年末年始の休日を利用して、今の自分から大きく飛躍してみませんか?
自分を変えるには、時間も根気も必要です。その中でも特に、外部から余計な影響を受けないことは、とても重要です。
長い休日の間に、自分を変える術を学んでみませんか?
目次
思考を変えると人生が変わる?
人は、自分が見たい世界を見ています。それがどれだけ幸福な世界でも、残忍な世界でも、自分自身がそうと望んだ結果に見える世界なのです。
思考は、カメラのようなものです。見たい部分に焦点を当て、見たいように世界を見せます。
では、思考を変えると、見える世界は一変すると思いますか?
思考によって見える世界が変わるならば、見え感じる世界は大きく変わることになります。
あなたが今見ている世界は、変えたいと思うような世界ですか?
もしそうなら、あなたの思考を変えて、あなたが生きやすい世界に、楽に生きられる世界に変えてみませんか?
今のあなたには、世界はどんな風に見えているでしょうか。
世界をそういう風に見ている自分の思考はに意識を向けてみましょう。
思考が歪んでいれば、見える世界も歪みます。
まずは、あなたが持つ思考を変える一歩を踏み出してみてください。
1.思い込みをやめよう
人は誰でも、何かしらの思い込みや固定観念を持って世界を見ています。世界というと、とても大きく広く考えてしまいますが、自分の生きている範囲をイメージしてください。あなたが生きている場所、それがあなたの世界です。
あなたが生きている世界では、あなたの思い込みによって歪められている情報がたくさんあります。
例えば、道路で騒がしく声を上げる人に対して、あなたはどんな気持ちを抱くでしょうか。
うるさいな、と思いますか?
公共の場でマナーのなっていない人だ、と思いますか?
それは、あなたの思い込みから作り出された事実に他なりません。
先ほどの状況に、ひとつ情報を加えてみましょう。道路で騒がしく声を上げている人の傍に、倒れている人がいます。その状況を見て、あなたは何を考えますか?
事故かな?と思うでしょうか、それとも病気かな?と思うでしょうか。どちらにしても、先ほどとは全く違った考えに至りますね。
思い込みは、無意識下で働き続けています。価値観、思考、倫理、マナーなど様々な『こうあるべき』という思い込みが、あなたの目に覆いかぶさり、世界を歪めています。
物事に遭遇した瞬間では、誰もが思い込みのカメラを通して世界を見ていますが、ひと呼吸ついた後は人それぞれに対応が分かれます。
ある人は、自分の思い込みを鵜呑みにして、相手を非難しするでしょう。
ある人は、自分の思い込みを一度忘れて、相手の立場になって再考するでしょう。
この『再考する』ことが、思い込みをやめる方法です。
思い込みをやめると、人との関係にヒビを入れる確率はグンと下がります。そして、ストレスを抱える割合も下がります。そうなるだけでも、生きやすくなると思いませんか?
2.問題の見方を変えよう
人生には、様々な困難が立ち塞がりますね。全力を尽くして乗り越えられるものもあれば、時には解決も回避もできず、どうにもならない困難がやってくることもあります。
人は、問題の一面に意識が向きがちです。特に「これは大きな問題だ」と思ったものに対しては、実際以上の困難があるかのように思い込んでしまい、行動すらできなくなってしまう場合もあります。ここでも、『思い込み』が人生を困難へと導いていますね。
そんな時は、問題の見方を変えましょう。真に問題を解決するには、問題の見方そのものを変えて、他の面も見られるようになることです。
例えば、結婚生活に愛が感じられなくなったという問題が立ち塞がった場合を考えてみましょう。配偶者から愛情ある態度が見受けられなくなり、会話もほとんどなくなり、まるで空気のような存在の同居人がいるだけの生活。結婚当初こそ、会話を楽しみ、一緒に料理をしたこともあったけれど、今ではそれも無くなってしまいました。
この問題の見方を変えてみると、どうなるでしょうか。
結婚生活に愛情が感じられないことが問題ですか?
その問題は、相手側にだけ不備があるのでしょうか?
相手の不備や欠点に意識を向けすぎて、楽しい会話や結婚の幸せを相手に依存していないでしょうか?
「こうあるべき」という考えに陥り、問題を大きくしていないでしょうか?
答えを急ぐ前に、問題の見方を変えてみてください。見えていなかった部分が見えたり、知らなかった情報に気が付くことがあります。
そうすると、先ほどまで見えていた問題自体が変化し、対応も変わってきますね。
ひとつずつ積み重ねて変化する
今回は、『視点』についてご紹介しました。思い込みや問題の見方を変えれば、今まで困難だった道のりが、急に楽なものに変わっていくでしょう。
物事をどう捉えるか。その為には、一点から見るだけでは足りません。
『思い込み』で物事を見るのをやめ、いくつもの別の視点で問題を捉えれば、問題自体が自然消滅してしまうこともあります。本当は問題ですらなかったのに、自分自身がそれを「問題だ」と認識させていただけかもしれないのです。
あなたが生きている世界を、生きやすい世界にいたいと思うなら、世界を変えるのではなく、自分の内側から変化を起こしていくことです。問題の見方、思い込みをやめることは、その一歩目です。
世界は、あなたの見方で変わります。あなたがどう捉えるかで変わります。
あなたが楽に生きられるように、あなたの内面に変化を起こしていきましょう。
ひとっ飛びには、願いは叶えられません。
小さな一歩を繰り返して歩いて、目的の地へと到達できるのです。
今日の一歩を、積み重ねていきましょう。
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