行動できない。ただそれだけで、自信を失ってしまいます。
自分自身の不出来を嘆き、自信を失っていませんか？
その悪循環を止めませんか？
目次
行動できないと自信まで失う
前回と前々回は、行動できない理由のタイプ別に行動できる人になる為の方法をご紹介しました。今回は、別の視点から行動できないを行動できるに変えていく方法をご紹介します。
何かに影響を受けたり、興味のあるものを目にしたりすると、「やってみたいな」という純粋な気持ちが湧き上がりますよね。
けれど、その先が人によって大きく対応が分かれます。
ある人は、即行動し、体験してみようと動き出しますが、ある人は、それに関する情報を集められるだけ集めようとします。またある人は、色々と考えて、自分にできるかできないかを想像だけで判断しようとします。
結局、行動できた人はどの人だと思いますか？
いざ行動となると、できなくなってしまう人は少なくありません。決意するだけでは、人は動けないのです。
さらによくないのは、行動できなかったことで自信さえも失っていってしまうこと。自信を失ってしまっては、何もできなくなってしまいます。
下の図のような一連の流れを経験したことは、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。
行動しようと決意するも、動き出せずに時間だけが過ぎ去り、行動できなかったという経験を得てしまう。その結果、行動できなかった自分を強く後悔し、徐々に自信を失っていき、再び行動するチャンスが訪れても、「どうせまた行動できないし」と考えてしまう。
人は、失敗した後悔よりも、何もしなかった後悔の方が強く残ります。行動できなかった経験は、後々になっても何度も思い出しては、自信を喪失させてしまうほど強いマイナスのイメージを持っているのです。
行動できなかった後悔で失ってしまった自信を取り戻すには、行動しかありません。けれど、自信が無いから行動できないのに、どうやって行動すればいいのかわかりませんよね。
これからご紹介する三つの方法は、自信の無い人が始める最初の一歩です。前に進むのは、大きな一歩でなくてもいい。小さくても、半分以下でも、わずかでも前に進むことが大切と体験してみてください。
１．二分だけやる
行動できない人は、行動するキッカケやタイミングを待ってしまいますが、やる気と同じく待ってもやってきてはくれません。自分が動き出す以外に、方法はないのです。
けれど、それではまだハードルが高いですよね。
そこで、圧倒的に短い時間を設定してやってみてください。
二分間。時計の秒針が二周する分だけやってみることを考えたら、だいぶハードルが下がった気がしませんか？
大きな目標ほど掲げやすいですが、そこに至るには長い時間が必要です。そう考えてしまうだけで、行動する気持ちを失ってしまいやすいですよね。
まずは、一歩。今日の一歩だけを考えてみてください。
小さな一歩を今日踏み出す。それだけならば、達成できそうではありませんか？
２．小さな事からやる
自信が無い時は、何もかも上手くいかないイメージしか持てませんね。そんな時に、大きな目標を掲げても、何から手をつけていいのか、どう行動すればいいのか考えがまとまらず、行動を渋ってばかりになってしまいます。
まずは、必要なことを書き出してみましょう。
目標達成の為に必要なこと、今できること、今できないことを書き出していくと、順番や優先順位がつけられていきます。最初にやるべき内容の中から、今の自分にもできそうな小さな事を探し、一つずつ挑戦してみてください。
大きな目標ではなく、その中のたった一つの挑戦だけと考えたら、やってみてもいいかもしれないと考えやすいです。
また、必要なことを書き出すことは、何からやればいいかわからないという不安も解消してくれます。
３．「できなくて当たり前」でやる
行動する前に失敗のイメージを膨らませてしまうのは、いざ失敗した時に受けるダメージを減らす為でもあります。あらかじめ想定しておけば、実際にそうなった時に心の準備はできていますからね。
けれど、失敗のイメージが強すぎれば、怖くて行動に移すことができなくなってしまいます。
「できなくて当たり前」と何度も唱えてみてください。
挑戦は、失敗の連続とたった一回の成功がセットです。失敗は最初の挑戦の時だけでなく、何度挑戦しても必ず付いてくるもの。そう思っていれば、失敗を何回か繰り返したところで、さらに自信を失うリスクを減らせます。
成功をイメージすることは大切ですが、成功するしか道が無いと思い込んでしまわないように、気をつけてください。失敗することは悪いことではないと、忘れずにいましょう。
楽に考えていこう
間違いの無い人生。失敗の無い人生。そんな人生を送れたら、楽しいのでしょうか？
大人になるほど、失敗や間違いが怖くなりますね。それは、人から見られていることを気にしたり、カッコつけたいという気持ちがあったり、自分を今よりよく見せたいという思いがあるからです。
けれど、成功だけするのは不可能ですよね。
失敗しても、人生が終わるわけではありません。何度も挑戦したっていいし、別のことをやってみてもいい。全ては自分で好きに選んでいいのです。
「〜しなければならない」ことは、この世の中にそう多くありません。何でも厳しく自分を戒めるよりも、余裕を持って楽に考えてみてください。今よりも、もっと人生の選択肢が増えませんか？
あなたらしい人生を送れるように。
失敗も楽しい経験と思えるように。
楽に考えていきませんか？
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