あなたは優柔不断ですか?人生における大きな岐路に立たされている時や食事のメニューを決める時など、たくさんある選択肢の中から自分が選びたいものを選べているでしょうか?
選ぶのに時間がかかりすぎてしまい、周りの迷惑を考えて適当に選んでしまっているというならば、決断できる自分になる為の2つの方法を試してみませんか?
目次
優柔不断な人が選べない理由
何を選ぶにも時間がかかり、選ぶべきものの責任が大きくなるほど、何も選べなくなってしまう人を優柔不断だといわれています。
どうして選ぶことに時間がかかってしまうのでしょうか?どうして選べないと悩みこんでしまうのでしょうか?
優柔不断な人が選べない理由の主な2つは、こちらです。
1.リスクばかりに目が向いている
優柔不断の原因のひとつに、それを選んだ結果のリスクだけを考えてしまうことがあげられます。
失敗する結果になってしまったり、自分では責任がとりきれそうになかったり、それを選んだことで受け取らざるを得ないリスクの方ばかりに目が向いてしまい、選びきれずに悩んでしまいます。
どちらを選んでも苦痛や困難があるとしたら、どちらも選びたくはないですよね。
けれど、選択肢の中には悪い面ばかりではないはずなんです。それに目を向けるよりも、最悪の事態の方ばかりに目が向いてしまうのは、次の理由が原因になっているかもしれません。
2.自信が無い
もうひとつの原因は、自分への自信のなさです。
自信がなければ、選択すること自体に消極的になってしまいます。「どうせ自分には良いものは選べない」と考えたり、過去の失敗を思い出して「また失敗する可能性は高いし」と考えたりしてしまい、選ぶことができなくなります。
リスクに目を向けたがるのも、自信の無さゆえですね。
決断できる自分になる為の2つの方法
2つの優柔不断な理由をご紹介しましたが、心当たりはありましたか?もし心当たりがあるなら、そんな自分から決断できる自分に変わりたいと思いませんか?
優柔不断なことで困ったり、悩んだりしているなら、この記事に行き当たったことは運命かもしれません。今日があなたを変える日です。
決断できる自分になる為に、2つの方法をご紹介します。やることは簡単です。まずは試してみてください。
1.選択肢を絞る
選択肢が多いほど、人は何を選ぼうか悩みます。
けれど、よく見てみると、到底選ばないだろうという選択肢が混ざっているはずです。まずは自分が選びそうにない選択肢は大幅にカットし、選ぶ範囲を絞り込んでいきましょう。考える範囲が縮んだと思うだけで、プレッシャーは弱くなります。
選択肢が絞り込めたら、そこからは悩みやすい選択肢ばかりが集まっています。そこで注目するのは、次の方法です。
2.自分の価値に照らし合わせる
心理療法ACTでもご紹介した『価値』ですが、人生の岐路での選択でも、今日のご飯のメニューでも、自分の価値と照らし合わせることで、選びやすくなります。
(参考記事はこちらから【人生の『わからない』を解決するのは自分の指針だけ】)
価値は、自分がどうありたいかを示すものです。価値という客観的な視点から、自分は何を選ぶかを考えてみると、自然と答えが選び取れるはずです。
選択に良い悪いはない
最後にひとつだけ覚えておいてほしい言葉があります。
選択に良いも悪いもないということです。
それを選んだことで、あなたの未来に良い結果もしくは悪い結果がもたらされるかもしれません。けれど、それを選んだこと自体に良いも悪いもないんです。その時のあなたが「これがいい」と考えて選んだもの、その選択自体を否定してしまっては、それを選んでからの自分の全てを否定するのと同じです。
選択した結果が悪かろうと、そういう結果になっただけのこと。「選ばなきゃよかった」と思うのは、結果を知ってからの感想でしかありません。選んだ時は、確かにそうしようと思っていた自分までを否定してしまわないでください。
選択は多すぎるほど迷ってしまいますが、少なすぎると自由がないと感じますよね。選べるという幸運に感謝しながら、あなたの為の選択ができますように。
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