセルフケアを試してみませんか?

セルフケアは、専門家に頼らずに心を自分でケアする方法です。効果に差はありますが、心にかかる負担が小さいうちならば、ストレス解消やリフレッシュとなります。
ぜひ、毎日・毎週の習慣にして、自分の心をケアしましょう。そして、心穏やかに過ごせる人生を手に入れましょう。

1.溜まった鬱憤は声に出す

気持ちは、誰にも言わず、どこにも吐き出さずにいることで居場所が失われてしまいます。
「それって、どういうこと?」と不思議に思いますか?

例えば、心をコップに見立ててみましょう。
コップの中身は空っぽです。心にストレスがかかると、そのコップの中には感情という水が注がれます。
水が溜まる量は一定ではありません。ストレスの強さに比例して多くも少なくもなります。

そのコップは、自分で中身を出すこともできます。
自分の意思でコップを掴み、傾けることでコップの外へと水を出すことができます。
どれだけ傾けるかは自分次第です。それ以前に、コップを持って中身の水を外に出すかどうかも自分で決めなくてはなりません。

コップの水を外に出さなければ、いつか水は溢れます。
それが心が限界を迎えた時です。

気持ちもコップに溜まった水のように、外に出さなければ溜まり続けます。いつかそれは心から溢れて、とんでもない暴言となって飛び出すか、言葉にならないまま心がひび割れていくかのどちらかとなるでしょう。

そこで、まずは自分の心の中に溜まった気持ちを外に出してみましょう。
気にかける点は、たった三つです。

  1. 言葉を選ばなくて良い
  2. 誰にも忖度しなくて良い
  3. 気持ちを分析しなくても良い

叫んでもいいですし、人と話すくらいの音量でも構いません。気持ちのままに声に出してください。
たくさんの気持ちが溜め込んでいると、言葉に詰まってしまって、なかなか出てこないかもしれません。少しずつで良いので、自分の心にある気持ちを言葉にして声に出してみましょう。そうしていくと、少しずつ気持ちが引っ張り出されていきます。

2.気持ちを受け止める『言葉』を言う

自分の心の中に溜まった気持ちを、声に出して吐き出すと、何だかスッキリしたような何かが空っぽになったような、そんな不思議な感覚を覚えるでしょう。

気持ちは吐き出すところが最初のステップです。そして、次のステップは吐き出した気持ちを『受け止める』ことです。

気持ちを受け止めるという行為は、話す役と聞き役を一人で行うようなイメージです。
最初のステップで気持ちを声に出したのは、話す役ですね。では、次は聞き役になってみてください。

「〜と感じていたんだね」
「本当に辛かったね」

などのように、自分の気持ちを受け止める言葉を自分自身にかけてみてください。
自分で自分を慰めているようで不思議ですが、これが不思議と心を落ち着けてくれます。

自分の大切な人に向けて言うように、自分自身の吐き出した気持ちを受け止める言葉を言ってあげましょう。

3.声に出しにくい時は日記がおすすめ

もし、声に出して言うことが苦手と感じる場合には、声ではなく文字にして吐き出しても心のケアになります。

その日に起きた出来事を書き綴る日記ですが、出来事だけを書くばかりではありません。その日の出来事と一緒に自分の気持ちを書くことで、気持ちを吐き出す効果を得られるのです。

長く書き綴っても良いですし、数行の短い日記でも大丈夫です。誰にも見せない自分だけの日記帳には、どんなことを書いても大丈夫ですよ。安心して気持ちを吐き出しましょう。

気持ちを外に吐き出そう

夕暮れの写真

苦しい時には、グッと喉の奥に詰まるような苦しさを感じませんか?
それは、心にたくさんの気持ちが溜め込まれているからではありませんか?

心は、喜びや悲しみなど色々な気持ちが生み出されるところです。悲しいや辛いといった気持ちで満たされてしまえば、嬉しさや楽しさを感じられなくなってしまいます。

心から気持ちを吐き出してください。
きっと、心が軽くなって今よりも楽になれます。

小さなセルフケアですが、気持ちに素直になる練習にもなる方法です。ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
心のケアや不調の整え方、楽に生きる方法などをご紹介しています。ぜひそちらも読んで、辛さや苦しさを手放せますように。

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