自分と向かい合うことは、自分を変える為に必要なステップです。
しかし、そのステップがとても辛く苦しい体験となってしまい、自分を変えることを諦めてしまう人もいます。
何度も諦めて、何度も向かい合いませんか?
何度やり直しても、1mmでも進めたらいいのです。
目次
『自分を知る』のは苦しい
今よりも良くなりたい。そう願うのは人の本能なのかもしれませんね。より良い人生を目指す人は、自分をさらに高めようとします。
けれど、その時に必要となるのが『今の自分を知ること』です。
本当の自分。
心の奥底に沈めた本音。
自分自身のことであっても、意外と知らないことは多いものです。そして、それらを知ろうとするのは自分と向き合うということ。それは想像する以上に、苦しい思いをします。
見たくなかった。
知りたくなかった。
そんな自分じゃないはずだった。
素の自分だと思っていた姿は、実は脚色されていたと知った時、それを認めたくない気持ちが湧き上がります。
辛い現実を知ってしまうと、それから目を背けて幻想の中へと逃げ込もうとするのもまた、人の本能です。
辛すぎるものと向き合うのは、簡単ではありませんよね。
あなたにも経験があるのではないでしょうか。
心理学やマンダラ手帳など、自分を変える方法を試した時、思わぬ自分の本音を知ってしまったこと。そして、その本音から目を背ける為に、行動するのをやめてしまったこと。
今を変える為、自分を変える為には、自分でも知らなかった自分自身を知り、受け入れなければ先へは進めません。
けれど、それが辛くて苦しいから変わることができないと諦めてしまえば、変えることはできません。
一度きりで大きな変化をしようとは考えなくていいのではないですか?
辛くても苦しくても、最短のゴールを目指さなければいけないわけではありませんよね?
もっと時間をかけていきましょう。
1.すぐに受け入れられなくていい
脚色ひとつしない素の自分自身と向き合うのは、想像する以上に難しいことです。
こんなはずじゃなかった、見たくなかったと思うでしょう。
けれど、そんな風になってしまうのは当たり前です。
人は、自分自身さえも騙して生きているもの。間違っていたとしても、生きやすいように。なるべく傷つかなくていい生き方を自然と選んでいます。
自分が望んでいない選択を、まさか選んでいると気がついた時には、すぐには受けいけられなくて当然です。
本音の自分に驚いても問題ありません。今まで知らなかったし、予想した自分ではないのですから、驚くのも無理はありません。すぐに受け入れられないからといって、それがいけないわけではないのです。
すぐに受け入れられない自分を許してあげてください。
簡単ではない事をやろうとしています。向き合おうとする自分を褒めてあげてください。
2.否定はしない
素の自分自身、心の奥底にある本音をすぐに受け入れられない人が、やってしまいがちなのが、本音の自分を否定してしまうことです。
否定は、自分自身を壊してしまう行為です。行き場のなかった思いが、より行き場を無くし、自分自身を追い詰めてしまいます。
否定はしないでください。
否定することで、未来はひらけません。
誰だって、間違いながら生きています。間違ったら、直せばいいのです。間違ったことを無かったことにしようとし、過去の自分を、現在の自分を否定しなくてもいいのです。
3.時間をかけよう
自分を知ることには、時間がかかります。それは、知らなかった部分が多いからではなく、知らなかった本当の自分自身を受け入れていくことに時間がかかるのです。
ひとつ本音の自分を知ったら、それをゆっくりと時間をかけて受け入れていってください。
すぐに受け入れられなくて大丈夫です。
何度も目を背けて構いません。
背ける度に、何度も見つめ直しましょう。
時間がかかって当然です。今まで向かい合うことを無意識に避けていた部分です。
時間をかけて、ゆっくりと見つめ直し、受け入れるのはそれからで大丈夫。
急がなくていいのです。
自分らしさは自分を知ることから始まる
見せかけだけではない本当の自分らしさ、自分らしい生き方、楽な生き方は、自分自身を知ることから始まります。
それは、想像しているよりも辛いと感じる時もあるでしょう。苦しくて、何度も目を背けて、何度も諦めてしまうでしょう。
それでも、何度も向き合おうとするほど、徐々に本音の自分自身との距離が近づいていきます。
認めること、受け入れること、自分を知ること。それらに焦りは必要ありません。いくらでも時間をかけていきましょう。
焦らず、あなたのペースで進めていけばいい。
自分らしい人生を。
楽に生きる思考を。
人生が楽しいものであるように、自分を変えていきましょう。
SNSやってます!
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!