幸せのアップデートをしよう。あなたの幸せは変化している？

2021/09/17

幸せは、いつまでも変わらないと思いますか？
変わらない幸せもあって、あなたの成長とともに変化していく幸せもあります。

幸せのアップデートをしてみませんか？

人は変化する生き物

人は変化したくないと考えていても、本能では常に成長（変化）を求めてしまう生き物です。生き残る為には、生きている環境に合わせる必要があるからこそ、人は変化し続けています。
あなたも、実は小さくても変化をし続けながら生きていますよ。

大きな流れで見てみると、一般的な幸せの形は時代ごとに変わってきました。
昭和の頃、男性は一家の大黒柱と呼ばれ、家計をひとりで支え、家族を不自由なく生活させる為に全力で働きます。家の中のこと、家事や育児は女性の仕事と呼ばれ、働きに全力を尽くす夫を影ながら支え、子供を産み育てます。
一軒の家を持ち、車を持ち、定年で退職するまで夫婦はそれぞれの役割に全力を尽くし、やがて子育てが終われば、やっとゆっくりと夫婦二人で過ごす時間が幸せと呼ばれていました。

平成になると、少しずつその幸せの形に変化が訪れました。
労働環境の変化により、終身雇用が廃止され、成人ひとりが生涯に稼げる金額が大きく下がりました。それに伴い、女性も男性と同じような労働条件で働き続ける選択肢が現れ、共働きを選ぶ夫婦が増えました。
持家を持つことは昭和の頃から変わらない幸せの形ではあっても、それは幸せの形のひとつというだけであって、誰もが目指す幸せとは呼ばなくなりました。

令和になり、共働きは大多数が選ぶ当たり前の選択となりました。働き方も大きく変わり、会社に所属するのではなく、成果を提供する形へと変わっていきました。
多くを持つことが幸せとされていた考え方が、必要なものを必要なだけ持つという考え方に変わり、家族構成もコンパクトなものへと変化しました。
近隣との関わり合いは減ったものの、インターネットで世界との繋がりが増え、様々な文化の違いの中から、自分たちに合った幸せを選ぶようになってきています。

周囲の環境が数十年でここまで大きく変わっていき、その流れの中にいる私達は影響を受けずにいることはできません。
環境は、思考をつくり上げる元になるものです。変化し続けている世界の中で、あなたの思考も生き方も、そして幸せも変化してきていませんか？

幸せの形も変化する

人は常に変化している生き物。だから何が幸せと感じられるかは、変わっていないようで変わっています。「幸せじゃないな。楽しくないな」と感じることが増えたら、幸せのアップデートをしてみてください。

何を幸せと感じるか、やはり見聞きする以外に方法はありません。食べてみなければ味がわからないのと同じです。
幸せのアップデートも、体験してみることからはじめてみてください。

まずは、興味のあることを探しましょう。
今の環境で幸せを感じられないでいるなら、今とは違ったところに幸せがあるかもしれません。いつも家で過ごすことが多いなら、家の外に探しに出てみましょう。
興味のありそうなものを見つけたら、とりあえず体験です。やってみて面白ければ、もう少しやってみればいい。やってみて面白くなければ次を探せばいい。

必ず何かが見つかるとは限りません。その探しているという行動そのものさえも楽しむつもりで、気楽に好奇心を働かせてみましょう。

新しいものに出会いに行きましょう。
今まで会ったこともない業界の人と話してみたり、体験したことのないアクティビティをやってみたり。今まで避けていたことを、あえて試してみるのもいいですね。
過去の自分になかった出会いの中に、新しい幸せが見つかることもあります。